ブリジットジョーンズの日記の紹介:2001年イギリス映画。全世界でベストセラーとなったヘレン・フィールディングの同名小説を映画化したラブコメディ。ブリジット・ジョーンズは出版社勤務の32歳の独身のOL。新年に彼女はひとつの決意をする。「日記をつけ、タバコとお酒を控えめにし、体重を減らして、恋人を見つける!」そして、「ハンサムな上司ダニエルには気をつける」彼女の誓いは無事達成されるのか?
監督:シャロン・マグワイア 出演:レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース、ジェマ・ジョーンズほか
映画「ブリジットジョーンズの日記」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブリジットジョーンズの日記」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブリジットジョーンズの日記の予告編 動画
映画「ブリジットジョーンズの日記」解説
この解説記事には映画「ブリジットジョーンズの日記」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブリジットジョーンズの日記のネタバレあらすじ1
ロンドンの大手出版社に勤めている独身女性の32歳のブリジットは、世界中のどこにでもいるようなダイエットと恋愛に夢中の中年にさしかかってる女性。親戚達が集まる新年パーティでバツイチの弁護士マークと会うが、マークの着ていたすこぶるセンスの悪いセーターに幻滅する。新年を期にブリジットは日記をつけ始める。
ブリジットジョーンズの日記のネタバレあらすじ2
勤務先の出版記念パーティーでかねてより好意のあった上司のダニエルと急接近し、マークがダニエルの恋人を寝とったと聞かされ、一夜を共にしてしまう。それを期に有頂天になったブリジットは、ダニエルとデートを重ねるが、元々が女たらしだったダニエルには同じ出版社のアメリカ人の婚約者がいた。傷心したブリジットは、ダニエルに引き止められるが、「ここで働くくらいならサダム・フセインの尻を拭いた方がまし」と言い放って、テレビ局に転職しリポーターになる。
ブリジットジョーンズの日記のネタバレあらすじ3
リポーターとして人気者になったブリジットは、友人に呼ばれた夕食会でマークに再会する。マークは恋人を連れていたのだが、ブリジットに好意を示すようになり、マークのお陰でブリジットはスクープをものにすることになる。
ブリジットジョーンズの日記のネタバレあらすじ4
ブリジットの33歳の誕生日のお祝いに友達が彼女の家でパーティーをしてくれている所にマークが訪ねてくる。そんなマークといいムードになっているところへ、突然、ダニエルがやってきて彼女に許しを乞い、愛を告白する。激怒したマークとダニエルが大ゲンカをしてしまい、ブリジットは結局 どちらとも付き合わないことになる。
ブリジットジョーンズの日記の結末
次のクリスマス。母パメラからマークの妻を奪ったのはダニエルだと聞かされる。マークの実家のパーティーで彼の父親がマークの婚約と渡米を発表する。それを聞いたブリジットは、ショックから落ち込んでしまう。ショック状態で口走った言葉にマークはブリジットの本心を知り、婚約を解消し渡米を止め、ブリジットを訪ねる。ブリジットの日記を見てどこかに出かける。悪口を見られたと思い、雪が降る中 慌てて後を追うブリジット。実はマークは新しい日記帳を買いに行ったのだった…。
雪の街路で告白し合う二人。お互いを温め合うように抱き合ってハッピーエンド。
いっぱい笑えて元気をもらえる大好きな作品です。この映画の一番の魅力は、愛すべきキャラクター達と演じている俳優陣。私が特に好きなのは、コリン・ファース演じるマークです。堅物弁護士役で、あまり笑ったりしないけれど、時折見せるちょっとはにかんだ笑顔がたまりません。女たらしのダニエル(ヒュー・グラント)と違い、女性に不器用そうでありながら、まっすぐにブリジットに告白するシーンにノックアウトされました。「ありのままの君が好きだ」というセリフが最高で、「I love you.」ではなく、あえて?「I like you.」という言葉のチョイスは、より心に響きましたね。
もちろん主人公のブリジットもとてもチャーミング。レネーはこの作品のために10kg以上体重を増やし、アメリカ人なのにイギリス英語の発音をマスターして役に臨んだそうですが、ブリジット役が見事にハマっていました。素敵なシングルライフとは程遠い独身女性ですが、仕事でも恋愛でも失敗してはどっぷり落ち込み姿に素直に共感できて、ラストはほっこり幸せを感じました。「うまく行かないことも多いけど、ブリジットみたいに頑張っていればきっといいことあるよね」と元気をもらえること間違いなし。