LUCY ルーシーの紹介:2014年フランス作品 リュック・ベッソン監督がスカーレット・ヨハンソンとタッグを組んで描くアクションエンターテインメント LUCY ルーシー。覚醒した脳が100%機能して人間離れした能力をもったヒロインの予測不可能な戦いを、アメリカ、フランス、台湾を舞台に描く。モーガン・フリーマン、チェ・ミンシクら出演者が脇を固める。
監督:リュック・ベッソン 出演: スカーレット・ヨハンソン(ルーシー)、モーガン・フリーマン(ノーマン博士)、チェ・ミンシク(マフィアのボス)、アムール・ワケド(ピエール・デル・リオ)、アナリー・ティプトン(キャロライン)ほか
映画「LUCY ルーシー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「LUCY ルーシー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
LUCY ルーシーの予告編 動画
映画「LUCY ルーシー」解説
この解説記事には映画「LUCY ルーシー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
LUCY ルーシーのネタバレあらすじ:発端
スカーレット・ヨハンソン演じるヒロイン(ルーシー)が知り合いの男性からケースをドラッグが入っているとも知らずに、「オールドボーイ」のチェ・ミンシクが演じるマフィアに届けるところからストーリーは始まる。
マフィアにドラッグを届けたところで、運悪くルーシーはそのドラッグの運び屋にされてしまう(腹部を切られて、ドラック入りの袋を腹に入れられて)。
LUCY ルーシーのネタバレあらすじ:展開
ドラッグの運び屋は、ルーシー以外に3人おり、それぞれが、ヨーロッパのパリ、ベルリン、ローマ、ロンドン(だったと思うが正確には覚えていない)に向かわせられる。
ルーシーはその途中で、監視役の男から腹部を蹴られたときに、腹の中の袋がやぶけて、そこからドラッグが体内に流れ出し、これが、ストーリーの展開上は、ルーシーの脳の使用率を通常の10%から20%・・・と段々高めていく発端になる。常人は10%脳を使用するとストーリー上はなっていて、その語り部が、モーガン・フリーマンが演じる脳科学者のノーマン博士である。
脳の使用率が20%の状態で、監視役の男性数名を射殺して逃走したルーシーは、残りの3人の向かった先を突き止めて、パリ市警の麻薬課の責任者の警官と協力し、ドラッグがヨーロッパに出回るのを阻止しようとする。
LUCY ルーシーのネタバレあらすじ:覚醒
ここから先は色々なとらえ方があると思うのだが、ストーリー上では、ドラッグを追加で摂取しないと体がもたない設定となっていて、ルーシーはドラッグを摂取するたびに、脳の使用率が100%に向かって段々と上がっていく。
チェ・ミンシクがボスを演じるマフィアも、ドラッグを追ってヨーロッパに向かう。そして、マフィアと、ルーシーと、パリ市警と、脳科学者たちとがからみあって、最後は、脳科学者の研究室に集結する。
LUCY ルーシーの結末:最後
脳科学者の研究室において、残りのすべての袋に入ったドラッグをルーシーは体に取り込んでしまう。そして、ルーシーの脳の使用率が段々と100%に近づいていく。時を同じくして、ルーシーの体内に吸収されてしまってないはずのドラッグをまだあるものと思って、マフィアが研究室に警察との間で銃撃戦を繰り返しながら接近してくる。そして、マフィアの頭(チェ・ミンシク)が研究室に入るときに、ルーシーも脳の使用率100%を達成するのだが、100%を達成したときルーシーは消えてしまう。
そして、”I am everywhre. (私はどこにでもいる)” という言葉を残してストーリーは終わる。
「LUCY ルーシー」感想・レビュー
-
人間の脳の100%を発揮したらどうなるのか、という映画。そもそもの映画の時間が短いですし、覚醒の段階がかなり速いためすごくテンポが良く、スピード感あふれるので爽快な気分になります。100%になるにつれて何が解放されたのか私自身分からない部分もありました。深く考えなければそのまま楽しく見れる映画かなと思います。
-
脳を100%まで覚醒させていくルーシーが颯爽としていて観ていて格好良いです。冒頭の薬の運び屋にされるまでの怯えた様子からは想像できないほど変わっていく姿を思い出しては何度か観ています
。
自由な映像描写を、感覚的に楽しむ作品であると思います。ルーシーの脳の覚醒率が、20%~50%ぐらいの時が一番面白かったです。かなり早いタイミングであらゆる事が可能になるので、このままいくとどうなるのか?とストーリーを追っていても不安になりました。しかし最終的には、時空を超えて類人猿に会いに行き、ETポーズを決めるとは!何が出てくるか想像つかなくてそこが良かったです。