灼熱の魂の紹介:2010年カナダ, フランス映画。『ボーダーライン』『メッセージ』などで知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の出世作。ワジディ・ムアワッドの戯曲『焼け焦げるたましい』の映画化で、『オイディプス王』にも似た運命の悲劇をカットバックを駆使して描いている。
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:ルブナ・アザバル(ナワル・マルワン)、メリッサ・デゾルモー=プーラン(ジャンヌ・マルワン)、マクシム・ゴーデット(シモン・マルワン)、レミ・ジラール(ジャン・ルベル)、アブデル・ガフール・エラージズ(アブ・タレク)、アレン・アルトマン(ノタリ・マッダード)、ほか
ドラマ映画のネタバレ
「灼熱の魂」のネタバレあらすじ結末
「漂うがごとく」のネタバレあらすじ結末
漂うがごとくの紹介:2009年ベトナム映画。新婚なのに夫に相手にされない主人公のズエンが友人の頼みを聞いた時に出会った魅力的な男トーに惹かれていったことで女の喜びを知り、そのせいで少しずつバランスが崩れていく様を描いています。ベトナムの情景が印象的な作品。
監督:ブイ・タク・チュエン 出演:ドー・ハーイ・イエン(ズエン)、リン・ダン・ファン(カム)、ジョニー・トリ・グエン(トー)、グエン・ズイ・コア(ハイ)、ほか
「曲馬団のサリー」のネタバレあらすじ結末
曲馬団のサリーの紹介:1925年アメリカ映画。サーカスで働く芸人というよりは詐欺師に近い男が、年ごろになるまで育てた孤児サリーを祖父母の元に送り届けようと考えるが…。既に舞台で有名コメディアンであったW・C・フィールズが、主演したブロードウェイ・ミュージカルPoppyでの役を再び演じたサイレント・コメディー映画。サリーを演じるのは、以前のD・W・グリフィス監督の作品を飾ったメアリー・ピックフォード、リリアン・ギッシュ、メエ・マーシュ、ブランチ・スウィートらに比べて儚げな顔立ちの、この時期のグリフィスお気に入りのキャロル・デンプスター。
監督:D・W・グリフィス 出演者::キャロル・デンプスター(サリー)、W・C・フィールズ(マッガーグル)、アルフレッド・ラント(ペイトン・レノックス)、アーヴィル・アルダーソン(フォスター判事)、エフィー・シャノン(フォスター夫人)、ほか
「ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争」のネタバレあらすじ結末
ウォント・バック・ダウン -ママたちの学校戦争-の紹介:2012年アメリカ映画。実際に全米で起こった社会問題を下敷きに、劣悪な公立校の体質を変えようと立ち上がる生徒の母親と、その思いに賛同する教師が組合の妨害を乗り越えて、学校改革にこぎつけるまでを描いた社会派ドラマ。
監督:ダニエル・バーンズ 出演:マギー・ギレンホール(ジェイミー)、ヴィオラ・デイヴィス(ノーナ)、オスカー・アイザック(マイケル)、ロージー・ペレス(ブリーナ)、ホリー・ハンター(エヴリン)、ダンテ・ブラウン(コーディ)、エミリー・アリン・リンド(マリア)、ランス・レディック、ヴィング・レイムス、ほか
「ボトル・ドリーム」のネタバレあらすじ結末
ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡の紹介:2008年アメリカ映画。ワイン業界の著名人によるブラインド試飲会で、カリフォルニアワインがフランスワインに勝ったという伝説の「パリ・テイスティング事件」をもとに、ワイナリーの人々と試飲会の仕掛け人の情熱と成功を描いた作品。
監督:ランドール・ミラー 出演:クリス・パイン(ボー)、アラン・リックマン(スティーヴン)、ビル・プルマン(ジム)、レイチェル・テイラー(サム)、フレディ・ロドリゲス(グスタボ)、デニス・ファリナ、ブラッドリー・ウィットフォード、ミゲル・サンドヴァル、エリザ・ドゥシュク、ほか
「ムービング・ロマンス」のネタバレあらすじ結末
ムービング・ロマンスの紹介:2017年アメリカ映画。インテリアデザイナーのヒロインが解雇をきっかけに実家の引越会社の窮状を救う手伝いをしたことで、再び自分の夢を実現させるまでを描いたサクセス&ラブストーリー。
