雪夫人絵図(ゆきふじんえず)の紹介:1950年日本映画。舟橋聖一の代表作のひとつを巨匠溝口健二が映画化。脚色に当ったのは戦前から溝口とコンビを組んでいた依田義賢と舟橋の実弟である舟橋和郎。溝口監督の特徴である長回しの技法が効果を上げている。1968年にはやはり溝口作品の脚本家として知られる成沢昌茂によってリメイクされた。
監督:溝口健二 出演:木暮実千代(信濃雪)、久我美子(安部濱子)、上原謙(菊中方哉)、柳永二郎(信濃直之)、加藤春哉(誠太郎)、浦辺粂子(さん)、山村聡(立岡)、ほか
ラブストーリー映画のあらすじ
「雪夫人絵図」のネタバレあらすじ結末
「巴里の屋根の下」のネタバレあらすじ結末
巴里の屋根の下の紹介:1930年フランス映画。サイレント映画全盛期からトーキー映画黎明期にかけて名声を博したルネ・クレール監督。自身初のトーキーです。サイレント映画の繊細な映画表現を残しながら、画面には登場人物たちのセリフが加わります。その繰り返しのリズムは導入部から幕引きまで変わりません。撮影にかかわった人たちが相当おもしろがっている。そんなシーンが随所に見られます。時代表現も瑞々しく、フランス映画らしいエスプリに富んだ、映画史に残る傑作です。
監督:ルネ・クレール 出演者:アルベール・プレジャン(アルベール)、ポーラ・イレリ(ポーラ):ガストン・モド(フレッド)、エドモン・T・グレヴィル(ルイ)ほか
「サムワン・グレート ~輝く人に~」のネタバレあらすじ結末
サムワン・グレート ~輝く人に~の紹介:2019年アメリカ映画。 30代を目前に控えたジェニーは9年間付き合ったネイトと別れて大失恋をしてしまいます。ジェニーは親友のブレアとエリンとパーティーへ行ってネイトを忘れようとしますが、この町には思い出がたくさんありなかなかネイトを忘れることができません。そんなジェニーをブレアとエリンが支えますが、またこの2人も大きな転機を迎えます。『ジェーン・ザ・ヴァージン』で一躍有名になったジーナ・ロドリゲスを主演に迎え、ネイトを忘れられないながらも、明るく陽気な力強い女性を演じます。
監督:ジェニファー・ケイティン・ロビンソン 出演:ジーナ・ロドリゲス(ジェニー)、ブリタニー・スノウ(ブレア)、デワンダ・ワイズ(エリン)、キース・スタンフィールド(ネイト)、ピーター・バック(マット)、レベッカ・ナオミ・ジョーンズ(リア)、アレックス・モッファト(ウィル)、ほか
「COLD WAR(コールドウォー)あの歌、2つの心」のネタバレあらすじ結末
コールドウォー COLD WAR あの歌、2つの心の紹介:2018年ポーランド,イギリス,フランス映画。1950年代、冷戦時代のポーランドで出会った男女が西と東に振り回され、出会いと別れを繰り返し翻弄されていく姿を描いています。本作はアカデミー賞外国語映画賞を含む3部門にノミネートされました。
監督:パヴェウ・パヴリコフスキ 出演:ヨアンナ・クーリク(ズーラ)、トマシュ・コット(ヴィクトル)、アガタ・クレシャ(イレーナ)、ボリス・シィツ(カチマレク)、ジャンヌ・バリバール(ジュリエット)、セドリック・カーン(ミシェル)、ほか
「高原の駅よさようなら」のネタバレあらすじ結末
高原の駅よさようならの紹介:1951年日本映画。野村俊雄は、大学の先輩の池島を訪ねて高原の療養所へやってきます。そこで彼は若い看護師の泉ユキに出会います。互いに相手を好ましく思うふたりは愛し合うようになりますが、野村にはかつての恩師の娘・啓子が東京で彼の帰りを待っています。大ヒット歌謡『高原の駅よさようなら』を主題歌に、若い男女の切ない恋を描きます。
監督:伏水修 出演者:水島道太郎(野村俊雄)、香川京子(泉 ユキ)、柳 永二郎(池島良寛)、南篠秋子(伊福部啓子)、相馬千恵子(三神 梢)ほか
「恋の予感?! ホテルリノベ奮闘記」のネタバレあらすじ結末
