図書館戦争の紹介:2013年日本映画。検閲により、本が狩られる時代となった。そこへ本を守るために立ち上がった図書館組織「図書隊」。自分を助けてくれた王子様を追いかけ、図書隊に飛び来んだ少女の成長を描くアクションラブコメディ。
監督:佐藤信介 出演:岡田准一(堂上篤)、榮倉奈々(笠原郁)、田中圭(小牧幹久)、福士蒼汰(手塚光)、西田尚美(折口マキ)、橋本じゅん(玄田竜助)、栗山千明(柴崎麻子)、石坂浩二(仁科巌)ほか
映画「図書館戦争 LIBRARY WARS」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「図書館戦争 LIBRARY WARS」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「図書館戦争 LIBRARY WARS」解説
この解説記事には映画「図書館戦争 LIBRARY WARS」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画 図書館戦争のネタバレあらすじ:図書隊とは
元号が「正化」に変わり、政府はメディア良化法を制定。検閲が思考され、本が狩られる時代となる。そこに図書館法を掲げ、独自の組織を作り上げ、武力で抵抗する「図書隊」が誕生した。
映画 図書館戦争のネタバレあらすじ:直球勝負の新人
図書隊の武力を担う部署として入隊をした、笠原郁は訓練で上位の成績を収めるが、教官である堂上篤にしごかれる。座学はさっぱりな彼女だが、その訓練成績から図書隊エリート部隊である、図書特殊隊に配属される。笠原は、高校生の頃本屋で検閲にあい、本を守る前に万引き現行犯として警察に行こうとした。そこを、図書隊員が助けてくれ、まるで王子様のようだった。あの人の背中を追いかけてここまできたのだ、と堂上へと語る。女の体力である前に、拘束すること戦うことがスポーツとは違うということを、理解できていない笠原に対し、堂上は図書隊をやめろと突っぱねる。
映画 図書館戦争のネタバレあらすじ:笠原誘拐事件
意識も変わり、図書特殊部隊で勤務を続ける笠原だったが、大きな戦闘となる現場に一人外され、館長警護に回される。なぜ、と堂上に詰め寄るが、信用されるほど何かをしたのかと反論されてしまう。今自分ができる精一杯を、と気持ちを切り替え、葬儀に参加する館長を警護する。しかし、葬儀上になぞの武装集団が現れ、館長と笠原を誘拐、人質として、図書隊に要求を出す。
映画 図書館戦争のネタバレあらすじ:堂上の葛藤
そのころ、堂上たち特殊部隊は大きな戦闘をしていた。仲間がうたれながらも、本は守りきった。そこへ、館長と笠原誘拐の知らせが入る。堂上は、笠原たちの居場所がわかると、止める隊長に対し、自分の図書隊員証明を叩き付け、一人で乗り込んでしまう。彼こそが、笠原の王子だったのだ。笠原を守るために行動した堂上の行動は、図書隊内部で査問にかけられる問題行動だった。それを切り捨て、今の堂上があるところに、自分が切り捨てたものを大事にする笠原が現れ、どうか傷つく前にやめてほしいという葛藤が生まれていた。
映画 図書館戦争の結末:決戦
無事にたどり着いた堂上だが、相手は複数人であることから、ぼろぼろになってしまう。敵の背後から銃を構えた笠原が現れるものの、笠原ではかなわず逆に銃を奪われてしまう。笠原を自分の胸に抱き、堂上は自らがうたれようとする。そこへ、特殊部隊が到着し、武装集団は確保され、救助された。一息ついた笠原に対し、よくやったとようやく認めた堂上は、頭をなで、去っていく。その背中を見ながら、笠原は、今頭をなでた手が、あの王子様と同じことに気がつき、叫んでしまう。
以上、映画 図書館戦争のあらすじと結末でした。
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