帰れない山の紹介:2022年イタリア, ベルギー, フランス映画。都会育ちの少年ピエトロは山を愛する両親とアルプスの山間にある小さな村グラーナでヴァカンスを過ごし、牛飼いのブルーノと出会う。同い年で「この村最後の子ども」と言われるブルーノはピエトロとは対照的な性格だったが、二人はすぐに親友となった。やがて思春期のピエトロは父親に反抗し、家族や山からも距離を置いてしまう。20年後、父の訃報を受け村に戻ったピエトロはブルーノと再会を果たした。本物の親子さながらにブルーノと自分の父親が一緒に時を過ごしていたことを知ったピエトロは、自分の知らない父の姿を聞かされ自分の人生とも向き合い始める…。原作はパオロ・コニェッティの同名小説。カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したほか、ダヴィド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞を含む4部門で受賞を果たした。
監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン、シャルロッテ・ファンデルメールシュ 出演:ルカ・マリネッリ(ピエトロ)、アレッサンドロ・ボルギ(ブルーノ)、フィリッポ・ティーミ(ジョヴァンニ)、エレナ・リエッティ(フランチェスカ)、クリスティアーノ・サッセッラ(幼少期のブルーノ)、ルーポ・バルビエロ(幼少期のピエトロ)、アンドレア・パルマ(10代のピエトロ)、フランチェスコ・パロンベッリ(10代のブルーノ)、エリザベッタ・マッズッロ(ラーラ)、スラクシャ・パンタ(アスミ)ほか
ドラマ映画のネタバレ
「帰れない山」のネタバレあらすじ結末
「EO イーオー」のネタバレあらすじ結末
EO イーオーの紹介:2022年ポーランド, イタリア映画。監督・脚本家として長年活躍している1938年生まれのイエジー・スコリモフスキ監督。2016年にヴェネチア国際映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞した監督の最新作は、図らずも放浪することとなった一頭のロバが主人公の現代の寓話。ロベール・ブレッソン監督『バルタザールどこへ行く』(1966年)にインスパイアされたと監督は語っている。ポーランドの有名俳優、マテウシュ・コシチュキェビチやフランスを代表する俳優、イザベル・ユペールが出演している。
監督: イエジー・スコリモフスキ 出演:サンドラ・ジマルスカ(カサンドラ)、ロレンツォ・ズルゾロ(ヴィトー)、マテウシュ・コシチュキェビチ(マテオ)、イザベル・ユペール(伯爵夫人)、ほか
「パリタクシー」のネタバレあらすじ結末
パリタクシーの紹介:2022年フランス映画。日々ギリギリの暮らしをしてイライラしながら過ごしているタクシードライバーのシャルルが、配車の依頼をされて出会った92歳のマドレーヌ。彼女の過去を知り、人柄を知ることで、心を開いて過ごす施設までの道中を描いた話です。
監督:クリスチャン・カリオン 出演:リーヌ・ルノー(マドレーヌ)、ダニー・ブーン(シャルル)、アリス・イザーズ、ジェレミー・ラウールト、グウェンドリーヌ・アモン、ジュリー・デラルム、ほか
「ヘクトパスカル~疼く女~」のネタバレあらすじ結末