恋の予感?! ~ホテルリノベ奮闘記~の紹介:2019年アメリカ映画。サンフランシスコ在住のガブリエラは、ベンチャー企業で失業し、恋人との仲にも陰りが見えています。ホテル経営を一念発起した彼女は、一路ニュージーランドへ。しかし、彼女を待っていたのは廃屋同然のボロ屋敷。ポジティブ娘の奮闘が始まります。
監督: ロジャー・カンブル 出演者:クリスティーナ・ミリアン(ガブリエラ)、アダム・デーモス(ジェイク)、ジェフリー・ボウヤー・チャップマン(ディーン)、ほか
「オアシス」のネタバレあらすじ結末
オアシスの紹介:2002年韓国映画。韓国を舞台に、社会に馴染めない29最の前科持ちの男と脳性麻痺で体の不自由な女性との純愛を、理解しようとしない周囲の目も絡めて描いたラブストーリーです。2002年韓国MBC映画賞で最優秀作品賞、監督賞、脚本・脚色賞、主演男優賞、主演女優賞、新人女優賞を受賞、第59回ヴェネツィア国際映画祭で監督賞、新人演技賞、国際批評家協会賞などを受賞するなど高く評価されました。
監督:イ・チャンドン 出演者:ソル・ギョング(ホン・ジョンドゥ)、ムン・ソリ(ハン・コンジュ)、アン・ネサン(ホン・ジョンイル)、リュ・スンファン(ホン・ジョンセ)、ソン・ビョンホ(ハン・サンシク)、チュ・グィジョン(ジョンイルの妻)、ユン・ガヒョン(サンシクの妻)、パク・ミョンシン(隣家の女性)ほか
「理想の結婚」のネタバレあらすじ結末
理想の結婚の紹介:1999年イギリス映画。オスカー・ワイルドの戯曲「理想の夫」の数度目の映画化作品。嘘を嫌う清廉潔白な女性が夫の旧悪を知り、周囲を巻き込んで苦悩するコメディ・ドラマ。新進気鋭の政治家ロバート・チルターンとその妻ガートルードは誰もが認める理想的な夫婦。しかしある日、ロバートの過去の罪を知るチーヴリー夫人が現れた。彼女はロバートを強迫し、そのうえ全てをガートルードに暴露してしまう。「理想の夫」ではなくなったロバートにガートルードはショックを受けるが、友人アーサー・ゴーリング卿の説得によって頑固な考えを改めていくのだった。
監督:オリヴァー・パーカー 出演者:ケイト・ブランシェット(ガートルード・チルターン)、ミニー・ドライヴァー(メイベル・チルターン)、ルパート・エヴェレット(アーサー・ゴーリング卿)、ジュリアン・ムーア(ローラ・チーヴリー夫人)、ジェレミー・ノーサム(ロバート・チルターン)ほか
「冬時間のパリ」のネタバレあらすじ結末
冬時間のパリ(別題:ノン・フィクション)の紹介:2018年フランス映画。オリヴィエ・アサイヤス監督が『夏時間の庭』、『アクトレス 女たちの舞台』に続いてジュリエット・ビノシュを主演に迎えて贈る新作は大人たちのラブストーリー。ビノシュが演じるのはテレビドラマで活躍する女優。彼女の夫は老舗出版社の編集者。でも女優は作家と、夫はデジタル担当の部下と不倫中。編集者と女優、作家と政治家秘書という二組の夫婦を核に、紙からデジタルへのテクノロジーの進化に揺さぶられる出版の未来や小説についての会話と情事とが同時進行する。
監督:オリヴィエ・アサイヤス 出演:ジュリエット・ビノシュ(セレナ)、ギヨーム・カネ(アラン)、ヴァンサン・マケーニュ(レオナール)、ノラ・ハムザウィ(ヴァレリー)、クリスタ・テレ(ロール)、パスカル・グレゴリー(マルク=アントワーヌ・ルーヴェル)そのほか
「最高に素晴らしいこと」のネタバレあらすじ結末
最高に素晴らしいことの紹介:2020年アメリカ映画。姉を交通事故で亡くしてしまったバイオレットは失意のどん底にいます。そこから救ってくれたのは学校で変人呼ばわりされているフィンチという青年でした。しかしそのフィンチは父親から虐待されていた過去を持ち精神的に不安定です。自分を救ってくれたようにフィンチを助けたいバイオレットでしたが、根深く残った傷を癒すことはとても難しいことでした。この映画は精神的な問題を抱えている人々に捧げられた作品です。
監督:ブレット・ヘイリー 出演:エル・ファニング(バイオレット)、ジャスティス・スミス(フィンチ)、ヴァージニア・ガードナー(アマンダ)、フェリックス・マラード(ローマー)、ラマー・ジョンソン(チャーリー)、ほか
