僕のワンダフル・ジャーニーの紹介:2019年アメリカ映画。何度も生まれ変わる犬のベイリーと飼い主のイーサンが紡ぐラブストーリーが感動を巻き起こした、『僕のワンダフル・ライフ』。あれから2年。待望の続編として本作が完成。イーサンとの約束通り、孫娘CJを守り抜くベイリー。何度も生まれ変わり家族の絆をつなぐための長い旅路を感動と共に送る。前作の監督ラッセ・ハルストレムからバトンを受け継いだゲイル・マンキューソはTVシリーズ「モダン・ファミリー」でエミー賞を2度受賞。温かい涙が止まらない感動の物語。
監督:ゲイル・マンキューソ 出演:ジョシュ・ギャット(声:ベイリー/モリー/ビッグ・ドッグ/マックス)、デニス・クエイド(イーサン)、キャスリン・プレスコット(大人のCJ)、マージ・ヘルゲンバーガー(ハンナ)、ベティ・ギルビン(グロリア)、ヘンリー・ラウ(トレント)、アビー・ライダーフォートソン(子供のCJ)ほか
映画「僕のワンダフル・ジャーニー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「僕のワンダフル・ジャーニー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
僕のワンダフルジャーニーの予告編 動画
映画「僕のワンダフル・ジャーニー」解説
この解説記事には映画「僕のワンダフル・ジャーニー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
僕のワンダフルジャーニーのネタバレあらすじ:起
前作(僕のワンダフル・ライフ 参照)から月日は流れ、イーサン(デニス・クエイド)と共に編み出したボール遊びも、歳を重ね少しずつキツくなってきたベイリー。それでもミシガン州の大自然の中でのびのびと暮らすことができる田舎生活は最高です。新しくハンナ(マージ・ヘルゲンバーガー)の孫娘で赤ちゃんのCJも家族に加わり、ベイリーは毎日を幸せに暮らしていました。
ところがある日突然、グロリア(ベティ・ギルビン)は娘のCJを連れて家を出ていってしまいます。グロリアはハンナの息子ヘンリーの妻でした。ヘンリーが事故で亡くなり、大きなお腹を抱えたままのグロリアをハンナとイーサンは温かく家族に迎え入れたのでした。ところが、その状況をなかなか受け入れることができなかったグロリアは、いつもわめくように当たり散らしてばかりでした。
グロリアが出ていくと家には静寂が訪れ、ベイリーの犬生も終わりが近づいてきました。イーサンは弱りきったベイリーにぴったり寄り添い、優しく身体をなでてくれています。ベイリーは使命を果たした満足感と幸せに包まれながら最期を迎えました。
「また戻ってCJを幸せにしてやってくれ」
イーサンの言葉と共にベイリーは旅立ちました。
僕のワンダフルジャーニーのネタバレあらすじ:承
ベイリーが次に生まれ変わったのはモリーというビーグル犬の女の子でした。トレント(イアン・チェン)という男の子が一番仲のよかった弟ロッキーを引き取りにやってきました。ところが驚いたことに、CJ(アビー・ライダー・フォートソン)も一緒でした。CJはトレントの友達だったのです。猛アピールの末、CJはモリーを連れて帰ることにしました。
11歳になったCJは母親グロリアとシカゴで暮らしています。母親らしいことは一切せず毎日男と夜遊びでCJには無関心。犬嫌いのグロリアに内緒でモリーを飼っていましたが、ようやく気付いた時には激怒し、危うく追い出されそうになりました。しかしその頃にはすでにCJとモリーの間に絆ができていたため「離さない」と抵抗の末、認めてもらうことができました。
ある日、イーサンとハンナが訪ねてきました。イーサンはモリーがベイリーであることに気付き、これまでベイリーを呼んでいたのと同じように「ボス犬」と呼びモリーを喜ばせます。ところが、グロリアは2人を玄関先で追い返してしまいました。
自らの居場所を見出すことができずにいたCJ(キャスリン・プレスコット)ですが、18歳になったら亡くなった父親の保険金を受け取りニューヨークでミュージシャンを目指すという夢が心の支えになっていました。ところが、保険金は母グロリアに全て使い込まれていたことが判明。CJは怒りに任せてモリーを連れて車で飛び出していきました。
