アンツの紹介:1998年アメリカのアニメーション映画。ドリーム・ワークス・アニーションの記念すべき1作目のCG映画。働きアリZ(ジー)は人生にウンザリしています。そんな時、お忍びで来た王女バーラに一目惚れしたことにより、Zの単調で変化のない人生が一変することになります。吹き替えはW・アレンはじめ、豪華すぎるハリウッド・スターが名を連ねます。
監督:エリック・ダーネル ティム・ジョンソン 声の出演:Z(ウディ・アレン)、バーラ王女(シャロン・ストーン)、ウィーバー(シルヴェスター・スタローン)、マンディブル将軍(ジーン・ハックマン)、女王(アン・バンクロフト)ほか
映画「アンツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アンツ」解説
この解説記事には映画「アンツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンツのネタバレあらすじ:働きアリZの憂鬱
広大な大地の下に広がるアリの王国は女王と娘バーラ王女、彼女たちに使える兵隊アリと働きアリから成り立っています。人生にウンザリしている超ネガティブ思考の働きアリZは、いつものように仲間と共にトンネル工事に励みます。アリの王国は今、和平を破った白アリと膠着状態が続いています。和平を望んでいた女王でしたが、戦争強硬派のマンティブル将軍に押し切られます。一方バーラ王女は、マンティブルと結婚予定ですがどうも気が進まないようです。バーで人生に嘆いているZは、所在不明の楽園インセクトピアに想いを馳せます。そんなZの前に、お忍びで来た王女バーラが現れます。バーラが王女だと知っても、彼女に恋したZは、兵隊アリの友人ウィーバーと入れ替わって観兵式に出ます。そして入れ替わったままZは、白アリとの戦に出陣することになります。激戦の末、両軍は全滅しますが運良く生き残ったZは、戦場の非情さを知ります。
アンツのネタバレあらすじ:働きアリZの大冒険
戦で功績もなく、ただ一人生き残ったZは、英雄として迎えられ調子に乗ってしまいます。しかし女王の前で、Zが兵士アリでなく働きアリであることがバレます。バーラを盾に逃げようとしたZは、バーラ共々王国の外に転げ出てしまいます。帰る手段を失ってしまった二人は喧嘩となりますが、噂で聞いた楽園インセクトピアを捜すZにバーラは仕方なく着いて行く事になります。働きアリZと王女バーラが行方不明なり、王国に動揺が走ります。マンディブルは、ストライキを起こした働きアリたちを見事な演説で収めます。一方ウィーバーを脅迫し、二人の行く先がインセクトピアだと聞き出します。様々なトラブルに見舞われながらも2人は、インセクトピアに辿り着きます。そこは人間の生ごみの集積場ですが、昆虫にとっては楽園です。徐々に心を通い合わせ始めた2人でしたが、バーラは捜しに来た部下に連れ戻されてしまいます。
アンツの結末:働きアリZの勇気
王国に戻ったバーラは、不穏な動きをするマンディブルに監禁されてしまいます。マンディブルは、トンネルから巣を水攻めにし女王と働きアリを絶滅させ、将軍らと兵隊アリとバーラで新しい王国を作ろうと企んでいたのです。同じく王国に戻ったZはバーラを助け出し、マンディブルの計画阻止に向かいますが、完成したトンネルから水が入りアリたちは大混乱となります。Zは脱出口となる天井の穴を目指し、皆でアリのタワーを作ります。一足早く、地上に逃げたマンディブルらの足元から這い上がったZは穴を開けます。しかしZは、自分を助けたカター大佐を庇い、マンディブルと共に水があふれる穴に落ちてしまいます。一方兵隊アリたちは、次々に働きアリたちを助け出します。救出されたZは、バーラの人工呼吸で息を吹き返します。マンディブルの計画は失敗に終わり王国は復興されます。真のヒーローとなった働きアリZは、バーラと幸せに暮らします。
以上、映画アンツのあらすじと結末でした。
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