富美子の足の紹介:2018年日本映画。小さい頃から美脚で、大人になっても足にしか興味を示さない男たちに囲まれる女性の富美子が、美脚フェチで金持ちの老人に遺産をやるから毎日家に来てくれと言われ・・・という内容のちょっとエロチックな人間ドラマです。
監督:井坂聡 出演者:片山萌美(富美子)、淵上泰史(野田アキラ)、でんでん(塚越)、武藤令子、山田真歩、福山翔大、田村泰二郎、ほか
映画「富美子の足」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「富美子の足」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
富美子の足の予告編 動画
映画「富美子の足」解説
この解説記事には映画「富美子の足」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
富美子の足のネタバレあらすじ:起
浴室で血まみれの足を洗う女性がいました。彼女は富美子という名で、毎日塚越の家に来て家事をしていました。富美子は幼いころから美脚が自慢で、学生時代から痴漢に遭い、職場では美脚目当ての男たちに取り囲まれていました。足だけにしか興味を示さない男たちに対し、美容整形までしましたが、金が無くなり、デリヘルで働いていました。その時客としてきたのが塚越とういう美脚フェチ老人で、富美子の足に惚れ、自分の財産2億円を全部やるから、毎日家に来てくれという遺言状を兼ねた契約書を渡しました。それ以来、毎日通う富美子は足を露出するホットパンツを履いて、塚越の家の中に一日中いました。塚越は体を求めるのもなく、富美子の足を見て満足する男でした。
富美子の足のネタバレあらすじ:承
ある日塚越の甥の野田がやって来ました。野田は自称芸術家でしたが、全く売れず塚越に富美子の等身大の足のフィギュアを作れと言われ、日々観察し作り始めました。富美子の自宅では足の悪い車いすの母がいますが、ボランティアの若いヘルパーの男の股間をまさぐり、口説いて関係を持っていました。自宅に帰った富美子は母の言うがまま、2万円~3万円でヘルパーやその友人に売春行為をしていました。富美子は自分の気持ちがいたたまれない時は、バッティングセンターで発散していました。そのころ野田の作る足が完成しますが、塚越にダメだと言われ作り直していました。2度目もダメと言われ、塚越に富美子の足を舐めろと命令されますが野田にはできませんでした。
富美子の足のネタバレあらすじ:転
ある日富美子の自宅に男が3人いました。母親によると複数プレイでした。富美子は怒り母の顔に食器用洗剤をぶっかけました。その夜、富美子は気晴らしにバッティングセンターに行くと店は閉店していました。発散場所の無くなった富美子は、野田の部屋に行き、野田を罵倒し暴行することで気分を晴らしました。そして野田に全裸で迫り、関係を迫りました。関係を持った野田は富美子の足を舐めまくりました。そして野田は新しい素材で足のフィギュアを完成させました。これを見た塚越はこの足が気に入り常に足を両手に抱えた生活が始まり、体が弱り寝込み始めました。そこに塚越の娘がやって来て遺産相続の話をすると、遺産は富美子に全部やることにしたと言ったため、娘は絶対にそうはさせないと足のフィギュアを奪い怒って帰りました。
富美子の足の結末
弱っていた塚越でしたが、今度は富美子の生足を舐めはじめました。片時も離さず足を舐めると、塚越は元気になり昔より体力も回復しました。死にかかりから蘇った塚越に対する苛立ちは、野田に当たりました。蹴られても蹴られても喜ぶ野田でした。遂に我慢の限界に来た富美子は、塚越の目の前で、野田に暴行を加えた後、背中を包丁で刺しました。そして塚越の顔と頭を蹴りまくりました。血まみれで喜び、初めから遺産など1円もないと言った塚越にキレた富美子は蹴りつづけ遂に殺しました。そして浴室で富美子は血の付いた足を洗いました。その後、塚越を殺したのは自分だと野田が自首しました。殺人犯とならなかった富美子は海辺を一人歩きました。
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