ハンニバルの紹介:2001年アメリカ映画。映画『羊たちの沈黙』の続編にあたる映画。トマス・ハリスの小説の映画化。猟奇的なシーンが多く、日本公開時にはR-15指定を受けた。『羊たちの沈黙』で強烈な印象を残したハンニバル・レクター博士のその後を描く。
監督:リドリー・スコット 出演者:アンソニー・ホプキンス(ハンニバル・レクター)、ジュリアン・ムーア(クラリス・スターリング)、ゲイリー・オールドマン(メイスン・ヴァージャー)、レイ・リオッタ(ポール・クレンドラー)、ジャンカルロ・ジャンニーニ(パッツィ捜査官)ほか
映画「ハンニバル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハンニバル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハンニバル」解説
この解説記事には映画「ハンニバル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハンニバルのネタバレあらすじ:起
女性を誘拐&殺害して皮膚を取るという、全米で起きた連続猟奇殺人事件から10年後。クラリス(ジュリアン・ムーア)はFBIのある事件で窮地に立たされていました。それに目をつけた大富豪・メイスン(ゲイリー・オールドマン)は、司法省のクレンドラー(レイ・リオッタ)を使ってクラリスと接近します。メイスンはハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の被害者で、唯一の生存者でもありましたが、顔の皮膚は剥がされています。
ハンニバルのネタバレあらすじ:承
メイスンはレクターに恨みを持ち、復讐を誓っていました。メイスンはクラリスをレクターの担当捜査官に復帰させようとします。その頃、脱走したレクターはイタリアのフィレンツェに移り住み、司書の座に就こうとしていました。不審に思ったパッツィ捜査官(ジャンカルロ・ジャンニーニ)がレクターの正体を見抜き、懸賞金につられてメイスンに情報を流します。パッツィ捜査官はレクターにそれがばれ、殺されました。メイスンはクレンドラーを利用して、クラリスを停職においやります。
ハンニバルのネタバレあらすじ:転
レクターはクラリスに近づいて、メイスンの手下に捕まりました。その現場を見たクラリスは、追跡します。
メイスンはレクターに復讐するために、獰猛な豚を用意していました。自分の顔を犬に食べさせられた仕返しです。ところがレクターの返り討ちに遭い、メイスンは死にます。クラリスは銃撃戦で負傷し、レクターに運ばれました。移動した先はクレンドラーの別荘でした。目覚めたクラリスは、怪我をした銃創をレクターが治療しているのに気づきます。
ハンニバルの結末
レクターを逮捕しようと動きますが、クラリスにはまだ麻酔が効いており、思うように動けません。生きたままクレンドラーの頭蓋骨を開けて脳を取り出したレクターは、クレンドラーの脳を焼いてクレンドラーに食べさせました。そしてレクターはクラリスのかけた手錠を外し、逃亡します。どこへ行ったかは不明ですが、飛行機にレクターが乗っているシーンで映画は幕を閉じます。
以上、映画 ハンニバルのネタバレあらすじと結末でした。
ハンニバルシリーズのネタバレあらすじ(時系列順)
1.ハンニバル ライジング(2007年)のネタバレあらすじ
2.レッド・ドラゴン(2002年)のネタバレあらすじ
3.羊たちの沈黙(1990年)のネタバレあらすじ
4.ハンニバル(2001年)のネタバレあらすじ
レクター博士を取り返すべく、メイスンの元へ行くクラリス。銃撃戦で負傷したクラリスを横抱き(詰まる所お姫様抱っこ)する博士に胸がドキドキしました!ドラマ・HANNIBALとは違いお世辞にも博士の容姿はカッコイイ訳ではないのですが、クラリスをかばったり、髪を撫でたり、電話越しにデートを楽しむ博士はそこらの少女漫画に出てくる男性よりも格好良く見えてしまうのだから不思議です。