ローガン・ラッキーの紹介:2017年アメリカ映画。仕事を失い、離婚、最愛の娘とも別れる駄目男、戦争の英雄ながら、馬鹿にされるバーテンダーの弟と大犯罪を計画します。元妻を見返してやりたい、娘にも会いたい男は、犯罪チームを結成、FBIと対決します。ローガン・ラッキーは大スター、実力派のキャストで固めた、批評家から絶賛された犯罪コメディ映画です。
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:チャニング・テイタム(ジミー・ローガン)、アダム・ドライヴァー(クライド・ローガン)、ライリー・キーオ(メリー・ローガン )、ヒラリー・スワンク(サラ・グレイソン)、ダニエル・クレイグ(ジョー・バング)、ほか
映画「ローガン・ラッキー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ローガン・ラッキー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ローガン・ラッキーの予告編 動画
映画「ローガン・ラッキー」解説
この解説記事には映画「ローガン・ラッキー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ローガンラッキーのネタバレあらすじ:起・不運な兄弟、犯罪を決意
ジミー(チャニング・テイタム)は離婚した妻との娘の美少女コンテストを楽しみにしていました。自動車レース場の地下トンネルの仕事に行ったジミーはそこで解雇を告げられます。離婚した妻と、娘に会いに行ったジミーは、元妻から、新しい夫と遠くへ引っ越すことを告げられます。ジミーは弟のクライド(アダム・ドライバー)がバーテンダーを務めるバーに行きます。クライドはイラクでの戦争で腕を失いながらも、バーテンダーをしています。客がクライドを馬鹿にすると、ジミーは客に喧嘩をうります。客の車に火をつけた兄弟は、カリフラワーと叫びます。それは、兄弟が昔、犯罪行為をした時の合言葉でした。不運な兄弟は、ジミーの元仕事場のレース場の地下トンネルで、金を盗む犯罪を計画します。
ローガンラッキーのネタバレあらすじ:承・犯罪チームの結成
ジミーとクライドは妹のメリー(ライリー・キーオ)を犯罪チームにいれます。刑務所に行き破壊犯罪のプロのジョー(ダニエル・クレイグ)にあい、金庫爆破のため、チームに加わるように説得します。計画に乗り気でないジョーですが、チームに合流、2名のジョーの兄弟、コンピュータに詳しいフィシュ(ジャック・クエイド)とサム(ブライアン・グリーソン)もチームに加わります。クライドは、ジョーに会い、脱獄させるため、自動車事故をわざとおこし、刑務所に90日入ることになります。一方、メリーと兄弟は、ゴキブリをレース場、地下金庫の受付の女性のケーキにおくり、女性を追い出します。ゴキブリ除去のため、金庫のセキュリティは甘くなります。ジミーは犯罪の小道具を買い物中、同級生であったシルヴィア(キャサリン・ウォーターストン)に会います。ジミーは好意を寄せますが、振られてします。ジミーは元上司のカルにあい、工事が予定より早く終了することを知ります。ジミーは計画を1週間繰り上げ、計画をレースの最中に行うことにします。クライドとジョーは刑務所で、暴動を計画、ドサクサに紛れて、逃亡し、メリーとレース場にむかいます。
ローガンラッキーのネタバレあらすじ:転・犯罪の実行
犯罪チーム、フィシュとサムはレース場の、電気システムを破壊し、カード決済をできなくします。現金決済しかできなくなったレース場は、現金をエアシューター(気送管)で金庫に輸送します。ジミー、クライド、ジョーはジョーの手製爆弾で、現金を輸送するエアシューターのシステムを破壊し、現金は一箇所に集まります。爆弾の煙に気づいた、レーズ場警備員は、現場に向かいますが、犯罪チームはうまく騙します。犯罪チームは掃除機で現金を集め、ゴミ袋にいれ、逃走します。そして、犯罪チームは金をゴミ捨て場に埋めます。ジミーは金の一部を持ち、逃走、刑務所では、共犯の囚人たちが、偽の火事をおこし、消防車が駆けつけます。ジョーとクライドは消防車にまぎれて刑務所にもどります。ジミーは娘の美少女コンテストを見に行きます。娘は、父の好きなカントリーミュージックは美少女コンテストに向いていないと考えていました。娘は父の顔をみると、カントリーミュージックの歌を歌い、優勝します。ジミーのトラックのゴミ袋の現金の一部がガソリンスタンドで発見され,ニュースになりFBIが動きます。
ローガンラッキーの結末:犯罪は大成功?
FBIエージェントのサラ(ヒラリー・スワンク)が、事件調査のため、刑務所を訪れます。刑務所の所長は、問題はなかったといいます。クライド、ジミーら犯罪チームの不審な行動追う、サラは決定的証拠をつかめません。レース場責任者は、失った金は保険でカバーしたので問題ないと、サラにいいます。結局、FBIは事件を解決できません。クライドとジョーは刑務所から出所します。ジミーはゴミ捨て場に埋めた金をシルヴィア、金庫の受付の女性、刑務所の共犯者らにおくります。ジョーは金の一部を自宅で発見します。ジミーは、新しい仕事を手に入れ、娘と幸せの再会をします。ジミーはクライドのバーを、シルヴィアと訪れます。ジョー、マリーらも、バーで酒を飲み、犯罪の成功を祝います。そこには,捜査のため?かFBIのサラもいました。とりあえずは計画は大成功?で終わります。バーにはクライドが大事にする義手がビールを持ち置かれていました。
「オーシャンズ」シリーズの雰囲気とはまた違った、温かみのあるアメリカンな泥棒映画でした。田舎のカッコいいとは言えない男たちが計画する犯罪は、観ているこちらにも全貌が伝えられず、最後までハラハラドキドキします。そして結末のどんでん返しに興奮して、家族愛にもほっこりしたり。本当に犯罪映画なのか?ってくらい、笑えるシーンやダメダメなシーンもあったりして、それを上手く演じ切った豪華俳優陣も必見です。