影裏の紹介:2020年日本映画。2017年、デビュー作が芥川賞受賞となった沼田真佑の短編小説「影裏」。作者自身が住む盛岡を舞台にしたこの作品は、主人公の青年が失踪した親友を探すうちにその本当の姿に近づき、やがてその喪失から立ち直っていく物語である。監督は「るろうに剣心」シリーズなどヒット作を多数手掛ける大友啓史。大友自身も盛岡出身であり、開局50周年記念作品を検討していたテレビ岩手のオファーを受け映画化が実現した。その大友が出演を熱望したという綾野剛と松田龍平が主演をつとめ、監督の期待にこたえている。
監督:大友啓史 出演:綾野剛(今野秋一)、松田龍平(日浅典博)、國村隼(日浅征吾)、筒井真理子(西山)、中村倫也(副島和哉)、永島暎子(鈴村早苗)、安田顕(日浅馨)、平埜生成(清人)