監督:ウィリアム・ホーガン 出演:アンバー・チルダーズ(オリビア)、キーガン・アレン(スコット)、ジム・オヘア(ニール)、ロミー・ローズモント(ジョージア)、ウォルター・ペレス(ピート)、ほか
「囚われの女」のネタバレあらすじ結末
囚われの女の紹介:1968年フランス, イタリア映画。ポップアート、フリーセックスといった60年代文化を背景に、アーティストの夫とその妻、友人である画商の男の三角関係とその顛末を描き、H・G・クルーゾー監督の遺作となった映画。
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 出演:ルセル・ムーシー、ローラン・テルジェフ、エリザベート・ウィネル、ベルナール・フレッソン、ダニー・カレル、ほか
「消えない罪」のネタバレあらすじ結末
消えない罪の紹介:2021年アメリカ映画。保安官殺害の罪で20年服役したルースが釈放されます。釈放されたからと言って幸せな生活が待っているわけではありませんでした。生き別れた妹ケイティの無事を確かめるため、ルースは立ち上がりますが、それをよく思わない人物がルースの影に潜みます。
監督:ノラ・フィングシャイト 出演:サンドラ・ブロック(ルース)、ヴィンセント・ドノフリオ(ジョン・イングラム)、ヴィオラ・デイヴィス(リズ・イングラム)、ジョン・バーンサル(ブレイク)、リチャード・トーマス(マイケル・マルコム)、リンダ・エモンド(レイチェル・マルコム)、エマ・ネルソン(エミリー・マルコム)、アイスリング・フランシオシ(キャサリン・マルコム)、ウィル・プーレン(スティーヴ・ウェラン)、トム・ギリー(キース・ウェラン)ほか
「コーダ あいのうた」のネタバレあらすじ結末
コーダ あいのうたの紹介:2021年アメリカ,フランス,カナダ映画。マサチューセッツ州の漁港をかかえた小さな町に暮らす高校生のルビー。両親と兄の4人家族の中でひとりだけ耳が聞こえるため、家族の通訳係として、家業である漁業を毎日欠かさず手伝っていた。新学期が始まると、ルビーは秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択。すると顧問のヴィラロボス先生がルビーの才能に気付き、都会の名門音楽大学バークリーを受験するよう強く勧める。しかし、ルビーの歌声を聞くことができない両親は娘の才能を信じられず、家業のほうが大事だと猛反対。夢を諦め家族を選んだルビーだったが、父は思いがけない方法で娘の才能に触れ、意外な決断をする。原題の『CODA』とはChild of Deaf Adultsの略語で、聾者の親を持つ子どもという意味。また、楽曲の終わりを表す音楽記号のことでもあり、次の章が始まる意味を持つ。2022年のアカデミー賞で最高賞である作品賞を受賞。家族の熱く美しい絆の感動作。
監督:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ(ルビー・ロッシ)、トロイ・コッツァー(フランク・ロッシ)、マーリー・マトリン(ジャッキー・ロッシ)、ダニエル・デュラント(レオ・ロッシ)、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(マイルズ)、エウヘニオ・デルベス(ベルナルド・ヴィラロボス/V)ほか
「MONSOON/モンスーン」のネタバレあらすじ結末
MONSOON/モンスーンの紹介:2020年イギリス,香港映画。ボートピープルとしてベトナムを離れた主人公が、30年振りに生まれ故郷を訪れるロードムービー『MONSOON/モンスーン』。監督・脚本は、自身も子どもの頃にベトナムからイギリスに移った経験をもつホン・カウだ。アイデンティティを探し求める男性・キットを演じるのは、イギリス人の父とマレーシア人の母を持つヘンリー・ゴールディング。彼と淡い恋愛関係となるアフリカ系アメリカ人男性ルイスを、父親がベトナム戦争に海軍として従軍した経験を持つパーカー・ソーヤーズが演じている。
監督・脚本:ホン・カウ キャスト:ヘンリー・ゴールディング(キット)、パーカー・ソーヤーズ(ルイス)、モリー・ハリス(リン)、デヴィッド・トラン(リー)ほか
「クライ・マッチョ」のネタバレあらすじ結末
