ベイマックス/帰ってきたベイマックスの紹介:2017年アメリカ映画。ディズニーの大ヒットアニメ映画『ベイマックス』(2014年)とその続編であるテレビアニメシリーズ『ベイマックス・ザ・シリーズ』の間を繋ぐスペシャルエピソードです。映画での死闘の後、大学生となった主人公ヒロは死んだはずのベイマックスを復活させ、仲間たちと共にヒーローチーム“ビッグ・ヒーロー6”を結成して悪との新たな戦いに臨んでいきます。
監督:ステファン・ヘンベルド、ベン・ユウォノ 声の出演:ライアン・ポッター(ヒロ・ハマダ)、スコット・アドシット(ベイマックス)、ジェネシス・ロドリゲス(ハニー・レモン)、ブルックス・ウィーラン(フレッド)、ジェイミー・チャン(ゴー・ゴー)、カリー・ペイトン(ワサビ)、マーヤ・ルドルフ(キャス・ハマダ)、ダニエル・ヘニー(タダシ・ハマダ)ほか
映画「ベイマックス/帰ってきたベイマックス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ベイマックス/帰ってきたベイマックス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ベイマックス/帰ってきたベイマックスの予告編 動画
映画「ベイマックス/帰ってきたベイマックス」解説
この解説記事には映画「ベイマックス/帰ってきたベイマックス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ベイマックス/帰ってきたベイマックスのネタバレあらすじ:起
14歳にしてサンフランソウキョウ工科大学への入学が決まったヒロ・ハマダ(ライアン・ポッター)は、亡き兄タダシ(ダニエル・ヘニー)との思い出に浸っていました。キャス叔母さん(マーヤ・ルドルフ)に見送られたヒロは仲間のハニー・レモン(ジェネシス・ロドリゲス)、フレッド(ブルックス・ウィーラン)、ゴー・ゴー(ジェイミー・チャン)、ワサビ(カリー・ペイトン)と共に大学へ初登校しました。
仲間たちに校内を案内してもらったヒロは、ロボット研究所の中にタダシのラボを見つけ、死んだはずのロボット“ベイマックス”(スコット・アドシット)の右腕とそれに握られていたデータカードを発見しました。
その頃、フレッドはサンフランソウキョウの街を守るヒーロー活動の継続を仲間たちに呼びかけていましたが、仲間たちにその気は全くありませんでした。一方、ヒロと過去に因縁のあるヤクザのボスのミスター・ヤマ(ポール・ブリッグス)は何者かから謎の依頼を受けていました。
ヒロは学生部長のグランビル教授(ジェニファー・ルイス)から「まだ早い」との理由でタダシのラボの使用禁止を命じられていましたが、兄の遺した設計図を基に自力で復活させようと試み、骨格までは復元しましたが暴走してしまいます。
ベイマックス/帰ってきたベイマックスのネタバレあらすじ:承
フレッドにせかされる形で渋々街のパトロールに出た仲間たちでしたが、臨月の妊婦を乗せた車を車泥棒が盗んだ車と勘違いしてしまいます。一方、暴走が止まらず街へ繰り出していったベイマックスの骨格を追うヒロはヤマの一味に絡まれ、骨格を人質に取ったヤマはヒロにグランビルの机から“あるもの”を盗んでくるよう命じました。ヒロはフレッドに助けを求め、一旦盗んだ後でヤマから奪い返す作戦を立てました。
まんまと“あるもの”を盗んだヒロとフレッドはヤマの根城である“ラッキー横丁”に向かいましたが、ヤマは約束を反故にして二人を牢獄へ監禁してしまいます。ヒロとフレッドは脱走に失敗して殺されそうになりましたが、ベイマックスのナビ機能で居場所を突き止めたハニー、ゴー・ゴー、ワサビが助けに駆け付けました。仲間たちはヤマ一味を片付けると、骨格を回収してフレッドの執事ヒースクリフ(デイビッド・ショーネシー)のヘリコプターで脱出しました。奪還した“あるもの”は密かにグランビルの机に戻しておきました。
ベイマックス/帰ってきたベイマックスのネタバレあらすじ:転
ベイマックスは遂に完全復活を果たし、ヒロやキャス叔母さんと喜びを分かち合いましたが、ヤマはベイマックスの骨格をコピーした悪のロボット軍団を作り上げていました。謎の依頼主にロボット軍団を披露したヤマでしたが、それでも依頼主は“あるもの”にこだわっていました。その頃、フレッドは仲間たちに新たなヒーローチーム“ビッグ・ヒーロー6”の結成を持ち掛けますが誰ひとり乗り気な者はおらず、ラボの無断使用をグランビルに咎められたヒロにも断られてしまいます。
そんなある日、街にヤマのロボット軍団が現れて人々を襲い、ヒロがベイマックスの強化アーマーを作っている間にフレッドたちは街に出てロボットたちと交戦しました。ところがそれはヤマの陽動作戦であり、ヤマはロボット軍団の本隊を引き連れて学校に侵入、ヒロとベイマックスは自分たちだけで食い止めようとしましたが、ベイマックスはロボットとの交戦でボディが破損してしまいます。ヒロはそれを逆手に取ってベイマックスを偵察に向かわせたところ、グランビルの部屋を荒らしていたヤマたちに見つかってしまいます。その時、“あるもの”に触れたロボット1体がパワーアップして狂暴化し、オーバーヒートを起こしてダウンしました。駆け付けた仲間たちに助けられたヒロはベイマックスを応急処置して強化アーマーを装着させ、自らもパワードスーツを身にまとい、「間違いを糺す」として“ビッグ・ヒーロー6”の結成を宣言しました。
ベイマックス/帰ってきたベイマックスの結末
ヒロたちは“あるもの”が電気を使うものに絶大なパワーを与える危険な代物であることを知り、それを持って逃げたヤマの後を追いました。その頃、ヤマの持っていた“あるもの”は暴走を始め、キャス叔母さんの乗った電車を取り込んでしまいます。ビッグ・ヒーロー6は何とか電車の暴走を食い止めてキャス叔母さんや乗客たちの命を救い、“あるもの”を回収したヒロとベイマックスは街の上空に飛んで破壊、街を危機から救いました。翌日、ヒロは荒らされた部屋を片付けていたグランビルのもとを訪れ、タダシのラボを使わせてもらえる許可を得ました。こうしてヒロたちは今回の騒動を機に改めてヒーローとして街の平和を守る決意を固めました。そんなヒロたちに依頼主と思われる謎の人物が注目していました。
ヒロはバッテリー切れを起こしたベイマックスの改良に取り掛かりますが、かえってお節介焼きになってしまったため、このままでいいやと改良を断念しました。それからベイマックスはゴー・ゴーと危険なローラースケート遊びに興じたり、ワサビからヨガを教えてもらったり、キャス叔母さんの愛猫“モチ”の面倒を見たり、フレッドからヒーロー活動以外の日常の過ごし方について研究したり、ハニーとテニスをしたりと楽しいひと時を過ごしていました。
以上、映画「ベイマックス/帰ってきたベイマックス」のあらすじと結末でした。
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