秋菊(しゅうぎく)の物語の紹介:1992年中国,香港映画。中国の巨匠であるチャンイーモウ監督が初めて臨んだヒューマンコメディ作品で、ある村長とトラブルを起こした夫婦が奔走する姿を描いています。
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー、リウ・ペイチー、レイ・ラオション、コー・チーチュン、ヤン・リュウチュンほか
映画「秋菊(しゅうぎく)の物語」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「秋菊(しゅうぎく)の物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「秋菊(しゅうぎく)の物語」解説
この解説記事には映画「秋菊(しゅうぎく)の物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
秋菊(しゅうぎく)の物語のネタバレあらすじ:村長と争った夫
中国のある村で、夫婦が暮らしていました。その妻は名前を秋菊といい、旦那は慶来と言いました。ある日、慶来は些細な喧嘩を村長としてしまい、村長は怒りから慶来の股間を蹴ってしまいます。
秋菊(しゅうぎく)の物語のネタバレあらすじ:秋菊の行動
村長は慶来に対して謝罪をしなかったため、その態度に怒った秋菊はおなかに赤ちゃんを宿しながらも村の警察へ行きます。警察の巡査に事情を話した秋菊ですが、巡査は村長、慶来、双方が反省の上、村長が200元を慶来に払うという提案をします。
秋菊(しゅうぎく)の物語のネタバレあらすじ:役所へ相談
菊はお金を取りに村長へ会いますが、村長は秋菊に対して高飛車な態度をしたため、彼女はこれに不満を持ち、県の役所へ赴きます。そこでも役員がこの問題について審議を重ねましたが、巡査の内容と違わず、今度は市の役員へ助けを求めます。すると市の公安局長に出会った彼女はひとまず家へと帰ります。数日が過ぎ、村長に対して判決が下りますが、その判決とは村長が50元上乗せした金額を慶来に払うということでした。
秋菊(しゅうぎく)の物語のネタバレあらすじ:裁判の結果
秋菊はこの結果に満足できず、再び公安局長を訪ねます。そして裁判を進められ、弁護士を紹介されます。しかし裁判の結果、秋菊は敗訴、彼女は上告をするのですが、当局からやってきた中級役員は慶来のレントゲンを撮り、傷があれば傷害罪が成立すると秋菊に言います。
秋菊(しゅうぎく)の物語の結末:赤ちゃんの誕生
その夜、秋菊は陣痛が始まり、苦しみながら病院へ行こうとしますが男手がいなく、病院へ着くことができないでいました。そこを村長が男手を送り、無事に彼女は病院へ着き、元気な赤ちゃんを産むことができたのでした。
これで村長とのわだかまりがなくなったと思った矢先、レントゲンの結果から傷害罪が成立し、村長は警察に逮捕されていきました。
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