恋するリベラーチェの紹介:2013年アメリカ映画。煌びやかな衣装を身に着け、巧みな話術とピアノの演奏でミスター・ショウマンシップの愛称で知られるリベラーチェと、犬の訓練士として働く青年スコット・ソーソンが出会って恋に落ち、共に暮らす様子を描いた実話に基づいた作品です。マイケル・ダグラスがあの若かりし日の面影を残しながらも、最後は死を目前にした老人を演じるは姿は感動します。
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:マイケル・ダグラス(リベラーチェ)、マット・デイモン(スコット・ソーソン)、ダン・エイクロイド(シーモア・ヘラー)、スコット・バクラ(ボブ・ブラック)、ロブ・ロウ(ジャック・スターツ医師)、トム・パパ(レイ・アーネット)、ポール・ライザー(フェルダー)、デビー・レイノルズ(フランシス・リベラーチェ)、ほか
映画「恋するリベラーチェ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恋するリベラーチェ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
恋するリベラーチェの予告編 動画
映画「恋するリベラーチェ」解説
この解説記事には映画「恋するリベラーチェ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恋するリベラーチェのネタバレあらすじ:起
スコット・ソーソン(マット・デイモン)はゲイバーで、ボブ・ブラック(スコット・バクラ)と知り合います。犬の訓練士として働いているスコットは撮影を終えて自宅に戻ります。実の母親から電話があったと聞き、会わないのか?と言われ、考えとくとだけ返事をします。
ボブと共に”ミスターショウマンシップ”ことリベラーチェ(マイケル・ダグラス)のピアノコンサートに行きます。つてのあるボムを介して、控え室のリベラーチェに会い、翌日のブランチに行く事になります。スコットはリベラーチェの豪邸に目を奪われます。動物病院で働いていたことがあるスコットはリベラーチェの愛犬ベビーボーイの治療を行う事になり、リベラーチェにプライベートの電話番号を教えてもらいます。
ベビーボーイの薬を送ると言うスコットにリベラーチェは、チケット代は払うので飛行機で届けに来て欲しいと言います。スコットは孤独だというリベラーチェに秘書になって、側で自分を助けて欲しいと言われます。同じベッドで夜を過ごしたスコットでしたが、リベラーチェは約束を守り、朝まで何事も無く過ごします。しかし朝を迎え、リベラーチェに見つめられてそのままスコットはリベラーチェを受け入れてしまいます。
恋するリベラーチェのネタバレあらすじ:承
リベラーチェと暮らすようになったスコットは、バイセクシャルで女性にも興味がある事を話します。なんの問題も無いと言ったリベラーチェは、翌日スコットを買い物に連れ出し、多くを買い与えました。
周囲からの偏見で、スコットはこの生活を止めようと思いますがリベラーチェが「君の幸せが僕の全てだよ」「君と居るときの僕が好きだから」と言う言葉に思いとどまります。リベラーチェはスコットを養子にと、ラスベガスに家を買いスコットの名義で購入します。
恋するリベラーチェのネタバレあらすじ:転
リベラーチェは若返りの整形手術を何度も行い、スコットにも手術を強要し、さらに自分の顔に似させます。スコットは自由の無い生活やセックスの強要に、次第に嫌気が差してきます。リベラーチェは「今の僕らなら自由を認め合ったうえで愛し合って、一緒にいられると思う」とスコットに相談し、スコットは了承します。
その後、スコットが仕事上の付き合いがある友人男性の事で、リベラーチェは「君はジキルとハイドだ、コロコロ変わる」「ファック友達だろ」と言ってスコットを責めます。スコットが「やりたい放題なのは君だ」と反論し、さらに、何週間も自分を求めないリベラーチェに「どこでやってる、淫乱クイーン」と言うと、リベラーチェは表情を変え「誰に向かって物を言ってる?」と怒ります。その日以降リベラーチェはスコットを遠ざけます。
恋するリベラーチェの結末
その後スコットは家から追い出されます。その後、弁護士を依頼してほんの少しの金を手にリベラーチェと別れます。
年月は流れ、平穏を取り戻したスコットの部屋に電話が鳴ります。「スコット君なの?」、力の無い声で「メリークリスマス」とつぶやくりべラーチェ、スコットはリベラーチェに会いに行きます。「一番幸せだったよ、君といた時が」エイズに侵されたリベラーチェは思い出にと、スコットに指輪を渡します。
葬儀に参列したスコット、神父の祈りの後、スコットの目には煌びやかなリベラーチェのコンサートショーが始まり、笑顔で見つめるスコットの指にはリベラーチェにもらった指輪がはめられていました。
以上、映画「恋するリベラーチェ」のあらすじと結末でした。
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