キングスマンの紹介:2014年イギリス映画。どの国にも属さない世界最強のスパイ機関「キングスマン」の活躍と、任務中に亡くなった父の後を継ぐ羽目になった平凡な青年が、状況に流されながらも、一端のスパイに成長する過程を、ユーモアを交えながら描いた作品である。
監督 :マシュー・ヴォーン 出演:コリン・ファース(ハリー・ハート)、マイケル・ケイン(アーサー)、タロン・エガートン(ゲイリー・“エグジー”・アンウィン)、マーク・ストロング(マーリン)、ソフィア・ブテラ(ガゼル)、サミュエル・L・ジャクソン(リッチモンド・ヴァレンタイン)ほか
映画「キングスマン(2014年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キングスマン(2014年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キングスマン(2014年)」解説
この解説記事には映画「キングスマン(2014年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キングスマンのネタバレあらすじ1
ロンドンの高級テーラー「キングスマン」は表向きだけで、実はどこの国にも属せず、難解な事件やテロリズムを解決するスパイ組織の拠点である。海兵隊を辞めたエグジ―は無為に毎日を過ごしていた。エグジ―の父は「キングスマン」の候補生だったが、17年前殉職していた。夫を亡くした母も荒れた生活を送りチンピラの情婦となっていた。ある日エグジ―は盗んだ車で暴走し逮捕される。取調室で幼いころもらったメダルの番号に電話をしてみた。訳が分からないまま釈放されたエグジ―の前にハリーがいた。
キングスマンのネタバレあらすじ2
そんなある日の事、エグジ―のが盗んだ車の持ち主が仕返しにやってきた。エグジ―は間一髪ハリーに助けられる。その華麗な戦いぶりに魅了されるエグジ―だった。その後もチンピラに追いかけまわされるエグジ―だったが素早い身のこなしでにげきる。「キングスマン」のメンバーで、エグジ―の父に命を救われたハリーは、欠けたメンバーの候補生として、エグジ―の頭脳や身体能力に目を止めスカウトする。だがエージェントの候補生は多くいて、家柄は良いが意義の悪い候補生たちと、水攻めや、犬の訓練、軍用機からの落下等一風変わった、だが過酷な試練に耐え、最終候補まで残ったエグジ―だが、合格したのはライバルのロキシ―だった。
キングスマンのネタバレあらすじ3
一方ハリーは人類存亡の危機に関わる巨大な陰謀を探っていた。この陰謀にヴァレンタインという実業家が関わっているということを突き止めた。ヴァレンタインの過激な環境保護の思想の持ち主で、人口を減らす事が最善だとし、人間が凶暴化して、互いを攻撃しあう音響装置を開発しSIMカードを利用して計画の実行を準備する。ある教会で予行が行われたのだが、そこにハリーがいた。訳も分からないまま巻き込まれたハリーだが、事を納め、意識が朦朧とした中ヴァレンタインに殺されてしまう。エグジ―は「キングスマン」内部にもヴァレンタインの支持者がいることに気が付く。アーサーだった。信用できるのは、指導教官のマーリンとロキシ―だけだ。
キングスマンの結末
ハリーの仇を取るために、ヴァレンタインの秘密基地を見つけマーリン、ロキシ―と共に戦いを挑む。そこには選ばれた政治家や富豪たちが、全世界の人々へ破滅の信号を送るカウントダウンをまっていた。信号を止めるにその信号を送る衛星を破壊することになった。ロキシ―は信号を送る衛星を破壊することになり、エグジ―は敵のノートパソコンを奪いシステムを掌握する。間一髪の戦いの末、危機は掌握されたかに見えたが、ヴァレンタインの手下に邪魔され難航する。ヴァレンタインがシステムを復旧し人々が暴徒する中エグジ―はヴァレンタインを倒し作戦を中止させることに成功した。
スーツを着こなした英国紳士が悪人を次々と倒していく様は爽快です。悪人のボスがカジュアルな服装に対して、コリン・ファースをはじめとしたスパイたちは気品さあふれるスーツ姿。その素晴らしいスーツ姿をみるだけでも楽しい。また闘いに使用される傘やペンまで英国ファッション好きのフェチに刺さりまくります。とにかく観ると日ごろの鬱憤やストレスが解消されるくらいスッキリします。クライマックスのクラシックに沿って爆発していくときは指揮者の気持ちになりました。