ヘクトパスカル~疼く女~の紹介:2009年日本映画。台風が来ると人が死に、金儲けをし男に体を与える、港町の葬儀社の女・澪。澪はハゲタカ、死神などと呼ばれる知る人は近寄らない女。そんな澪に魅かれた大吉は、澪の葬儀社でアルバイトを始めることになります・・・という内容のエロチックドラマです。主演は元人気AV女優の穂花は演じています。
監督:亀井亨 出演者:穂花(澪)、内田亮介(大吉)、幸将司(漁師の友人)、しじみ(キヨミ)、里見瑤子、大和、大久保英一、谷川みゆき、ほか
「イニシェリン島の精霊」のネタバレあらすじ結末
イニシェリン島の精霊の紹介:2022年イギリス, アメリカ, アイルランド映画。20世紀前半、本土の戦乱に巻き込まれず平穏だったアイルランド諸島の架空の孤島を舞台にしたブラックコメディ映画です。平穏な暮らしを送っていた主人公はある日突然長年の親友から絶交を言い渡され・・・。本作は第80回ゴールデングローブ賞で7部門にノミネートされ、うち作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門、コリン・ファレル)、脚本賞の3部門を受賞しています。
監督:マーティン・マクドナー 出演者:コリン・ファレル(パードリック・スーランウォーン)、ブレンダン・グリーソン(コルム・ドハティ)、ケリー・コンドン(シボーン・スーランウォーン)、バリー・コーガン(ドミニク・キアニー)、ゲイリー・ライドン(ピーダー・キアニー)、パット・ショート(ジョンジョ・ディバイン)、シーラ・フリットン(マコーミック夫人)、ブリッド・ニー・ニーチテン(オリオーダン夫人)、ジョン・ケニー(ジェリー)、アーロン・モナハン(デクラン)、デビッド・ピアース(司祭)、ラセアフィオナ・ニー・チョナオラ(歌手)、ジョン・カーティ(ミュージシャン)ほか
「レッド・ロケット」のネタバレあらすじ結末
レッド・ロケットの紹介:2021年アメリカ映画。カルフォルニアのポルノ俳優マイキーは仕事がなくなり17年ぶりに故郷テキサス州の田舎町に帰ります。妻のレクシーはマイキーの帰宅に驚きます。マイキーは彼女を説得して家に住み込みます。しかし、いい加減な彼は17歳のストロベリーという少女に恋をし、彼女をポルノ女優にして利用しようとします。彼は幸せをつかめるのでしょうか?『レッド・ロケット』は、勝手でいい加減な男の人生を描いた映画です。
監督:ショーン・ベイカー 出演:シモン・レックス(マイキー)、ブリー・エルロッド(レクシー)、スザンナ・ソン(ストロベリー)、ブレンダ・ダイス(リル)、ジュディ・ヒル(レオンドリア)、ブリトニー・ロドリゲス(ジューン)、イーサン・ダーボン(ロニー)、ほか
「迷えるオトナたち」のネタバレあらすじ結末
迷えるオトナたちの紹介:2014年スペイン映画。郊外に引っ越し第二子を望むも、うまくいかないルイサとアルベルト。ネット恋愛依存のサラ。若い恋人と恋愛を謳歌するフアン。スペインの家族事情と恋愛事情の垣間見える群像劇。
監督:アルファロ・フェルナンデ・アルメロ 出演者:ラウール・アレバロ、インマ・クエスタ、アルベルト・サン・フアン、カンデラ・ペーニャ、キティ・マンベール、イレーネ・エスコラル、ペポ・オリバ、ほか
「愛すれど心さびしく」のネタバレあらすじ結末
