アナと雪の女王の紹介:2013年アメリカ作品。ディズニー史上最高の記録的No.1大ヒット長編アニメ「アナと雪の女王(アナ雪)」。過酷な運命を辿る王家の美しい姉妹アナとエルサを主人公に、雪と氷に閉ざされてしまった王国とエルサを救う、真実の愛が描かれた物語。主題歌の 『Let It Go(レットイットゴー)』も世界中で大ヒットしました。
声優:クリステン・ベル(アナ)、イディナ・メンゼル(雪の女王/エルサ)、ジョシュ・ギャッド(オラフ)ほか
映画「アナと雪の女王」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アナと雪の女王」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「アナと雪の女王」予告編 動画
映画「アナと雪の女王」解説
この解説記事には映画「アナと雪の女王」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「アナと雪の女王」のネタバレあらすじ1
アレンデールの姫、アナとエルサは仲のいい姉妹だった。エルサは生まれつき雪を作り出す魔法を使うことができた。ある日、2人で仲よく遊んでいた時、エルサは不注意により魔法でアナを傷つけてしまいます。目を覚まさないアナを助けるためには、エルサの雪の魔法に関する記憶をアナから全て消し去らなければなりませんでした。エルサの力はますます強くなる一方で、この力を世の中から隠すために城の門や窓を閉め切り、誰にも会わない生活を強いられます。アナはエルサの魔法に関する記憶を失ってしまったため、なぜエルサが自分を避けるのか、なぜ閉ざされた城で生活するのかわからないまま、成長していきます。
「アナと雪の女王」のネタバレあらすじ2
それから10年後、国王と王女が貿易のために乗った船が事故で海に沈んでしまう。さらにその3年後、エルサ20歳の誕生日、姉のエルサがアレンデールの女王に即位することとなります。エルサはその戴冠式を迎える日までの13年間、自分の部屋に閉じこもったまま誰とも顔を合わせようとしなかったが、閉ざしていた扉を特別に1日だけ解放することとなります。すでに自分の力を抑えきれなくなってしまったエルサでしたが、1日だけでも魔法の力を隠し通すことを決意します。そしてついにエルサが民衆の前に顔を出さなければならない戴冠式の日がやってきた。そこでアナはエルサの戴冠式に招かれていたハンス王子と出会い、恋に落ちます。
「アナと雪の女王」のネタバレあらすじ3
息がぴったりのアナとハンス王子は、その日のうちに結婚の誓いを交わします。アナはエルサにハンス王子と結婚することを報告しますが、早すぎる展開にエルサは反対、それがきっかけで姉妹は喧嘩となり、エルサは思わず人々の前で雪の魔法を使ってしまいます。すべてがバレてしまったエルサは王国を飛び出し、暴走してしまった雪の魔法でアレンデールは夏だというのに永遠の冬に閉じ込められてしまいます。そしてエルサは山に閉じこもってしまいます。アナはエルサを救い、王国に夏を取り戻すため、1人でエルサを探しに向かいます。道中、氷を運ぶ「クリストフ」と相棒のトナカイ「スヴェン」、そしてエルサが息を吹き込んだ雪だるま「オラフ」と出会い、エルサのいる場所を目指します。一方エルサは自分の力を解放し、山に氷の城を作り、そこで一人住んでいました。
「アナと雪の女王」のネタバレあらすじ4
氷の城についたアナたち。夏を取り戻してくれるように説得に来たアナたちだったが、エルサはまた自分の魔法で傷つけてしまうことを恐れて、雪の怪物を作りアナたちを追い返してしまいます。アナはその際、エルサの感情の起伏により生じた魔法で心が凍り付いてしまいます。これを溶かすことができるのは「真実の愛」だけだと知ったクリストフは、アナと婚約したハンス王子を探します。しかし、実はハンス王子はアナと結婚し、国王となってアレンデールを手に入れるためにアナを愛しているふりをしていただけだったのです。ハンス王子はアナがエルサを説得するためアレンデールを後にしたとき、同じくエルサの元へと向かっていたのだった。そこでエルサを捕まえ、牢に閉じ込めていたのです。真実の愛ではなかったと知ったアナはひどく悲しみますが、オラフは誰が本当の真実の愛の相手なのかを気付かせます。アナは助けに来てくれたオラフと城を抜け出します。アナは脆弱した身体でクリストフを探しに行きますが、外はエルサの力で大吹雪のため、なかなかクリストフを見つけることができません。