「好きだった君へ P.S.まだ大好きです」のネタバレあらすじ結末
好きだった君へ P.S.まだ大好きですの紹介:2020年アメリカ映画。前作「好きだった君へのラブレター」の時、ララは過去に好きだった人にこっそりとラブレターを書いて保存していました。それを知っていた妹のキティはそのラブレターをそれぞれの男の子に送ってしまいます。その一人だったピーターとめでたくカップルになることに成功します。この作品はその後のララとピーターについて描かれています。ピーターは初めての彼氏だったのでララにとっては初めてのことばかり。ピーターは人気者だったため、自分は彼女にふさわしいのか悩み、元カノと比較してしまいます。そんなある日、以前送ったラブレターの中の1人、ジョンから返事が来ます。その手紙を読むと当時2人は両思いであったことが発覚します。ピーターのことは好きだけど、ジョンのことも頭から離れない!そんなララの気持ちを描いたラブコメディ映画です。
監督:マイケル・フィモナリ 出演:ラナ・コンドル(ララ・ジーン)、ノア・センティネオ(ピーター)、ジョーダン・フィッシャー(ジョン・アンブローズ)、エミリハ・バラナック(ジェン)、アンナ・カスカート(キティ)、ほか
「恋するレシピ 理想のオトコの作り方」のネタバレあらすじ結末
恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~の紹介:2006年アメリカ映画。三十五歳の独身男性トリップのもとに現れた美しい女性ポーラ。彼女はトリップの両親が雇ったプロの恋愛カウンセラーでした。トリップの恋人を演じることになったポーラは次第にトリップに魅かれてしまい…。マシュー・マコノヒーとサラ・ジェシカ・パーカーの共演で贈るロマンティックコメディです。
監督:トム・デイ 出演者:マシュー・マコノヒー(トリップ)、サラ・ジェシカ・パーカー(ポーラ)、 ズーイー・デシャネル(キット)、ジャスティン・バーサ(エース)、ブラッドレイ・クーパー(デモ)、 テリー・ブラッドショウ(アル)、キャシー・ベイツ(スー)、ほか
「ただ君だけ」のネタバレあらすじ結末
ただ君だけの紹介:2011年韓国映画。「映画は映画だ」のソ・ジソブと「トンイ」のハン・ヒョジュが描くラブストーリー。過去のあるボクサー“チョルミン”と、目が不自由だが前向きに生きる“ジョンファ”が知り合い、互いに辛い事故の記憶を乗り越え愛し合う姿を美しく描いた作品です。
監督:ソン・イルゴン 出演:ソ・ジソブ(チャン・チョルミン)、ハン・ヒョジュ(ハ・ジョンファ)、カン・シニル、パク・チョルミン、チョ・ソンハ、ほか
「ラスト・クリスマス」のネタバレあらすじ結末
ラスト・クリスマスの紹介:2019年イギリス映画。毎年クリスマスシーズンになると必ず耳にしたことのあるWham!の名曲「ラストクリスマス」をモチーフにして作られた作品です。毎日何気なく暮らしてきた主人公のケイトが、魅力的で不思議な青年トムと出会った事から始まるロマンチックなラブストーリーです。
監督:ポール・フェイグ 出演:エミリア・クラーク(ケイト)、ヘンリー・ゴールディング(トム)、ミシェル・ヨー(サンタ)、エマ・トンプソン(ペトラ)、ほか
「愛と死をみつめて」のネタバレあらすじ結末
愛と死をみつめての紹介:1964年日本映画。1960年代、当時大学生だったジャーナリストの河野實と軟骨肉腫により21年の短い生涯を閉じた大島みち子との3年間に及ぶ文通にまつわる実話を基にした同名のベストセラー書簡集を映画化した作品です。当時の日活の花形スターであり、幾度も共演している吉永小百合と浜田光夫がダブル主演を務めています。
監督:斎藤武市 出演者:吉永小百合(小島道子)、浜田光夫(高野誠)、内藤武敏(K先生)、初井言栄(オールドミス)、笠智衆(小島正次)、北林谷栄(吉川ハナ)、笠置シヅ子(中井スマ)、ミヤコ蝶々(佐竹トシ)、宇野重吉(中山仙十郎)ほか