愛すれど心さびしくの紹介:1968年アメリカ映画。ろうあ者のシンガーがケリー家に間借りを始める。音の聞こえないシンガーと、その家の高校生の長女で音楽に飢えるミック。孤独感を抱える二人は絆を深めていく。原作はカーソン・マッカラーズの小説『心は孤独な狩人』。撮影監督はサイレント時代から活躍し撮影技術の進歩に貢献してきたジェームズ・ウォン・ハウ。デイヴ・グルーシンによる映画音楽の初期の仕事の一つでもある。第41回アカデミー賞でアラン・アーキンが主演男優賞に、初めての映画出演のソンドラ・ロックが助演女優賞にノミネートされた。
監督:ロバート・エリス・ミラー 出演者:アラン・アーキン(ジョン・シンガー)、ソンドラ・ロック(ミック)、チャック・マッカン(スピロス・アントナパウロス)、パーシー・ロドリゲス(コープランド医師)、ステイシー・キーチ(ジェイク・ブラウント)、ローリンダ・バレット(ケリー夫人)、ビフ・マクガイア(ケリー氏)ほか
「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」のネタバレあらすじ結末
SHE SAID/シー・セッド その名を暴けの紹介:2022年アメリカ映画。今もなお記憶に新しいハーヴェイ・ワインスタインの告発事件に数々の圧力などにも負けずに、被害者たちから証拠を集め続けた二人の女性記者の回顧録をもとに映像化した作品。俳優のブラッド・ピットが製作総指揮を務めています。
監督:マリア・シュラーダー 出演:キャリー・マリガン(ミーガン)、ゾーイ・カザン(ジョディ)、パトリシア・クラークソン(レベッカ)、アシュレイ・ジャッド(本人役)、ジェニファー・イーリー(ローラ)、サマンサ・モートン(ゼルダ)、アンジェラ・ヨー(ロウィーナ)、ほか
「コンパートメントNo.6」のネタバレあらすじ結末
コンパートメントNo.6の紹介:2021年フィンランド, ロシア, エストニア, ドイツ映画。「オリ・マキの人生で最も幸せな日」で長編デビューを飾ったユホ・クオスマネン監督の長編2作目の作品。1990年代のロシアで寝台列車で偶然相部屋になった国籍の違う男女の交流を描いています。本作は第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞しました。
監督:ユホ・クオスマネン 出演:セイディ・ハーラ(ラウラ)、ディナーラ・ドルカーロワ(イリーナ)、ユーリー・ボリソフ(リョーハ)、ユリア・アウグ、ほか
「オットーという男」のネタバレあらすじ結末
オットーという男の紹介:2022年アメリカ映画。偏屈で他人を受け入れようとしないオットー。最愛の妻を亡くして絶望してしまった彼は、自殺をしようとします。しかし、隣に引越してきたマリソル一家や、近所の人たちとの交流によって、少しずつ考えを改め直していく様を描いています。
監督:マーク・フォースター 出演:トム・ハンクス(オットー)、マリアナ・トレビーニョ(マリソル)、マヌエル・ガルシア=ルルフォ(トミー)、レイチェル・ケラー(ソーニャ)、トルーマン・ハンクス(若き日のオットー)、ほか
「いつかの君にもわかること」のネタバレあらすじ結末
いつかの君にもわかることの紹介:2020年イタリア, ルーマニア, イギリス映画。窓拭き清掃員として働き、男手ひとつで4歳の息子を育ててきたシングルファーザーのジョン。33歳という若さにして不治の病にかかり余命わずかの宣告を受ける。息子のために養子縁組の手続きを行い新しい親を探し始めるものの、何組もの家族候補と面会するうちに、理想の家族について考え路頭に迷ってしまう。息子にとって最良の未来とは?
