ショーン・オブ・ザ・デッドの紹介:2004年イギリス映画。いつもやる気のないショーンの前にゾンビが現れた。気付いた頃には街はゾンビで溢れかえっており慌てて母親と前日にフラれた元カノを助けに行く。そしてあそこなら安全だと行きつけのパブへ向かうことにした。しかしそこも既にゾンビで溢れかえっていた。日本公開は2019年3月で制作から15年越しの劇場公開となる。
監督:エドガー・ライト 出演:サイモン・ペッグ(ショーン)、ケイト・アシュフィールド(リズ)、ニック・フロスト(エド)、ディラン・モーラン(デヴィッド)、ルーシー・デイヴィス(ダイアン)ほか
映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ショーン・オブ・ザ・デッドの予告編 動画
映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」解説
この解説記事には映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ショーン・オブ・ザ・デッドのネタバレあらすじ:街の変化
いつも通うお馴染みのパブでショーン(サイモン・ペッグ)とリズ(ケイト・アシュフィールド)は話しをしていた。付き合って3年、毎度このパブに連れてこられることに嫌気がさしていたリズ。それを察したショーンは今度こそ彼女をレストランに連れて行く約束をする。やる気がないながらも仕事に彼女にと奮闘するショーン。しかし彼の知らない所で街は次第に不穏な空気に包まれていく。ある朝庭に見知らぬ少女が立っているのをショーンの家で暮らしている親友のエド(ニック・フロスト)が見つける。二人で声を掛けるもどこか様子がおかしい。そして突然飛びかかってきた。慌てた二人は少女を突き飛ばしてしまいその拍子に庭にあったポールに少女の身体が貫通してしまう。しかし少女は起き上がりなおもこちらに向かってきた。さらに背後に巨大な男の姿があった。それが彼らが最初に目にしたゾンビだった。
ショーン・オブ・ザ・デッドのネタバレあらすじ:母親の元へ
ゾンビの出現で街は知らぬ間に大混乱になっていた。テレビでも各局その話題で持ち切りになりあるニュースでは倒し方まで伝えていた。ふとショーンは思い出した。母バーバラとリズを助けなければ。その時既にゾンビと化していた兄の車を使いエドと二人バーバラの元へ急いだ。家から電話をした時まだバーバラは無事だった。しかし義理の父親であるフィリップが傷をおったと聞き急ぐ必要があった。二人はまだ無事だった。お茶でも飲もうとのん気なバーバラを半ば強引に連れ出し車に乗せようとした。しかしそこで襲い掛かったゾンビにフィリップが襲われてしまう。なんとか二人を車に乗せリズの元へと走らせた。リズもまた無事であった。彼女とその友人二人で部屋の中に籠っていた。しかしショーンはここもすぐに襲われると思い三人を連れだそうとする。ショーンはどこよりも安全な場所、彼の行きつけのパブへ行こうとしていた。
ショーン・オブ・ザ・デッドのネタバレあらすじ:パブ
さらにリズ達三人を車に乗せパブへ向かうも、途中フィリップが力尽きてしまう。それは同時に車中にゾンビが現れるということ。車を降りフィリップに別れを告げ歩いて目的地に向かうことにした。もう少しでパブへ着くという所でまたしてもゾンビに襲われてしまう。なんとか危機を免れた、そう思っていた彼らだったがその時実は腕を噛まれてしまったことをバーバラは言い出せなかった。パブの前はゾンビで溢れかえっていた。ショーンが囮になりその隙にリズ達が中に入った。しばらくしショーンも無事にパブへ入る事ができた。中に人の姿もゾンビもいなかった。安心する一方この先の計画をショーンは考えていなかった。テレビで情報を得ようとパブのブレーカーを戻すことにした。しかし店内に電気が戻ったことでジュークボックスから自動で音楽が鳴り始めた。それはゾンビを引き寄せることになってしまう。慌ててブレーカーを落としにいくも裏口にも既にゾンビが押し寄せていた。
ショーン・オブ・ザ・デッドの結末:脱出
エドが店内に飾ってある銃をショーンに渡した。ずっとただの飾りだと思っていた銃。それはまごうことなき本物であった。店内に音楽が鳴り響き裏口にゾンビが出現、店の表にも大量のゾンビが迫っているそんな中とうとうバーバラは力尽きてしまった。そしてゾンビとして起き上がった。バーバラを撃ち悲しみに暮れるショーン、しかし休む間もなく押し寄せるゾンビにリズの友人二人が襲われ姿を消してしまう。そしてエドも襲われてしまう。かろうじて意識を保っているエドとショーン、リズの三人は地下にある貯蔵庫に逃げ込んだ。暗い地下で出口も見つけられず途方に暮れる三人は銃を使っての自殺を考える。そんな時、地上に出るための出口を発見。地下に残ると言うエドを置いてショーンとリズは地上へ上がった。ゾンビが群がる店の前へと出た二人が走り出そうとした時、目の前に大きな車が何台もやってきた。それは軍の車だった。こうして事態は収束へ向かった。半年後、ショーンはリズと共に暮らしていた。物置にはかつての親友エドの姿もあった。
以上、映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」のあらすじと結末でした。
こんなに笑った映画はないっ!ってくらい、笑いました。
ゾンビ映画で笑うって初めての経験でした。そもそもゾンビ映画をあんまり見た事なかったんですが、ショーンとエドのブロマンス的友情もいいし、何よりゾンビをコミカルにバンバン殺すシーンがすごく笑えるんです。
投げるレコードを吟味しながら悠長に投げたり、クイーンの曲に合わせてクリケットの棒なんかでめった打ちしたり。
何度も見返してしまう映画です。
キャストも豪華で、ショーンの義理のお父さんがビル・ナイとか、お母さんがドクター・フーの首相ハリエット・ジョーンズの人だったり、いまだに見返して発見があったり楽しいです。DVDのコメンタリー解説もシーンの小ネタがたくさんあって、面白かったです。