クライ・マッチョの紹介:2021年アメリカ映画。マイクはテキサス州の元ロデオスター、今は引退して平凡な日々を過ごしています。そんな彼に勤務先の上司は「メキシコにいる子供を連れてきてほしい」と頼みます。マイクは単身メキシコに乗り込み、その子供と鶏のマッチョとともにアメリカに帰るという危険な旅にでかけます。本作は、クリント・イーストウッド監督50周年を記念する作品。アメリカのカウボーイに憧れるメキシコの少年とともに、90歳を超えたイーストウッドがメキシコで悪人と闘い、恋に落ちるカウボーイを熱演しています。
監督:クリント・イーストウッド 出演:クリント・イーストウッド(マイク・ミロ)、エドゥアルド・ミネット(ラフォ)、ナタリア・トラヴェン(マルタ)、ドワイト・ヨーカム(ハワード・ポーク)、フェルナンダ・ウレホラ(リタ)、オラシオ・ガルシア=ロハス(アウレリオ)、ほか
「バートン・フィンク」のネタバレあらすじ結末
バートン・フィンクの紹介:1991年アメリカ映画。ニューヨークの劇作家バートンフィンクに、B級格闘映画の脚本の執筆を依頼されます。その執筆のために用意されたホテルで、悪夢のような出来事が彼に襲いかかります。コーエン兄弟の傑作と呼ばれる作品で、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しました。
監督:ジョエル・コーエン 出演:ジョン・タートゥーロ(バートン・フィンク)、ジョン・グッドマン(チャーリー)、ジュディ・デイヴィス、マイケル・ラーナー、ジョン・マホーニー(メイヒュー)、トニー・シャルーブ、ジョン・ポリト、スティーヴ・ブシェミ、ミーガン・フェイ、ほか
「美味しんぼ」のネタバレあらすじ結末
美味しんぼの紹介:1996年日本映画。陶芸家で美食家の海原雄山と親子の関係を断ち切った士郎は、新しく配属されたゆう子と一緒に『究極のメニー』の企画記事の担当を任されます。するとライバル社が海原雄山を擁して『至極のメニュー』企画を打ち出しました。こうして疎遠だった親子の美食対決が始まり…という内容の大ヒットコミック『美味しんぼ』の実写映画化です。三國連太郎と佐藤浩市親子が、映画の中でも親子という配役になっています。
監督:森崎東 出演者:三國連太郎(海原雄山)、佐藤浩市(山岡士郎)、羽田美智子(栗田ゆう子)、遠山景織子(里美)、柴俊夫(三川)、財津一郎(京極万太郎)、竜雷太(中川)ほか
「東への道」のネタバレあらすじ結末
東への道の紹介:1920年アメリカ映画。純真な田舎娘が都会の金持ち男に騙され出産するが赤ちゃんは死ぬ。娘は過去を隠して大農場主の家の女中になって平穏な生活を得たかと思われたが、試練が彼女を待ち受けていた。時代遅れの舞台劇が映画の父グリフィスによって生き生きとしたメロドラマ映画に生まれ変わる。川を流れる氷の上で倒れているリリアン・ギッシュをリチャード・バーセルメスが救出する名高いクライマックス等、命がけの屋外撮影が行われた。
監督:D・W・グリフィス 出演者:リリアン・ギッシュ(アンナ・ムーア)、リチャード・バーセルメス(ディヴィッド・バートレット)、ローウェル・シャーマン(レノックス・サンダースン)、バー・マッキントッシュ(大地主バートレット)、ケイト・ブルース(バートレット夫人)、メアリー・ヘイ(ケイト・ブルースター)、クレイトン・ヘイル(スターリング教授)、ほか
「嵐の孤児」のネタバレあらすじ結末
嵐の孤児の紹介:1921年アメリカ映画。孤児となった二人姉妹が盲目の妹の目の治療のためにパリに行くが折しもパリにはフランス革命の嵐が吹き荒れようとしていた。恋あり、戦闘シーンありで、『国民の創生』や『イントレランス』を彷彿させる大スペクタクル映画。D・W・グリフィス監督の『見えざる敵』(1912年)で共にデビューしたギッシュ姉妹だが、この作品が同監督の作品への最後の出演になった。1943年にはマキノ正博監督で、この映画を翻案した『阿片戦争』が製作され、原節子、高峰秀子が姉妹を演じた。
監督:D・W・グリフィス 出演者:リリアン・ギッシュ(アンリエット・ジラール)、ドロシー・ギッシュ(ルイーズ・ジラール)、ジョセフ・シルドクラウト(騎士ド・ヴォードレ)、モンテ・ブルー(ダントン)、シドニー・ハーバート(ロベスピエール)、リュシル・ラ・ヴェルヌ(フロシャール婆さん)、フランク・プリア(ピエール・フロシャール)、ほか