オープニング・ナイト・ロングの紹介:2016年アメリカ映画。ミュージカル舞台初日を迎えた舞台監督のニックは、成功をおさめようと努めますが、個性的な舞台俳優とスタッフたちに振り回されてしまいます。そんな舞台裏の様子をコメディタッチに描いた作品です。
監督:アイザック・レンツ 出演:トファー・グレイス(ニック)、JC・シャゼイ(JC)、アロナ・タル(クロエ)、アン・ヘッシュ(ブルック)、ロブ・リグル(ミスターゴールドマイヤー)ほか
映画「オープニング・ナイト・ロング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オープニング・ナイト・ロング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「オープニング・ナイト・ロング」解説
この解説記事には映画「オープニング・ナイト・ロング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オープニング・ナイト・ロングのネタバレあらすじ:起
ハーパー・リー劇場のミュージカル初日。舞台監督のニックは初日の重要さを身に染みて感じており、絶対成功させたいと願います。しかし、個性的な俳優やスタッフたちは、ニックの気持ちにおかまいなしにわがままをふりまきます。オーケストラの一人にドラッグをせがまれたり、妊娠初期の段階にも関わらず何かトラブルが発生すると、「子どもが生まれる」と発言するバックダンサーがいたりで、舞台裏はてんてこまいです。最近、舞台女優のクロエと破局したばかりのニックは、まだ彼女のことを引きずっています。そんな中でクロエが他の男と一夜を過ごしたと聞かされます。大事な初日に集中しようと思ってもなかなかできません。
オープニング・ナイト・ロングのネタバレあらすじ:承
そうこうしている内に舞台が開演します。滑り出しは順調でした。しかし、ヒロイン役のブルックが大道具のスタッフのミスによって、脳しんとうを起こしてしまいます。この状態では舞台に出るのは不可能です。そこで、クロエが急遽抜擢されます。クロエは完璧に歌い上げ拍手喝采が起こります。仲間たちからも賞賛の声があがりました。ブルックは長年舞台女優を続けており、昔の栄光にしがみついている人であるという認識が周りからあります。やっとクロエというニュースターが出てきたことに皆喜んでいました。
オープニング・ナイト・ロングのネタバレあらすじ:転
意識を取り戻したブルックはクロエに語ります。「今は若くて楽しいかも知れないけど、舞台女優であり続けても、結果私のように心が廃れる」。これを聞いたクロエは舞台の途中でありましたが、このまま女優を続ける意味はないと感じ、降りることにします。それをニックは必死で止めます。しかし、クロエはニックの過去について語り始めます。実はニックは元ミュージカル俳優でした。しかし、あることをきっかけに舞台俳優に嫌気がさし、今は裏で舞台を支える役目をしています。クロエはそれを逃げていると感じていました。そんな人に説教されても何もクロエの心には響きませんでした。「愛している」と言えば、クロエは再び舞台に上がっていたかもしれません。しかし、ニックは素直になれませんでした。
オープニング・ナイト・ロングの結末
クロエが去ってしまったことに落ち込むニック。俳優やスタッフのわがままに対して、強く当たってしまいます。そして、上演の途中にも関わらず、ニックは舞台に上がり昔のように歌い始めます。最初はシーンとした会場でしたが、周りも少しずつニックの気持ちを受け止め始め歌い踊ります。その姿を客席の方から見ていたクロエは思わずニックの胸の中へと飛び込みます。そして、映画の幕は閉じます。
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