フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンドの紹介:2017年日本映画。TVアニメ「フルメタル・パニック!」を再編集した全三部作の第一部。対テロ極秘傭兵組織ミスリルに所属するエージェント相良宗介は、千鳥かなめを護衛する任務を受け、生徒として都立陣代高校に潜入します。普通の高校生としての常識に疎い宗介は、事あるごとにかなめとぶつかりますが、次第に親密になっていきます。その後、かなめを護衛する任務がなくなりますが、修学旅行に行った宗介とかなめは、他の生徒とともに拉致されてしまいます。宗助は、かなめに秘められた能力の狙う敵組織に立ち向かっていくことになります。
監督:千明孝一 出演:相良宗介(関智一)、千鳥かなめ(ゆきのさつき)、テレサ・テスタロッサ(ゆかな)、クルツ・ウェーバー(三木眞一郎)、メリッサ・マオ(根谷美智子)、アンドレイ・カリーニン(大塚明夫)、リチャード・マデューカス(西村知道)、ガウルン(田中正彦)、常盤恭子(木村郁絵)、風間信二(能登麻美子)、神楽坂恵理(夏樹リオ)、レナード・テスタロッサ(浪川大輔)
映画「フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド」解説
この解説記事には映画「フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンドのネタバレあらすじ:起
対テロ極秘傭兵組織ミスリルに所属するエージェント相良宗介は、メリッサ・マオ、クルツ・ウェーバーと共に都立陣代高校に通う女子高生、千鳥かなめを護衛する任務を受けます。そして、より近くで護衛するため、ミスリルで最年少である宗介が、都立陣代高校に生徒として潜入することになりました。
しかし、エージェントとして戦場を駆け巡っていた宗介は、普通の高校生としての常識に疎く、自己紹介で軍事知識を披露したり、護衛のためにかなめが着替えている女子更衣室に堂々と入ったりなどして、生徒からドン引きされますが、かなめには好印象を持たれました。
その後も宗助は、護衛のためかなめの周りをうろつき、かなめからはうっとおしがられますが、宗助が車に轢かれそうになったかなめを助けたことから次第に親密になっていきました。ある夜、かなめの家に侵入しようとした賊をベランダで捕えた宗助でしたが、賊は、クラスメイトの風間信二でした。
信二は、先輩に度胸試しのためにかなめの下着を盗ってくるように言われたもので、かなめに危害を加えようとしたわけではありませんでした。しかし、そこにかなめがやってきて、そのときたまたま宗助がかなめの下着を持っていたことで、勘違いしたかなめは宗助を殴り飛ばし、それ以来かなめは、宗助に冷たい態度をとるようになりました。
フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンドのネタバレあらすじ:承
そのころ、ミスリルは、かなめを狙う組織のアジトに向けて巡航ミサイルを発射し、アジトの破壊に成功しました。かなめを狙う敵勢力に致命的ダメージを与えたと判断されたことから、かなめの護衛の任務は終了となりましたが、宗助達には1週間の休暇が与えられ、宗助は、修学旅行に参加することになりました。
宗助達は、修学旅行先である沖縄に行くため飛行機に乗り込みますが、飛行機は、いつの間にか沖縄とは逆歩方向に向かい、大陸にあるハンカ自治州の空港に着陸しました。宗助達は、機内放送で飛行機がハイジャックされて人質となったことを知らされました。
さらに、ハイジャック犯のリーダーが現れてかなめを連れて行きましたが、宗助は、ハイジャック犯のリーダーが旧知のガウルンとわかりました。宗助は、ひそかに飛行機から離れると、かなめが監禁されている車両からかなめの救出に成功しますが、そのとき、かなめがウィスパードという存在であることを知りました。
フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンドのネタバレあらすじ:転
宗助達は、敵組織から追撃を受けますが、そこへミスリルの救援部隊が到着し、宗助や人質になった生徒たちの救出にあたりました。しかし、宗助達の救出に向かったクルツは、ガウルンが搭乗するアーム・スレイブに倒されてしまい、時間切れとなったことから、ミスリルは、生徒たちだけを救出し、空港を後にしました。
宗助とかなめは、ガウルンにやられ負傷したクルツと共にミスリルと連絡が取れる海岸に向けて移動します。しかし、逃げ切れないと悟った宗助は、自分とクルツが囮となっている間に逃げろとかなめに言いますが、かなめはそれを拒否し、宗助に一緒に逃げようと言いました。
その時、クルツは、ここを監視する偵察衛星に向けて地上に炎でメッセージを描くアイデアを思いつき、宗助はそれを実行しました。しかし、炎をつけたことで敵に宗助達の居場所がわかってしまい、包囲されてしまいました。
絶体絶命となったところに、ミスリルから新型のアーム・スレイブ「アーバレスト」が送られてきました。宗助は、アーバレストに搭乗すると、包囲した敵を倒していきますが、そこにガウルンが搭乗するアーム・スレイブが立ちはだかりました。
フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンドの結末
性能は、ガウルンが搭乗するアーム・スレイブとアーバレストは互角でしたが、宗助は、まだアーバレストの力を全て引き出せないため、押され続けました。その時、かなめは、宗助にアーバレストに搭載されている搭乗者の意思に反映して動くラムダ・ドライバという装置について説明し、相手を倒すと強く念じれば倒せる、と言いました。
さらに、かなめは、宗助が負ければ自分は実験に使われたあげく殺される、と言いました。宗助は、かなめの言っている事を想像して強く怒り、そして、アーバレストの力を最大限引き出し、ガウルンを撃破しました。
その後、宗助達は、ミスリルの潜水艦に救助されハンカ自治州からの脱出に成功しました。その潜水艦の中で、宗助の上官であるアンドレイは、宗助に、ラムダ・ドライブなど通常ではありえない兵器の元となったブラックテクノロジーを生み出しているのは、かなめのようなウィスパードと呼ばれる未知の知識を持った能力者であることを示唆しました。
アンドレイは、かなめの危険をなくすため、かなめはウィスパードではなかったという偽情報を流すと言いましたが、保険のため、ひきつづき宗助をかなめの護衛の任にあてることにしました。
以上、映画「フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド」のあらすじと結末でした。
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