映画「RePlay-Girls リプレイガールズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
RePlay-Girls リプレイガールズの紹介：2010年日本映画。幼い事からの親友にいじめを受けた女子高生ミチは自殺を考え、自殺サイトにアクセスします。そこには自殺したい女子高生が参加する”リプレイガールズ”というゲームが用意され、ミチも参加します。集まった１２人の女子高性のサバイバルゲームが始まったのでした。前半のいじめと自殺をテーマにした重く暗い展開から、後半は一気にスプラッターアクションに変貌する「死にたい美少女たちは生きるために戦った―」のキャッチコピーで公開されたYuki Saito監督の初めての長編作品です。
監督：Yuki Saito 出演者：外岡えりか(ミチ）、佐武宇綺（アリサ）、佐藤さくら（ハルナ）、小泉麻耶（リオ）、かの夏帆（カホ）、三浦萌（ワカナ）、小林香菜（マミ）、藤沢玲花（チヒロ）、真知りさ（コナツ）、水野神菜（モモ）、早麻ひかる（キヨミ）、藤波心（サヤ）、大坂俊介（ジツハラ）ほか
この解説記事には映画「RePlay-Girls リプレイガールズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
自殺サイトに書き込みをする女子高生のミチ。幼馴染で親友のハルナに高校に入っていじめられたことが原因でした。高校で佃煮弁当を食べていて同級生たちに笑われたことが始まりで、その後、将来の夢を語った時、ミチはハルナに「小説家になりたい」と言って、自分の書いた携帯小説を送ります。
このころクラスの不良達とつるむようになったハルナ。ある日、教室に入ったミチは黒板に自分の書いた携帯小説が書かれているのを見ます。このことを知っているのはハルナだけです。親友に裏切られ、何もかも嫌になり、携帯小説を削除したミチは自殺を決意したのでした。
ミチは屋上から飛び降りようとしますができず、自殺サイトの”リプレイガールズ”に参加します。参加者は教室に集められディスプレイにも表示されます。失恋が原因のリオ、妊娠したカホ、親友の自殺を助けられなかったアリサ、そしてワカナ、マミ、チヒロ、コナツ、モモ、キヨミ、サヤ、ミチ、更にハルナも参加した１２人でした。
プロジェクトリーダーのジツハラとアシスタントのコグレが入って来ます。ジツハラは「キャンセルはできない。出来るのは人生をやりなおすリプレイだけです」と言って、カウントダウンが始まります。
１分経過すると、全員が無人島の砂浜に飛んでいます。ジツハラは「第一ステージです。皆さんには死んでもらいます。明日の早朝までには死んでください。私たちが死体は回収します」と言うと、コグレが遺書を一人ずつ手渡します。
リオが破り捨て、ジツハラとコグレが立ち去ると早速一人が入水自殺します。森に入るとチヒロが首を吊ります。チヒロは父が家を出て、母と二人暮らしです。独立した兄から小遣いをもらうチヒロでしたが、その金をいつも母に取られます。そんな日々に嫌気がさしての事でした。
ある場所では練炭自殺をするグループがいます。泣きだすサヤ、遺書を読みだすコナツとカホ。カホは途中で、お腹の赤ちゃんの事を考え断念します。そしてミチはハルナが自分をいじめだしたことをアリサに話しはじめます。
ミチが小説家になりたいと言ったころ、ハルナの家庭では夫婦喧嘩が絶えず、遂に父が家を出て行きます。母はハルナにきつく当たり、面白くないハルナは少しずつ道を外れはじめます。ハルナが不良達と付き合い始めたころ、ミチが人気の先輩男子と仲良くなっているのを見た不良が「やっちゃおうか？」と話します。それを聞いたハルナはミチが傷つけられないように、携帯小説の事を教えたのでした。
しかし逆にミチが傷つき、ハルナは責任を感じていました。そのことを知ったミチは、「自分が悪いんだ」と言います。話を聞いたアリサも、自分もハルナと同じような事をしたのが原因で自殺した親友の事を話します。ミチとアリサはわかりあい仲良くなります。アリサはチャットでハルナにミチの気持ちを伝えます。
朝になり、生き残ったのは７人です。ジツハラは「第二ステージ、プランBだ」と言います。すると殺人マニアの男５人が襲ってきます。男たちは女子高生たちを銃で射殺し、ナイフで刺殺します。ナイフを奪い二人の男を殺したアリサがミチを助けようとしてボウガンで殺されます。ミチはナイフを奪い、ミチを殺した男を殺します。
生き残ったのはミチ、カホ、ハルナの３人です。ジツハラは「元の世界に戻りたいか？」と聞くとリオもやって来ます。ジツハラは４人に順番に日本刀を渡します。「最後に生き残った者だけを元の世界に戻してあげます。日暮れまでに決着をつけてください。決着がつかなければENDです」と言います。
ミチが「そんなこと出来るわけないでしょう」と叫ぶと、ジツハラが「それだったら軽々しく死ぬなんて言うな」と怒鳴ります。「ファイナルステージ」と言ってジツハラとコグレが居なくなると、ミチ以外が刀を抜きます。
ハルナはミチに「刀を抜いて戦うんだ。二人を殺して私たちだけになったら私を殺せばいい」と言います。リオがハルナとカホを次々切り殺します。刀を抜いたミチがリオに切りつけますが、逆襲にあい倒れます。観念したミチでしたが、生きていたハルナがリオを抑え込みます。リオは必至でハルナを刺します。それを見たミチはリオを切り殺します。ハルナはミチに仲良しだったころのように話をして「ありがとう」と言って息を引き取ります。
パソコンの画面に”リプレイガールズ”のミチがいてゲームクリアの文字が出ます。ゲームを終えた男子高校生が翌朝教室に行くと、ミチと同じように黒板に携帯小説が書かれています。男子学生は机やいすを放り投げて暴れ出します。
以上、映画「RePlay-Girls リプレイガールズ」のあらすじと結末でした。
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