ダンボの紹介:1941年アメリカ映画。ディズニーアニメ。この作品は、1941年にアメリカで制作され、1954年日本で初公開された、ディズニー映画です。サーカスの象のもとに届けられた赤ん坊は、耳の大きな象でした。ダンボを守ったために引き離された母親と、母を恋しがりながらも、ネズミのティモシーとともに成長し、母の元へと戻ろうとする親子の愛が泣ける映画です。2019年には実写版「ダンボ」が公開されました。
監督:ベン・シャープスティーン 出演:ティモシー・マウス(エドワード・ブロフィ/牛山茂)/ジャンボ(ヴェルナ・フェルトン/磯辺万沙子)/団長(ハーマン・ビング/内田稔)/コウノトリ(スターリング・ホロウェイ/関時男)/牧師カラス(ホール・ジョンソン/中村雄一)ほか
映画「ダンボ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダンボ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ダンボ」解説
この解説記事には映画「ダンボ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
⇒2019年公開、実写版「ダンボ」のネタバレあらすじはこちら
ダンボのネタバレあらすじ:待望の赤ん坊は耳の大きい子「ダンボ」
サーカスの一座は、機関車を旅をしています。春になり、サーカスの動物たちは、コウノトリが自分尾赤ん坊を連れてくることを、心待ちにしていました。象のジャンボも、赤ん坊を心待ちにしている一人です。赤ん坊が届けられ、その子はとてもかわいらしい子でした。しかし、くしゃみをしたとたん、耳が大きく広がったのです。仲間の象おばさんたちは、その子供を気味悪がり、「ダンボ」とあだ名を付け、毛嫌いしました。しかしジャンボは、我が子が愛おしく、ジャンボ・ジュニアと名付け、可愛がります。
ダンボのネタバレあらすじ:母親との別れ
サーカスの仲間とともに、ダンボもテントの中に入ります。しかし、サーカスを見に来た子供に、虐められてしまいます。ジャンボは、我が子を守ろうと、子供を懲らしめますがだんだんと暴走してしまい、ついに止めに入った団長を投げ飛ばしてしまいます。怒った団長に、凶暴な象として、檻に閉じ込められてしまい、ダンボとは離ればなれになってしまいます。ダンボが悲しんでも、誰も慰めてはくれません。それを見ていられなかったのは、ネズミのティモシー・マウスです。ティモシーは、ダンボがスターになればお母さんとまた会えると慰め、作戦を練ります。象おばさんたちのピラミッドの頂上に乗る際に、飛び乗るという作戦を立てますが、失敗して落下してしまいます。そのため、ダンボはピエロの役割を与えられてしまいます。ビルから大きなパイに向かって飛び降りる演技をさせられ、みんなの笑い者になってしまいました。
ダンボのネタバレあらすじ:空をとべる?
ダンボは、笑い者にされる悲しさからこっそりジャンボのもとへと向かいます。その帰り、ダンボは誤ってティモシーと共にお酒を飲んでしまいます。ピンクの象が踊っている夢を見た二人は、起きると木の上にいました。ティモシーは、ダンボが空を飛んだのだと興奮しますが、それを見ていたカラスたちに大笑いされます。怒ったティモシーは、ダンボの境遇を話し、それでも笑うのかと罵ります。それを聞いたカラスたちは、改心しダンボに協力をします。自分の羽を渡し、「これを持っていれば空を飛べる魔法の羽」と説明し、見事ダンボは、カラスたちと空中散歩をします。
ダンボの結末:スター誕生
サーカスに戻ってきたダンボは、いつものようにピエロになります。ですが、飛び降りる時に、空を飛ぶことを計画しました。落ちる際、魔法の羽を持っていたダンボですが、誤って羽を落としてしまいます。ティモシーは、「魔法の羽は嘘っぱち。ダンボは自分で飛べるんだ!」と叫ぶと、ダンボは勇気を振り絞り、耳を羽ばたかせ、飛ぶことに成功します。ダンボは一躍スターとなり、象おばさんたちにも認められました。ティモシーは、ダンボのマネージャーとして一緒にいてくれます。そして、ジャンボも檻からだされ、親子は再会を果たしました。
以上がダンボのあらすじと結末です。
大人になった今でも、本当に大好きな映画です!とにかくダンボがむちゃくちゃかわいい!!
ダンボとお母さんの何気ない幸せな日々から一転、辛い出来事が二匹に降りかかるシーンは、見ていて本当に心が痛かったです。ティモシーがダンボを励ますために奮闘しますが、本当にいいやつだなと思います。ネズミだけど、ダンボのためにいろいろ考えるティモシーは、すごくカッコイイと思いました!後半に出てきたカラスたちも、なんだかんだいい連中で素敵でした。
そして、ダンボのお母さんの鼻でダンボを揺りかごするシーンなど、母子のシーンがむちゃくちゃ可愛くて癒されました。皆の表情もすごく細かくて、言葉を喋らなくても何が言いたいのかが伝わります。
友情や家族の大切さが身にしみて分かる映画です。