監督:ウンベルト・パリゾーニ 出演:ジェームズ・ノートン(ジョン)、ダニエル・ラモント(マイケル)、アイリーン・オヒギンス(ショーナ)、ヴァレリー・オコナー(ローズマリー)ほか
「ヒトラーのための虐殺会議」のネタバレあらすじ結末
ヒトラーのための虐殺会議の紹介:2022年ドイツ映画。第二次世界大戦時、ナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅政策(ホロコースト)の大きな起点のひとつとなった、1942年1月にベルリン郊外のヴァンゼー湖畔にて行われた「ヴァンゼー会議」。ユダヤ人の命運を決したこの90分間を題材とした歴史ドラマです。
監督:マッティ・ゲショネック 出演:フィリップ・ホフマイヤー(ラインハルト・ハイドリヒ)、ヨハネス・アルマイヤー(アドルフ・アイヒマン)、ヤコブ・ディール(ハインリヒ・ミュラー)、ファビアン・ブッシュ(ゲルハルト・クロップファー)、トーマス・ロイブル(フリードリヒ・ヴィルヘルム・クリツィンガー)、マルクス・シュラインツアー(オットー・ホフマン)、ラファエル・シュタホヴィアック(ゲオルク・ライプブラント)、ペーター・ヨルダン(アルフレート・マイヤー)、ゴデハルト・ギーゼ(ヴィルヘルム・シュトゥッカート)、ジーモン・シュヴァルツ(マルティン・フランツ・ユリウス・ルター)、マティアス・ブンシュー(エーリヒ・ノイマン)、フレデリック・リンケマン(ルドルフ・ランゲ)、サッシャ・ネイサン(ヨーゼフ・ビューラー)、マクシミリアン・ブリュックナー(カール・エバーハルト・シェーンガルト)、アルント・クラヴィッター(ローラント・フライスラー)ほか
「バビロン」のネタバレあらすじ結末
バビロンの紹介:2022年アメリカ映画。1920年代のハリウッド。サイレント映画の大スター、ジャック・コンラッドは映画業界の豪華なパーティの主役として毎晩酒に溺れている。一方、大スターを夢見る新人女優ネリー・ラロイと映画製作を夢見る青年マニー・トレスは運命的な出会いを果たし、心を通わせていく。恐れ知らずで貪欲なネリーは魅力的な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を一気に駆け上がっていく。マニーもまたジャックの付き人として映画界の一歩を踏み出していた。しかしサイレント映画からトーキー映画へと移り変わる激動の時代がやってきて、大きな波となりそれぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人が迎える運命とは…。ゴールデングローブ賞では主要5部門にノミネートし、作曲賞を受賞した。
監督:デイミアン・チャゼル 出演:ブラッド・ピット(ジャック・コンラッド)、マーゴット・ロビー(ネリー・ラロイ)、ディエゴ・カルバ(マニー・トレス)、ジーン・スマート(エリノア・セント・ジョン)、ジョヴァン・アデポ(シドニー・パーマー)、リー・ジュン・リー(レディ・フェイ・ジュー)、P・J・バーン(マックス)、ルーカス・ハース(ジョージ・マン)、オリヴィア・ハミルトン(ルース・アドラー)、トビー・マグワイア(ジェームズ・マッケイ)、マックス・ミンゲラ(アーヴィン・タルバーグ)、ローリー・スコーヴェル(ザ・カウント)、キャサリン・ウォーターストン(エステル)、フリー(ボブ・レヴィン)、ジェフ・ガーリン(ドン・ワラック)、エリック・ロバーツ(ロバート・ロイ)、イーサン・サブリー(ウィルソン)、サマラ・ウィーヴィング(コンスタンス・ムーア)、オリヴィア・ワイルド(イナ)ほか
「対峙」のネタバレあらすじ結末
対峙の紹介:2021年アメリカ映画。アメリカのとある高校にて、生徒による銃乱射事件が勃発。多くの生徒が無残に殺され、犯人の少年も自ら命を絶った。それから6年が経ち、いまだ息子の死を受け入れられないジェイとゲイルの夫妻は、加害者の両親リチャードとリンダに会って話すことに。教会の奥の小さな部屋で立会人はおらずたった4人で会話はスタートした。「お元気ですか?」とぎこちなく挨拶が交わされたのち、遂にゲイルの「息子さんについて何もかもは話してください」という言葉を合図に、4人の対話が展開される。ほぼ全編、密室の4人だけで繰り広げられる緊迫感に満ちた会話によって、英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞81部門でノミネートを果たし、43の映画賞を受賞。被害者と加害者の対話というセンシティブなテーマを臨場感とともに描き、人間の複雑さと脆さを表現した作品。
監督:フラン・クランツ 出演:リード・バーニー(リチャード)、アン・ダウド(リンダ)、マーサ・プリンプトン(ゲイル)、ミッシェル・N・カーター(ケンドラ)、ブリーダ・ウール(ジュディ)、ケージェン・オルブライト(アンソニー)ほか