劇場版 びったれ!!!の紹介:2015年日本映画。狂犬と呼ばれた元ヤクザの伊武努は、死んだ姉の娘かりんの世話をしながら、司法書士として働いています。そんな努の周りでヤクザ絡みの問題が発生し、努に相談がもちかけられました・・・という内容の田島隆、高橋昌大のコミックの映画化です。
監督:金田敬 出演者:田中圭(伊武努)、森カンナ(杉山栄子)、国広富之(桑原和也)、日向丈(五十鈴)、岩崎未来(伊武かりん)、山本耕史(霧浦三郎)、竹中直人(伊武制覇)ほか
映画「劇場版 びったれ!!!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版 びったれ!!!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 びったれ!!!の予告編 動画
映画「劇場版 びったれ!!!」解説
この解説記事には映画「劇場版 びったれ!!!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 びったれ!!!のネタバレあらすじ:起
伊武努は元ヤクザで狂犬と恐れられた男でした。今は死んだ姉の娘かりんを育てる父親で、司法書士として働いていました。
ある日、幼稚園で知り合ったお父さんたちが、努の紹介で就職したスーパーが、社長の入院中にIBUエンタープライズという会社に乗っ取られ、新しい社長として遊び人の社長の息子が指名されて困っていると相談を受けました。
努は早速調査し、乗っ取った会社が設立した子会社の弁護士の霧浦に会いました。乗っ取りの裏には、社長の息子が上前というヤクザの裏カジノで大負けし、借りた金が億単位に膨らんだことがあり、借金のカタにとられたものでした。しかし努は非合法なギャンブルは借金にならないと理詰めで攻撃し、霧浦を負かしました。
劇場版 びったれ!!!のネタバレあらすじ:承
IBU側の攻撃が始まりました。かりんの幼稚園に『努は元ヤクザだ』とヤクザ時代の写真をあちこち貼られました。努のいる、もみじ司法事務所にも苦情の電話が殺到しました。更にIBUの社長の伊武制覇が遊園地を借りきり、かりんの幼稚園の生徒全員を遊ばせました。制覇はかりんと楽しく遊んだ後、かりんにお母さんが死んだのはお父さんが原因だと耳打ちしました。
かりんに追及された努はかりんにすべてを話しました。自分がヤクザ時代に、暴行を加えて破門にした組員が、仕返しにかりんの母を轢き殺したのでした。もみじ司法事務所の部下の栄子が、実家に帰ると言うので、かりんも一緒に連れて行ってもらい、かりんの気持ちを落ち着かせることにしました。
劇場版 びったれ!!!のネタバレあらすじ:転
栄子の実家はチョウザメの養殖で有名な、湯来温泉にありました。しかしこの地区ではリゾート開発が行われようとしており、ヤクザ風な男たちが温泉街道をわめき散らして走っていました。栄子が行政書士になったのをきっかけに、認知症になった書道の先生の任意後見人になっていました。先生の所に見知らぬ男がいました。さらに幼馴染の霧浦もやってきました。沢木不動産から立ち退きを迫られる住民たちを助けるために、栄子は霧浦に助けを求めました。
霧浦は、町民たちに立ち退いて土地を売ることを勧めました。その代わり沢木不動産より高く買ってくれるところを探す、と言いました。栄子がかりんと先生の家に行った時、一人の男が出て行きました。その時、かりんにぶつかり、かりんは怪我をしました。かりんの怪我を心配して努が湯来温泉にやって来て栄子に会うと、霧浦が一緒に居たことから、怪しいと思い、調べ始めました。
劇場版 びったれ!!!の結末
霧浦は制覇に使われていました。沢木不動産もIBU関連の会社でした。霧浦は自分の息子の手術費用を稼ぐために、悪徳弁護士を請け負っていました。住民の契約書の中に先生のものがあったことから、任意後見人の同意が無ければ無効だと迫り、霧浦を負かしました。
霧浦は弁護士バッジを置いて立ち去りました。制覇は霧浦はもう使えないから、自分で処理しろと沢木に伝えました。沢木不動産の沢木の本業は暴力団でした。かりんをさらって来て、努を呼び出しました。霧浦が事情を知って、かりんを助けに行きますが、逆にリンチに遭いました。努は指を詰めるから全て水に流せと言った時、かりんが逃げ出して来て、努に『戦ってお父さん!』と言いました。
努は狂犬に変貌し、沢木以下全員を打ちのめしました。制覇は努の父で、かりんの祖父でした。制覇は努に『お前のびったれな顔が嫌いだ』と言って立ち去りました。努はかりんと栄子と手を繋いで歩き始めました。
以上、映画「劇場版 びったれ!!!」のあらすじと結末でした。
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