私立喧嘩バッカ学園の紹介:2013年日本映画。落ちこぼれの不良ばかりが集まるヤンキー学園に、美男子ヤンキーのマコトが入学します。ケンカが強く、あっという間に一目置かれる存在になったマコトには一つの悩みがありました。実はマコトは女だったのです…という内容のエロ学園コメディ作品です。元AV女優の堀咲りあさんが主演を務めています。
監督:奥渉 出演者:堀咲りあ(マコト/マコ)、佐藤雅俊(木常/ケイゾウ)、小中文太(田貫)、藤原ともみ(アズサ)、松田好太郎(チンピラ)、森羅万象(校長/父親)ほか
映画「私立喧嘩バッカ学園」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「私立喧嘩バッカ学園」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「私立喧嘩バッカ学園」解説
この解説記事には映画「私立喧嘩バッカ学園」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
私立喧嘩バッカ学園のネタバレあらすじ:起
不良の落ちこぼればかりが集まった高校・ヤンキー学園では、二つの不良グループが対立しています。木常をリーダーとするグリーン・フォックス、田貫をリーダーとするレッド・タヌキは今日もにらみ合い喧嘩をしています。
そこへ新入生の美男子ヤンキーマコトがやって来ます。マコトはグリーン・フォックスのメンバーを次々殴り倒します。最後に木常が背後から攻撃しようとした時、マコトの父である校長が止めます。校長は「気にしないでビシビシしごいてくれ」と言って去っていきます。
それを見た木常は「ウチにいれてやる」と言いますが、マコトは「弱い奴と喧嘩しても意味がないからレッド・タヌキに入る」と言います。家に帰り服を着替えたマコトは女でした。実は父親によって男として育てられていたのでした。翌日からマコトは田貫と行動を共にしますが、トイレはいつも大便で女とバレないようにしていました。
私立喧嘩バッカ学園のネタバレあらすじ:承
マコトはムーさんという、昔から知ってる女装したオカマに会います。ムーさんは「女であることをバラされたくなかったら、私の制服カフェでアルバイトしなさい」と言われます。仕方なく制服カフェでカツラと眼鏡をかけマコとしてウエイトレスをすることになったマコトは、同じウエイトレスのアズサから色々教えてもらいます。
初めての客でオタクのケイゾウが入って来ました。マコが対応しますが、ココアを股間にこぼしてしまいます。マコはケイゾウのズボンを脱がせスボンを洗って乾かせます。その時チンピラが入って来て、マコを口説きはじめます。マコに一目ぼれしたケイゾウがチンピラに文句を言いもめはじめます。そしてケイゾウはチンピラを椅子で殴ってKOしたのです。このことで、ケイゾウにほれ込んだマコトに女が目覚め始めます。
ケイゾウは3か月制服カフェに通いつめ、マコをデートに誘ったのでした。初デートで映画を見に行き、街を歩いていると、木常のいないグリーン・フォクスのメンバーが田貫をボコボコにしています。それを見たマコは、ケイゾウの隙をついてグリーン・フォックスのメンバーを倒します。やがて二人は付き合うようになり、ラブホテルへ直行し始めて交わったのです。お互い初めてでぎこちなかったものの、二人の愛は本物となりました。
私立喧嘩バッカ学園のネタバレあらすじ:転
抱かれたいヤンキーNo.1になったマコトと、抱かれたくないヤンキーNo.1になった木常に、何も知らないアズサがインタビューにやって来ます。アズサはマコがマコトだと気付かず、逆にマコトに惚れてしまいます。すぐにマコトと木常はもめはじめ、マコトが木常の額にデコピンをしてKOしてしまいます。
ケイゾウとデートの日、ケイゾウの額に絆創膏が貼られています。マコはケイゾウが木常であることを知ってしまいます。家に走って帰るマコを追ってケイゾウがやってきます。姿を見せずケイゾウに応対したマコトの声を聞いた木常は「なんでお前がここにいるんだ」と言います。マコトは「マコとは結婚を約束した関係だ」と嘘をついてしまいました。
木常はマコトを呼び出しマコとの関係を問いただします。横にいたアズサはマコトがマコと付き合っていることを知り愕然とします。アズサはマコに電話をします。当然のようにマコトの電話が鳴ります。アズサは「恋人の携帯をどうして持ってるの?」と怒ります。
逃げ出したマコトは自分の事がバレそうで落ち込んでいました。そんな時、田貫に自宅に呼ばれます。汚い部屋で酒を酌み交わし眠ります。翌朝シャワーを浴びるマコトを覗いた田貫は、マコトが女であることを知ります。マコトはすべてを話し、木常が、マコがマコトであることを知らずに付き合っていることを話しました。
私立喧嘩バッカ学園の結末
何も知らない木常は、マコトに果たし状を渡します。「オレが勝ったらマコをもらう」と言うのです。困っていたマコトでしたが、父・校長が割り込んできて「おれが裁定をする、勝ったグループが負けたグループを吸収する」と言って、翌日決闘が始まります。
遅れてやってきたのはマコでした。眼鏡を外し、カツラをとったマコはマコトでした。それを見た木常は「愛する人と決闘なんかできない」と言って抱き着こうとします。すると校長が「お前に性根を叩きなおす」と言って、マコトVS校長になります。
その時、マコトの兄・ムサシが入って来ます。「今更何しに来た」という校長でしたが、ムサシは、ムーちゃんだったのです。ムサシは12年前、女になりたくて家出していたのでした。「男の戻って、学校を継ぐ」と言う、ムサシに「だめだ!」と言うマコト。今度は兄VS妹になります。
延々闘い続ける二人を見た校長は「もうやめてくれ、俺が悪かった、これからは自分の生きたいように生きたらいい」と、親子3人抱き合いました。木常はマコトにプロポーズします。父親も認め、背後では田貫をムーちゃんとアズサが取り合いしています。
アズサが「木常君は、一番上の兄が作ったグリーン・フォックスを2番目の兄が継ぎ、無理やり3代目にさせられたの。本当はマンガとゲームが好きなオタクなの」と教えます。やがて二人は学校で結婚式をあげ、みんなから祝福されます。二人はグループから離れ、グリーン・フォックスは田貫のレッド・タヌキに吸収されました。
以上、映画「私立喧嘩バッカ学園」のあらすじと結末でした。
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