不幸は突然やってきます。車は事故に巻き込まれ横転。モリーは息を引き取りました。
僕のワンダフルジャーニーのネタバレあらすじ:転
次は大型犬のビッグ・ドッグとして、コンビニエンスストアを経営するジョーと一緒に暮らすことになりました。CJと会えない日々でしたが彼女のことを片時も忘れたことはありません。
そんなある日、なんと驚くことに店にCJがやってきました。これでCJと一緒に住める!と思った矢先、買い物を済ませたCJは店を出て去っていきました。ビッグ・ドッグは力の限りCJの車を追いかけましたが、走っても走っても追いつくことはできませんでした。そのあとも待ち続けました。来る日も来る日も待ち続けました。
結局、CJにはそれ以来会うことができず、その日がやってきました。
ビッグ・ドッグは寝ているジョーに感謝を伝えると、森の中へ向かい、ひとりで最期を迎えました。
僕のワンダフルジャーニーの結末
今度はチビ犬マックスに生まれ変わり、保護犬の譲渡会にいました。明日は殺処分の日。マックスは巧みな戦略を使って、CJとついに出会い再会を果たしました。それだけではなく、トレント(ヘンリー・ラウ)とも再会することができました。
ところが、夢を追いかけニューヨークにいるCJはあまり幸せそうではありません。母親とは何年も会わず、ミュージシャンになる夢も、人前で歌うことに恐怖感があり叶えることができずにいました。
そんなCJをずっと励ましていたのがトレントでした。マックスもトレントといるときのCJが幸せそうな表情をしていることを感じています。そんなトレントの力添えもあり、バーで歌うことができたCJ。少しずつ自信をつけていきます。さらにトレントはハンナとイーサンを訪ねることを提案し、マックスを連れてミシガン州へと向かいます。
ハンナとイーサンはCJとの再会に心から喜んでくれました。はしゃぐマックスを見てイーサンは「ボス犬!」と呼びます。嬉しそうに反応するマックスを見て、イーサンはベイリーの生まれ変わりだと確信していました。事態を飲み込めずにいるCJに、イーサンはある技を見せます。それはかつてイーサンがベイリーと編み出したボール遊びです。
初めて会ったイーサンとマックスが意気投合してキャッチボールをしている姿にあっけにとられたままのCJでしたが、これまで飼ってきた犬や出会ってきた犬たちとの間に起こった奇跡を思い返します。CJは思い出したかのようにトレントの元へ走ると、抱きしめてキスをしました。
やがてCJとトレントは結ばれ、赤ちゃんを授かりました。グロリアとも和解したCJやイーサンたちは楽しい日々を過ごしました。しかし、新しい命との出会いもあれば、悲しい別れもあります。
ある日のこと、ベッドに横たわるイーサンにマックスがしっかり寄り添っていました。マックスがかつてベイリーだったときに、イーサンは最期にずっと手を握ってくれ見守ってくれました。イーサンに生命力がなくなるその瞬間までマックスは寄り添いました。次はマックスがイーサンを見守る番だと言わんばかりに。
やがてマックスにも最期の時が訪れました。CJとトレントに見守られながら旅立ったマックスは、これまでの犬生を振り返りながらベイリーの姿となり、天国で待っていてくれたイーサンとの再会を喜ぶのでした。
以上、映画「僕のワンダフル・ジャーニー」のあらすじと結末でした。
「僕のワンダフル・ジャーニー」感想・レビュー
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いいお話ですよね!
私これを見て感動しました
また続き出て欲しいです! -
1も良かったですが、続編は数代に亘るベイリーがイーサンから託された願いを、CJの成長と共に叶えて、ラストは大円団でしたが感涙に咽んでしまいました。とても良い出来映えだと思います。友人にも薦めます。
HENRYが日本で観れて嬉しい!
もっともっと日本で活躍してほしい!
HENRYを観に行っただけなのに、作品のアメリカナイズされた単純な犬中心のストーリーに結構泣かされた。
期待以上でした!