アナと雪の女王2(原題 Frozen II)の紹介:2019年アメリカ映画。2014年に日本公開され主題歌「Let It Go」も絶大な人気を博した「アナと雪の女王」の続編で、なぜエルサに魔法の力が与えられたのかが明らかになる…。封鎖された森を巡ってエルサ達が集結し、森の謎を明らかにすべく過去の記憶と立ち向かいます。平穏な毎日が続く中、不思議な歌の調べがエルサの耳に届くようになった。あくる日、災害が襲来しアレンデール王国を覆い尽くそうとしていた…。「アナと雪の女王(2013年)」公開後には、スピンオフとして「アナと雪の女王 エルサのサプライズ(2015年)」、「アナと雪の女王 家族の思い出(2017年)」も公開された。
監督:クリス・バック ジェニファー・リー 声優:クリステン・ベル / 神田沙也加(アナ)、イディナ・メンゼル / 松たか子(エルサ)、ジョナサン・グロフ / 原慎一郎(クリストフ)、ジョシュ・ギャッド / 武内駿輔(オラフ)、ほか
映画「アナと雪の女王2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アナと雪の女王2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アナと雪の女王2の予告編 動画
映画「アナと雪の女王2」解説
この解説記事には映画「アナと雪の女王2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレあらすじ:起
幼いアナとエルサは、雪人形を使い王子様を助けるストーリーで遊んでいます。そんな2人に父アグナル国王は、森の寓話を説いて聞かせます。かつてアレンデール王国は精霊たちと共存して暮らすノーサルドラの民との交流があった。しかし2つの国の平和の象徴であるダム建設を祝う場で戦争が起こり、森は壊滅。
精霊たちはダムを巡った争いに呼応して霧で「魔法の森」を封鎖し、人びとは取り残されてしまうのでした。しかし、そのとき父アグナルは不思議な力に助けられ、その後アレンデールの国王になったという話でした。
その後、母イドゥナの子守唄でアナとエルサは眠りにつくのでした。
前作から3年、大人になり国事をしているエルサは、城中で奇妙な囁きを耳にするようになります。それはとても不思議な声でした。
ある夜、エルサは時折り耳にする囁き声の主を探しにいくことを決意します。この後、突然の嵐の襲来により街に災害が起こり、すぐさまエルサは住民に呼びかけ、高台へと避難させます。
そこにトロールの長パビーが現れ、アレンデール王国が大変なことになると告げます。そしてエルサは不思議な囁き声のことを話します。するとパビーは「古代の魔法が目覚めた」ことが災害の原因で、精霊たちの怒りを鎮めるために関係を修復する必要があると言います。アレンデール王国を救うためには声の主を探す必要がありました。
アナ、エルサ、雪だるまのオラフ、クリストフはトナカイのスヴェンに乗り、囁き声の主を探すため、魔法の森を目指して街をあとにします。
アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレあらすじ:承
旅の道中、霧の結界で覆われた不思議な場所を発見します。その場所こそ魔法の森でした。アナはエルサと決して離れることのないよう誓い、霧の中へと入っていきます。辺りは風の精霊による暴風に見舞われますが、エルサは魔法の力で風を鎮めます。
アナはオラフに、あの話をしてほしいと言い、水は全ての命の源で、全ては水で作られているのだと話します。オラフは、風の精霊をゲインと名付けました。
そのあとエルサたちは、森の中でいまだに争うノーサルドラの民とアレンデール王国の兵士たちに遭遇します。彼らの合戦の間を氷で割って入り、双方が立ち往生している中、火の精霊による奇襲に遭います。
火の手は広がりますがエルサの魔法で鎮火され、やがて精霊の身体も水による浄化で潤い、トカゲのような形をとり戻します。火の精霊、サラマンダーです。
アナは、群衆の中でマティアス中尉と出会います。彼はアレンデール王国の警備隊の一員でしたが、かつての争いのため魔法の森に30年以上閉じ込められていました。
エルサ達は争い合う両者から話を聞くうちに、なぜ魔法の森がこのようになってしまったのかという謎を少しづつ明らかにしていきます。
