名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)の紹介:2014年日本映画。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第18作目。ベルツリータワーで謎のスナイパーによる狙撃事件に偶然遭遇したコナンたちが、アメリカ海軍の特殊部隊であるネイビーシールズも巻き込んで陰謀に立ち向かう。今作はコナンシリーズで謎の人物であった沖矢昴の正体が明かされるかもしれないと話題となり、公開前からファンの期待は高まっていました。人気キャラクターもたくさん登場し、はらはらさせる展開を繰り広げるストーリー展開は高い評価を得ました。人気俳優の福士蒼汰や元プロ野球選手の赤星憲広が声優として参加していることも話題となりました。
監督:静野孔文 声の出演:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、山口勝平(工藤新一)、松井菜桜子(鈴木園子)、緒方賢一(阿笠博士)、林原めぐみ(灰原哀)、茶風林(目暮十三)、池田秀一(赤井 秀一)、日高のり子(世良真純)ほか
映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手」解説
この解説記事には映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)のネタバレあらすじ:ベルツリータワー
コナンと蘭、阿笠博士と少年探偵団の面々は、夏休みを利用してベルツリータワーのオープニングイベントに来ていました。コナンが展望台から景色を見ていると、遠くのビルからキラリと光を感じます。
そう思った瞬間、ベルツリーの展望台めがけて、弾丸が入ってきました。するとその弾丸で、コナンの隣にいた男性が撃たれてしまいます。コナンはビルの上に犯人がいると確信し、博士が作ってくれたスケボーでそのビルへ向かいます。
ビルに向かう途中、コナンは車に轢かれそうになりますが、その危機を蘭の同級生である高校生探偵、世良真純に助けられます。
名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)のネタバレあらすじ:ティモシー・ハンター
世良真純と共に、犯人を捕まえるためバイクでビルに向かいますが、犯人に気付かれ攻撃を受けてしまいます。危機一髪のところをFBIのジョディ捜査官に助けられます。FBIは犯人を追い詰めますが、犯人は海へ投げ出され見失ってしまいます。
警視庁の会議室で目暮警部とともに、FBIから事件の説明を受けます。犯人はFBIが追っている人物で、元海軍特殊部隊ネイビーシールズの狙撃主ティモシー・ハンターだと明かされます。
ハンターはかつて勲章を受けるほど海軍で優秀でしたが、あらぬ疑いをかけられ勲章をはく奪され、頭に弾丸を受けて命は助かるものの体に障害を負ってしまいます。ハンターは家族をも失ってしまい、姿を消してしまいます。
名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)のネタバレあらすじ:混迷する事件
やがてアメリカの地方紙の記者が狙撃されます。その記者はハンターとその家族をしつこく追っていました。ハンターは日本に潜伏している可能性があり、FBIのジョディの元に身柄を確保するよう指令がくだっていたといいます。
ハンターは自分と家族を不幸にした人達に復讐しており、次にターゲットとなる人物も浮かびあがります。次の犯罪を阻止するため、FBIとコナンは調査に乗り出します。コナンの装備品であるアイテムを阿笠博士が強化してくれました。その手伝いには謎の居候である沖矢昴の姿もありました。
ハンターと交流のあったミニタリーショップの店員ケビン・吉野 、元海兵隊で日本でバイク店を経営しているスコット・グリーン、日本在住の海兵のよき相談相手になっている元司令官マーク・スペンサーをあたりますが、有力な情報は得られません。次のターゲットを守るために動きますが、事件は起きてしまい、犯人であるハンターも殺害されてしまいます。
名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)のネタバレあらすじ:事件の矛盾点
コナンは事件の調査を進めるにつれて、日本で起きた狙撃事件はハンターの犯行ではないことを突き止めます。またハンターはもう一人の犯人によって殺害されたと推測します。
ハンターの遺体を解剖すると、脳に障害があり、とても狙撃ができる体ではなかったことが分かりました。事件の真実にせまるコナンに、犯人の攻撃が向けられます。
命を狙われるコナンですが、同じく捜査していた世良に助けられます。その代わり、世良は肩に弾丸を受けてしまい、病院に運ばれます。心配するコナンですが、世良は助かります。
名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)の結末:真犯人
その後の調査で、犯人はミニタリーショップの店員のケビン・吉野だと分かります。ハンターと組んでいて、復讐のための狙撃を繰り返していました。ハンターは自分が狙撃手としてもう機能しないこと、長くはないことを悟り、仲間の狙撃手に自分を殺害して捜査をかく乱するよう依頼したのでした。
ベルツリータワーで犯人と対決することになったコナンですが、そこには蘭もいる状態になってしまいます。そして運悪く停電になってしまい、まっ暗闇の中で犯人と対決することになりますが、沖矢昴の尽力によりコナンは犯人からの狙撃を回避することができます。
また、博士が強化してくれたアイテム、花火型サッカーボールによって明かりができ、蘭によって犯人を攻撃でき、逮捕することができました。彼はFBIから連絡を受けると、亡くなったとされるFBIである赤井秀一の声で「了解」と答えます。
このことにより、沖矢昴の正体は亡くなったとされていたFBIの赤井秀一であることが分かりました。コナンと蘭たちはまた平和な日常へと戻っていきます。
以上、映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」のあらすじと結末でした。
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