ラブ・ダイアリーズの紹介:2008年イギリス,アメリカ,フランス映画。パパとママの離婚を阻止したい娘マーヤがママとの馴れ初めを聞きたがり、ウィルは出会った3人の女性との恋の話を語り、誰が母親かを推理させるその様子がほのぼのとして心温まり、ウィルの恋の話はウィルの人生と時代を彷彿させる中身の濃い作品です。
監督:アダム・ブルックス 出演: ライアン・レイノルズ(ウィル・ヘイズ)、アイラ・フィッシャー(エイプリル)、デレク・ルーク(ラッセル)、アビゲイル・ブレスリン(マーヤ・ヘイズ)、エリザベス・バンクス(エミリー)、レイチェル・ワイズ(サマー)、ほか
映画「ラブ・ダイアリーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラブ・ダイアリーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラブ・ダイアリーズの予告編 動画
映画「ラブ・ダイアリーズ」解説
この解説記事には映画「ラブ・ダイアリーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラブ・ダイアリーズのネタバレあらすじ:起
ウィルの手元に離婚判決書が届きます。その足でウィルは娘のマーヤを迎えに行きます。
すでに離婚の話を聞いているマーヤはウィルに「私のママとの馴れ初めは?」と聞きます。離婚するんだから“私のママ”だと言うマーヤにウィルは「馴れ初めを話したって状況は同じだ」と言いますが、どうしても聞きたがるマーヤにウィルは「誰がママかは秘密だ」と言い「仮名を使って脚色もする推理能力が試されるぞ」。マーヤは「恋のミステリーね」と言って寝床を整え聞く体勢になります。
ラブ・ダイアリーズのネタバレあらすじ:承
大学生だったウィルは同じ大学生エミリーと付き合っていましたがウィルは大統領になる夢をかなえる為、2ヶ月ニューヨークへ行く事になります。エミリーからニューヨークに住む友人のサマーへの小包を預かります。
選挙事務所で働くようになったウィルは同僚のエイプリルに出会います。
ウィルはサマーへ小包を届けに行くと、父親と名乗る男性から酒を勧められ目覚めるとサマーが居て、彼は父親ではないと言って帰り際にサマーはウィルにキスをします。
エイプリルの誕生日の夜、賭けに負けたウィルはエイプリルの行くパーティに同伴します。
その日はエミリーにプロポーズをする前日で、指輪を持ち歩いていたウィルでした。エイプリルはプロポーズの練習台になると自ら名乗り出ます。
エイプリルを自宅に送り届け、お茶を勧められソファーでくつろぎキスをしますが、理性を取り戻し部屋を出ます。
部屋に戻る前にエレベーターを待つエミリーを見て大急ぎで階段を駆け上りますが、既にエミリーは部屋の中で待っていました。同室の同僚の気転でその場は逃れますがキスをするとエミリーから「舌の味が違う」と言われてしまいます。散歩に出たウィルはエミリーにプロポーズしますが、エミリーは途中から拒否しだし、友人の「チャーリーと寝ちゃった」と告白し、エミリーとは終わります。
エイプリルとはエイプリルが旅に出た後、葉書のやり取りをして親友になりますがそれ以上にはなりませんでした。
ラブ・ダイアリーズのネタバレあらすじ:転
ニューヨークに残ったウィルにサマーの彼だった教授のハンプトン・ロスから連絡がありサマーに「ロブレドの記事を書いてもらえばいい」と提案し「サマーにはチャンスだし君も助かる」と言われます。
記事は高評価を得て2人は公私共に親密な関係になっていきます。
結婚を考え指輪を用意しますが、彼女の書いたロブレドの記事の続編の事でウィルは仕事もサマーも失います。
ラブ・ダイアリーズの結末
月日が流れエイプリルと再会します。エイプリルへの気持ちを確認でき、告白しますが時は流れていて、エイプリルの気持ちは今はケビンにありました。
ウィルは古本屋でエイプリルが探し続けていた、亡くなった父親からもらって無くした本を見つけ、エイプリルを尋ねたその日、偶然サマーと再会してパーティをするので来て欲しいとメモを残すとサマーは帰っていきます。
話の途中でマーヤが「私のママが誰だって離婚するんでしょう。」と話を聞きたがらなくなります。
サマーに招待されたパーティにはエミリーが来ていました。
エミリーは「私あなたとあなたの夢が怖かった」「もしかして私達別の計画だったら・・・」とエミリーはウィルの髪を触りながら話します。
するとマーヤが話の途中でエミリーがママだと断言します。私が悲しい時ママはいつもそうする“太陽みたいに輝いて”って髪をかきあげてくれる。と言います。
そこにママがマーヤを迎えに来ます。マーヤの思惑とは逆にパパとママは離婚します。
ウィルは何年もエイプリルに渡せなかった本を返しに行きます。ケビンがいたのでなんだか渡せなかった、と言うウィルにエイプリルは背中を向けます。
マーヤはウィルに「幸せになってほしいの」と言いウィルと2人でエイプリルに会いにいきます。
エイプリルに会いに行く車の中でマーヤは「ケビンが何か欠けてたならパパは欠けてないかもよ」と言い、ウィルに希望を与えるような言葉をかけます。
ウィルはエイプリルに「本を持ってたのは・・・唯一の絆だったから」。流れた月日を埋めるように2人は抱き会い、パパの幸せを見届けたマーヤもまた幸せな気分のニューヨークの夜でした。
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