ゴスロリ処刑人の紹介:2010年日本映画。黒いマントの5人組に、母を殺され、父を半身不随にされた一人娘のユキ。ユキはゴスロリファッションに身を包み、復讐の為5人の命を一人ずつ狙いに行きます。ゴシックロリータファッションの少女が、復讐の鬼と化し殺戮を繰り返すスプラッターアクション作品です。和製スプラッターの象徴と言える血の噴水が見どころです。
監督:小原剛 出演者:秋山莉奈(ユキ)、桃瀬美咲(レディ・エル)、佃井皆美(咲慧)、岡本正仁(由利ゲラオ)、白善哲(ナイトウォッチ)、中島史恵(カヤコ)、青柳塁斗(マサト)、柳憂怜(次郎)ほか
映画「ゴスロリ処刑人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゴスロリ処刑人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ゴスロリ処刑人」解説
この解説記事には映画「ゴスロリ処刑人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴスロリ処刑人のネタバレあらすじ:起
人殺しもする裏賭博場にゴシックロリータファッションを身をまとったユキが乗りこみます。ボディガートを殺し中に入ると、胴元の咲慧を取り巻く手下たちが襲いかかります。ユキは傘になった武器で、手下どもを次々殺します。遂に咲慧が立ち上がると、ユキが「お前を殺しに来た」と対峙します。ユキは咲慧と闘いますが、実力はユキが上で、あっさり咲慧をバラバラに解体して殺してしまいます。
自宅に帰ったユキは車いすの父親・次郎に「咲慧を殺してきた」と報告します。あの日はユキの誕生日でした。誕生日ケーキを前に、母・カヤコがプレゼントをユキに渡します。楽しいひと時を過ごすその時、黒いマントの5人組が家に押し入ります。次郎を切りつけ、ユキを倒すと、母のカヤコを壁に串刺しにして貼りつけたのです。次郎は半身不随になり、カヤコは殺されます。ユキはカヤコの復讐の為、黒いマントの5人の命をとる覚悟を決めたのでした。
ゴスロリ処刑人のネタバレあらすじ:承
高校教師の男を、体育館でユキが待ちます。やってきたのは復讐相手2人目の由利ゲラオです。ユキを見たゲラオは「お前生きていたのか」と言って、ザブトンに座り、モップを持つと、空中を舞いながらユキに攻撃を仕掛けます。サブトンがなければ倒せると思ったユキが、ザブトンを奪い、ゲラオを追い詰めると、首を切り裂いて殺します。
次にユキは屋上で不良外国人7人組に襲われている男を助けます。男はユキに礼を言いますが、ユキは「お前を殺す」と言います。この男も復讐相手で通称ナイトウォッチです。ナイトウォッチは「あんたの家の鍵を開けるだけだと言われ金をもらってやった、殺していない、お願いだ殺さないでくれ」と命乞いします。更に妻と子供の写真を見せ「あんたに人間性があるなら殺さないでくれ」と泣きだします。ユキは「人間性なんてとうに捨てた」と言ってナイトウォッチの内臓をえぐって殺します。
ゴスロリ処刑人のネタバレあらすじ:転
そこへ現れたのはレディ・エルと言う女子高生。エルは狙われる前に殺してしまえと先手を打ってきたのです。二丁拳銃で先制攻撃が始まります。体に銃弾を浴びたユキはビルの隅に隠れ眠り込んでしまいます。
殺された母が、化け物に変わる夢を見て目覚めたユキの横には次郎がいます。「死ぬ前のママの顔が変になっていた」と次郎に言うと、「それは夢だ」と次郎が言います。そして止める次郎を振り切り、手当てされた包帯を取ると、そこへエルが現れます。
ユキは傘のマシンガンで対抗しますが、銃裁きの上手いエルに防戦一方です。銃がなければ勝てると思ったユキは、エルの手から銃を払いのけ、エルの首を絞めます。やがてエルがぐったりして倒れます。ユキは、その後起き上がったエルの顔めがけマシンガンをぶっぱなします。エルは顔だけ髑髏になって死んでしまいます。
ゴスロリ処刑人の結末
「あと一人だ」と言うユキを次郎が「もういいやめろ。お母さんのように死んでしまうぞ」と止めます。しかしユキは「死んでもいい」と言って、最後の一人マサトと対峙します。
「どうしてママを殺した」と聞くユキに、「僕を倒したら教えてやる」とマサトが言って幕を落とします。そこには、ギロチンにはめられた次郎がいます。マサトがギロチンのロープを切ります。ユキがすかさずロープをつかむと、マサトの腕が伸びでユキを襲います。ロープを持ったユキは不利で自分から攻撃が出来ません。
やがてマサトはユキの腹を突き刺します。ユキの手からロープが離れ、次郎の両手と首は切断されてしまいます。ユキの怒りは頂点に達します。その時、ユキの体から炎が上がり、ユキは悪魔に変身したのです。
マサトは「オレはお前たち悪魔を倒しているんだ、カヤコもオレの中で生きている。お前もオレの中で生きるんだ」と言って腕を伸ばします。ユキはマサトの腕を引きちぎり、腹に穴をあけ押しつぶして殺します。
目の前に両親が現れます。ユキの怒りは収まり人間の姿に戻ると、両親は消えていきます。その後ユキはゴスロリ処刑人となって生きるのでした。
以上、映画「ゴスロリ処刑人」のあらすじと結末でした。
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