ノーサルドラの指導者イエレナは、エルサがまとっている母イドゥナの形見のスカーフから、母がノーサルドラの民だったことに気づきます。アナとエルサの両親は敵同士の民だったのです。
エルサが氷で過去の記憶を蘇らせると、かつて魔法の森での争いから父アグナルの命を救ったのは、ノーサルドラの少女だった母イドゥナであることがわかりました。
アナと雪の女王2(アナ雪2)のネタバレあらすじ:転
嵐の静まる夜、アナとエルサは地の精霊アース・ジャイアントの足跡の響きを耳にし、早々に焚火の憩い場を離れます。クリストフはしばらくしてアナへのプロポーズを決意しますが、もうそこにはアナたちの姿はありませんでした。
一方その頃、エルサらは、難破した船のある大地にたどり着きます。その船はかつて両親が乗っていたものでした。そこで蘇らせた過去の記憶から、父と母がエルサの魔法の謎を明らかにするために航海に出たことを知ります。そしてその航海中に両親は事故で命を落としたのでした。
精霊はかつて敵同士だった両親の善行を哀れに思い、魔法の力を宿した子であるエルサを授けたのでした。エルサには魔法の森を解放し自由にする力があり、5つめの精霊も存在するといいます。
エルサは自分のせいで父と母を死なせてしまったと嘆きますが、アナはそんなエルサを励ますのでした。
アナとエルサはその船に残されていた地図をもとに、両親が「アートハラン」へ行こうとしていたことを知ります。そしてエルサは水の精霊が生息する場所「アートハラン」へ出発しようとします。
アナとオラフも一緒に行こうとしますが、ダーク・シーは危険だと、エルサは氷の船を作って2人を乗せて遠ざけます。エルサは海水を凍らせながら独りで進みます。途中、水の精霊ノックによって海中深くに飲まれますが、やがて一緒に氷河を越え、エルサはアートハランにたどり着くのでした。
アナと雪の女王2(アナ雪2)の結末
ダーク・シーの先にある大地アートハランに到着したエルサは、声の主と会い、ついに魔法の森の過去を知ることになります。
エルサとアナの祖父であるルナード国王は、魔法の森に住むノーサルドラの民との友好の証としてダムを建設しますが、実は魔法もノーサルドラの民も信用していなかったルナード国王。ダム建設の本当の目的は精霊の力を弱めることでした。そしてノーサルドラの長を裏切り、背後から切りつけます。こうして森での争いが始まったのでした。その争いで命を落としかけたアナとエルサの父アグナルを救ったのが、母イドゥナでした。
エルサは過去の記憶をすべて手に入れたところで身体が凍り付き、魔法の力を失ったことでオラフも消えてしまいます。しかし凍り付く瞬間にエルサは魔法でアナへ真実を知らせていました。一人取り残されたアナは、エルサの残したメッセージを頼りにダムへと向かいます。
アナは、ダム建設をよく思わないノーサルドラの民を奇襲する為の仕組まれた罠だったことを、マティアス中尉の部下である番兵に伝えます。
やがてアナの挑発により目覚めた地の精霊アース・ジャイアントの攻撃によって、ダムは崩れ始めました。精霊の怒りを鎮めたことにより凍っていたエルサも復活します。
ダムが決壊して濁流がアレンデールの街中を飲み込もうとする寸前に、エルサが氷の壁を作ってくい止めます。
ダムの破壊により精霊の怒りは鎮まり、アレンデール王国も救われるのでした。ノーサルドラの民の血をひくエルサは、氷の魔法の力を与えられた「第5の精霊」でした。
そしてアナはエルサとの再会を果たし、オラフも魔法により元通りに復活します。クリストフはアナにようやくプロポーズ、アナは指輪を受け取るのでした。
アレンデール王国では、即位式が行われています。アナはアレンデール王国の女王となりました。エルサは第5の精霊(氷の精霊)として魔法の森で暮らしています。
以上、映画「アナと雪の女王2」のあらすじと結末でした。
「アナと雪の女王」シリーズのあらすじ一覧
アナと雪の女王(2013年)のネタバレあらすじ
アナと雪の女王2(2019年)のネタバレあらすじ
アナと雪の女王/エルサのサプライズ(2015年)のネタバレあらすじ
アナと雪の女王/家族の思い出(2017年)のネタバレあらすじ
「アナと雪の女王2」感想・レビュー
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仲良し姉妹が一緒に暮らしてないのがちょっと悲しい。
見た時、面白いけど、意味があまり分からなかったので良く分かりました。見せて、あなたを。の曲が好きです。