戦闘少女 血の鉄仮面伝説の紹介:2010年日本映画。16歳の誕生日を迎えた凛は、自分が人間ではなく『ヒルコ』であることを知ります。乗り込んできた武装警察に、ヒルコである父と人間の母を殺された凛は町を逃れます。そしてヒルコのリーダー如月に助けられ、ヒルコの戦闘少女として鍛え上げられ…という内容のコメディスプラッター映画です。人体切断、顔面崩壊、首チョンパなどの血しぶきシーン満載の作品で、3人の監督がそれぞれの章を担当しています。
監督:井口昇、西村喜廣、坂口拓 出演者:杉本有美(凛)、高山侑子(玲)、森田涼花(佳恵)、坂口拓(如月)、いとうまい子(凛の母)、津田寛治(凜の父)、竹中直人(小清水)ほか
映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
戦闘少女 血の鉄仮面伝説の予告編 動画
映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」解説
この解説記事には映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
戦闘少女 血の鉄仮面伝説のネタバレあらすじ:起
女子高生の凛が学校に行こうとすると、手に痛みを感じます。父に「今日帰ってきたらサプライズがある」と言われ、学校に行った凛でしたが、凛は政府要人の父を持つ田所らにいじめを受けていました。目に余るいじめでしたが、田所は父の名をかたって先生まで取り込んでいました。
自殺しようと思った凛でしたが、その時、同級生の玲が近寄って来て「人間として生きれるのは今日が最後だ」と言います。再び田所らにいじめられた凛は、階段から落ちて保健室に運ばれます。保健室の先生から「あなたは人間じゃないね」と言われ、麻酔注射を打たれそうになった瞬間、凛に力がみなぎり覚醒し、先生の耳を削いで逃げ出します。
家に帰った凛は両親から16歳の誕生日を祝われました。そして父が大事な話があると言って服を脱ぎます。父の両乳房と股間は異物状になっていました。「お母さんは?」と凛が振り向いた時、武装警察がやって来て、母の頭を吹き飛ばし、父の首を切断します。
警察は「ヒルコのくせに良い部屋に住みやがって」と言って凛に襲いかかります。首のない父に助けられ逃げ出した凛の腕は、先に刃物が付いた異様な形になっていました。
戦闘少女 血の鉄仮面伝説のネタバレあらすじ:承
町では『伝説の野人が現れた』と、町人が凛に襲いかかります。凛は次々殺しながら逃げます。テレビ中継も入る中、凛は殺し続けました。逃げ切ったと思った時、男に銃を突き付けられます。この時助けてくれたのが女装した男の如月と玲でした。
玲に鉄仮面をかぶせられた凛が連れてこられた場所では、如月が6人の少女たちに話をしています。如月たちはヒルコ一族で、人間との戦いをしていました。如月は玲に凛の教育係を命じます。
6人の少女は皆ヒルコで、体に色々な武器があります。ヒルコとしての能力が発揮できるようになると鉄仮面が外れると言われ、凛は玲の特訓を受けます。そんな玲はヒルコの佳恵と仲良くなりました。
ヒルコの白いスーツを着て玲と闘った凛は、玲が落としたペンダントを拾います。ペンダントを佳恵に見せると「それは玲のものだ」と言って、玲の生い立ちを聞きます。玲は3年前覚醒し、見世物小屋に売られました。その時、玲に優しくしてくれた少年がくれたものでした。
戦闘少女 血の鉄仮面伝説のネタバレあらすじ:転
凛の能力が一気に上達し、鉄仮面が取れました。如月は凛に、ヒルコの父と人間の母から生まれた混血だという事を教え、「防衛庁長官の小清水を殺せ、小清水はヒルコ対策兵器を作っている。佳恵をつける」と言います。早速、小清水のパーティ会場に向います。ヒルコ対策兵器の雷電の披露パーティーでした。
そこへ凛と佳恵が乗り込み、暴れ出します。小清水を追い込んだ時、人間兵器雷電が現れます。防戦一方の凛を玲が助けると、小清水を殺しました。そして小清水の側近の田所の死体の側で、家族が泣いていました。如月が「全員始末しろ」と言うと、田所の娘が振り向きます。それは玲をいじめていたあの田所でした。
凛に命乞いをする田所を見て、凛は殺すことが出来ませんでした。すると玲が田所を殺しました。父から、「ヒルコと人間は仲良く暮らせるんだ』と言われる夢を見て目覚めた凛は、拘束されていました。その時、ヒルコvs人間の全面戦争が始まりました。
佳恵が凛を解放すると、凛が「玲を止めに行こう」と佳恵に言います。最初は反対した佳恵も、凛の説得で一緒に向かいます。
戦闘少女 血の鉄仮面伝説の結末
如月が総理大臣を拉致し、総理の血をヒルコの神に浴びせます。凛は玲を追い、佳恵はチェーンソー女と刀女と闘っていました。街ではその他の4人の女が自爆装置をつけ、人ごみで殺戮を繰り返し、最後は自爆して多くの人間を殺していました。
凛は玲に追いつき、二人は白いスーツで戦います。激闘が続き、二人が組み合った時、凛が玲にペンダントを見せ「あの時の人の優しさを思い出して」と言います。心が揺れた玲は、過去を思い出し闘いの手を止めます。
そして凛が「如月は私たちの事を道具としか思っていない」と言うと、背後から「その通りだ」と言って如月がやって来ます。戻ってきた佳恵と一緒に3人で協力して、如月と闘います。そして如月に自爆装置をつけ、アトムのような裸女を如月めがけて飛ばします。女は見事起爆装置にぶつかり如月もろとも爆発しました。
そして総理大臣を助けると「お前らに助けられる覚えはない、クソヒルコ」と総理が暴言を吐きます。3人は一斉に総理を踏みつけて殺しました。
以上、映画「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」のあらすじと結末でした。
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