映画「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ルパン三世 DEAD OR ALIVEの紹介：1996年日本映画。今回ルパン三世が狙うのは、ズフ国の前国王が残したとされる大秘宝。しかし、その秘宝が隠されている漂流島は強固なセキュリティで守られていた。ルパン達は、見事宝を手に入れることができるのか。
監督：モンキー・パンチ 声優：栗田貫一（ルパン三世）、小林清志（次元大介）、井上真樹夫（石川五右衛門）、増山江威子（峰不二子）、納谷悟朗（銭形幸一）、銀河万丈（首狩り将軍）、高山みなみ（オーリーエンダー）、野沢那智（クライシス）、古谷徹（パニシュ）、横山智佐（エメラ）、千葉繁（スパンキー）、ほか
この解説記事には映画「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
数多くの盗みを働いてきた、天下無双の大泥棒ルパン三世。そんな彼は、現在ズフ国という場所に滞在していました。ズフ国は2年前にクーデターが起こり、国王とその息子であるパニシュ王子が殺害されてからというもの首狩り将軍と呼ばれる人物によって独裁政治が敷かれていました。ルパンの狙いは、前国王が『漂流島』に残したとされる莫大な財産です。ルパン達は早速漂流島に足を踏み入れますが、そこは堅固なセキュリティに守られており、さすがのルパンやその仲間も撤退を余儀なくされるのでした。一時撤退したルパン達は、改めて漂流島に関する情報収集を開始します。
一方、ルパンの因縁のライバルである銭形警部が、ルパンの犯行予告を受けゾフ国を訪れていました。そして、なんと銭形と行動を共にしていた国家警察のクライシスが、死んだはずのパニシュ王子を見かけるのでした。その頃、ルパンは首狩り将軍の娘であるエメラが、漂流島に関する秘密を握っているという情報を聞きつけます。早速ルパンは犯行予告を出しエメラを誘拐しますが、それは銭形が仕掛けた罠でした。なんと、エメラと国家警察秘密工作員のオーリーエンダーが入れ替わっていたのです。オーリーはパニシュに想いを寄せており、彼の写真をペンダントに入れていました。そして、なんとルパン達はそのパニシュの姿を先日見かけていたのです。そこに、首狩り将軍が現れルパンのアジトを襲います。ルパン達はオーリーを助けますが、自分達は崖下へと落ちていってしまうのでした。
女怪盗である峰不二子もエメラの監視役になりすまし財宝を狙っていました。実はエメラは将軍の本当の娘ではなく、不二子に自分をここから逃がしてくれれば漂流島の秘密を教える、と持ちかけます。一方、助かったオーリーはパニシュを探し求めていました。そして、今はレジスタンスのリーダーとして密かに活動をしていたパニシュと再会したのです。パニシュはとうとう国民の前に姿を現し、首狩り将軍を倒すことを宣言するのでした。その頃、不二子は約束通りエメラを脱出させていました。しかし、エメラが漂流島の謎を知っているという噂は真っ赤な嘘で、エメラは謝罪し、首狩り将軍のパソコンに何かデータがあるかもしれないことを告げるのでした。
ルパンは漂流島にある砂の一粒一粒が、極小のナノマシンであることを突き止めていました。そして、レジスタンスが王宮に攻撃を始めるその日、ルパン達は再び漂流島に向かっていました。不二子が将軍のパソコンから手に入れたプログラムを使い、ナノマシンの動きを停止させた一行。そこに将軍が現れ戦いになるものの、ルパン達は見事将軍を退けます。砂の一粒一粒が金に変化した漂流島。ルパンはオーリーが見たパニシュが、ルパンの変装した姿であったことを告げると仲間とともに再び走り出すのでした。
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