「アナと雪の女王」の結末
もう体力も限界・・・というところでアナはクリストフを見つけます。クリストフを見つけたアナでしたが、同時にハンスがエルサを殺そうとしているのを見つけ、助けに行きます。ハンス王子が剣を振り下ろした瞬間にアナの身体は凍りつき、剣は弾かれ、エルサは助かります。エルサは氷になってしまったアナを抱きしめて泣きます。すると、アナの身体を覆っていた氷が溶け始めました。「真実の愛」とはアナとエルサの姉妹愛のことだったのです。魔法を制御できるカギは「愛」にあると悟ったエルサは国を覆っていた氷を溶かしていきます。氷はすべて溶け、アレンデールに夏が戻ってきました。エルサは魔法を制御できるようになります。ハンスは追放され、エルサとアナ、そしてハンス、クリストフを始めアレンデール人たちは幸せに暮らすのでした。
以上、映画「アナと雪の女王」(アナ雪)のあらすじでした。
続編「アナと雪の女王2」のあらすじネタバレはこちら。
「アナと雪の女王」シリーズのあらすじ一覧
アナと雪の女王(2013年)のネタバレあらすじ
アナと雪の女王2(2019年)のネタバレあらすじ
アナと雪の女王/エルサのサプライズ(2015年)のネタバレあらすじ
アナと雪の女王/家族の思い出(2017年)のネタバレあらすじ
「アナと雪の女王」のキャスト・声優
クリステン・ベル(アナ)
イディナ・メンゼル(雪の女王/エルサ)
ジョナサン・グロフ(クリストフ)
ジョシュ・ギャッド(オラフ)
サンティノ・フォンタナ(ハンス)
ほか
日本語版声優:
神田沙也加(アナ)
松たか子(雪の女王/エルサ)
原慎一郎(クリストフ)
ピエール瀧(オラフ)
津田英佑(ハンス)
多田野曜平(ウェーゼルトン公爵)
安崎求(パビー)
ほか
「アナと雪の女王」感想・レビュー
-
映画内で登場する音楽はどれも素敵で印象に残るものでした。天真爛漫で明るいアナと暗い部分を持ち合わせているエルサという、全くタイプの違う二人が登場します。姉妹でありながらここまで性格が違う二人は見ていてとても面白かったです。
ハンス王子が裏切りものだったことには正直驚きましたが、その分クリストフの良さが引き立っているのかな、とも思いました。 -
アナは姉のエルサのことを心配して、エルサも妹のアナのことを心配していて、姉妹愛はすばらしいなと思いながら見ていました。真実の愛は男性が相手じゃないとダメなのかと思っていましたが、その私の予想は外れました。真実の愛が姉妹の愛だったのです。
-
あまり映画を見ないのですが、とても人気があってすごくいいと評判だったので見に行きました。映像が人形のようでかわいくて、音楽も素晴らしく最後まで目が離せませんでした。両親を早くに亡くしたかわいそうな姉妹ですが、困難を乗り越えて死に直面するぎりぎりの場面分かち合うことができ、涙が溢れました。ユーモアあり、感動ありで大人も子どもも楽しめる作品です。
-
雪の結晶の一つ一つが全て違うと言う拘り方をしているだけあって映像がむちゃくちゃ綺麗です。
ハンス王子の豹変ぶりが少し理解に苦しむと同時に、最初のアナと楽しくデュエットした曲が台無しになってしまったなと悲しくなってしまいました。真実の愛が男女の愛だけでないと言うところが良いですね。
話題のミュージカル映画…にしては、微妙かな。まず有名な「Let it go」を大御所ミュージカル女優イディナ・メンゼルが歌う。もちろんうまいが、エルサの年にしては少々おばさんに聞こえる。曲も女性への応援歌で、力強く勇気付けられる曲だが、音域が狭いせいか聴き続けると飽きる。ちなみに、作曲にアランメンケンさんは関わっていないそう。