ALIVEHOON アライブフーンの紹介:2022年日本映画。元レーシングドライバーの土屋圭市が監修したレーシング映画。カーレースゲームの屈指の腕前を持つ主人公・紘一が、実際のレーサーとなり厳しい環境に打ち勝ち、勝ち進んでいく姿を描いています。CGを使わずカースタントのみで撮影した迫力ある映像が見どころです。
監督:下山天 出演:野村周平(大羽紘一)、吉川愛(武藤夏実)、青柳翔(小林総一郎)、福山翔大(柴崎快)、本田博太郎(葛西隆司)、モロ師岡(檜山三郎)、土屋アンナ(チームスクリュー・オーナー)、きづき(田村孝)、土屋圭市(土屋圭市)、陣内孝則(武藤亮介)、ほか
映画「ALIVEHOON アライブフーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ALIVEHOON アライブフーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ALIVEHOON アライブフーン」解説
この解説記事には映画「ALIVEHOON アライブフーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ALIVEHOON アライブフーンのネタバレあらすじ:起
自動車スクラップ工場の2階で、大羽紘一(野村周平)はレーシングゲームを開始しました。猛スピードの車を紘一は見事に操ります。
ドリフトバトルが行われているレース会場で、ドリフトフェスの決勝戦が行われていました。アライブフーンの監督兼レーサーの武藤(陣内孝則)と、D-MAXのリーダー小林総一郎(青柳翔)との激突です。レースは先行の武藤を総一郎が追う形、終盤のデットヒートで武藤はカーブで膨らんでしまい壁に接触、大破してしまいます。
紘一は普段は冴えないものの、ゲームの世界では凄腕でした。ある日、会社社長の檜山が武藤夏美(吉川愛)という女性を連れてやってきます。夏美は紘一にプロのチームでやらないかとスカウトします。紘一はe−スポーツのゲームの話だと思い了承しますが、後に実際の車に乗るのだと知り驚きます。
もちろん実際のレーシングカーなどには乗ったことのない紘一、もたもたしている紘一を見て、やはり無理があったのかと夏美が思って見ていると、紘一はあっという間に運転に慣れ、荒削りながらドリフトを決めました。
ALIVEHOON アライブフーンのネタバレあらすじ:承
夏美は、先日のレースで事故をしてレースに出られなくなった武藤の娘で、解散の危機に陥っていたチーム・アライブフーンの新しい救世主として紘一を連れてきました。武藤はゲーム野郎に何ができるんだと相手にもしようとしません。それでも折れない紘一に武藤はテストを持ちかけます。
テストには武藤が総一郎を呼んでいました。総一郎は紘一を乗せてテストランのためレース会場を走ります。紘一はその際に総一郎のハンドル捌きを見て盗みました。そして実際のテストランで見事な運転をして見せたのです。これには武藤たちも驚きます。総一郎は紘一の車に併走をすることで、紘一の腕を認めました。
それから、武藤は紘一に体力からテクニックに至るまでの特訓をつけました。そして新人の登竜門であるドリフトチャレンジカップに挑むことになります。そこにはチームスクリューに所属する柴崎(福山翔大)も参加しています。
柴崎はドリフト界の貴公子と呼ばれ、新人では抜きん出た存在で、紘一の相手にはうってつけでした。二人は激突し凌ぎを削るかに見えましたが、柴崎の使った卑怯な作戦に紘一はまんまと引っ掛かりコースアウト、負けてしまいました。
ALIVEHOON アライブフーンのネタバレあらすじ:転
事故にはならなかったものの、一歩間違えば大事故に繋がることに紘一は恐怖を覚えます。その日以降、紘一はシュミレーターばかり利用するようになりました。
なかなか恐怖を取り除くことができないまま、またドリフェスの季節がやってきます。紘一の前に総一郎が現れ、紘一にはっぱをかけました。チームのために走る。そんな強い言葉をかけてもらった総一郎にライバルとして認めてもらえたことに奮起した紘一は、恐怖を克服することができたのです。
夏美との気まずい関係も修復し、いよいよレースが始まります。順調に勝ち進んだ紘一は、準決勝で因縁の柴崎と当たります。柴崎はあのときと同じような嫌がらせをしてきましたが、紘一は意に介さず上手く交わすと、今度は柴崎がコースアウトし、紘一は雪辱を果たし、決勝へと進みます。
負けてうな垂れている柴崎に紘一は声をかけ、ある頼み事をしました。
ALIVEHOON アライブフーンの結末
決勝の相手は当然ながら総一郎でした。思った以上の競り合いに観客は大興奮、レースの行方はサドンデスまでもつれたのです。タイヤを新しく交換し、ナイター戦までもつれたこの名レースの行方を、観客たちが固唾を飲んで見守っていました。
その後、紘一はe−スポーツの世界大会に出場していました。あの名レースは紘一が勝利を収めて終わったのです。紘一はあのレースを終えた後、ゲームの世界に戻るつもりでいました。武藤は惜しみながらも紘一を送り出します。
その後、武藤のチームのメインドライバーとして柴崎が契約を結びました。紘一との約束の後やってきた柴崎が、チームメカニックの葛西に細かに注文を入れています。工場の隅で紘一の世界大会の結果を確認する夏美。優勝し、トロフィーを掲げる紘一の姿を見て、嬉しそうに微笑みむのでした。
以上、映画「ALIVEHOON アライブフーン」のあらすじと結末でした。
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