映画「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ピーターラビット2／バーナバスの誘惑の紹介：2020年アメリカ,イギリス,オーストラリア映画。絵本で世界的に有名なピーターラビットの実写映画化の第2弾。いつも叱られてばかりでウンザリしていたうさぎのピーターは故郷の湖水地方を飛び出して誰も知らない都会にやってきます。そこで亡くなった父の親友だったと話すバーナバスに出会います。
監督：
ウィル・グラック 出演：ジェームズ・コーデン（ピーターラビット）、マーゴット・ロビー（フロプシー）、ローズ・バーン（ビア）、ドーナル・グリーソン（トーマス・マグレガー）、エリザベス・デビッキ（モプシー）、デヴィッド・オイェロウォ（ナイジェル）、エイミー・ホーン（カトンテール）、コリン・ムーディ（ベンジャミン）、レニー・ジェームズ（バーナバス）、ほか
この解説記事には映画「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピーターラビット(声：ジェームズ・コーデン)が住む湖水地方で、ピーターの大好きなビア(ローズ・バーン)とマクレガー(ドーナル・グリーソン)の結婚式が行われています。
宿敵マクレガーの邪魔をしたい気持ちを抑え、ピーターは2人を祝福します。
好奇心旺盛でいたずら好きのピーターを、父親気取りのマクレガーはいつも叱ってばかり。ピーターは悪い子だと決めつけられているようで嫌気のさしたピーターは、湖水地方を飛び出し町へ向かいます。
そこでピーターは盗みを働いているギャングうさぎのバーナバス(声：レニー・ジェームス)と出会いました。
バーナバスが巻き起こした騒動に巻き込まれたピーターでしたが、人間を手玉に取るバーナバスと行動を共にし、人間をからかうのは面白いという気持ちが生まれ、気分がスッキリします。
意気投合したピーターとバーナバス、話している内にバーナバスが、亡くなったピーターの父親とは親友だった事が分かりました。
それからというものピーターは、バーナバスに父親の影を重ねるようになり、頻繁に会いに行くようになりました。そして元々盗賊だったバーナバスから、その極意を伝授されることになったのです。
何かおかしいと、いとこのベンジャミンを始め、周りがピーターの異変に気づき始めます。しかしピーターはそんな心配も気にすることなく足繁くバーナバスの元に向かいました。
ピーターはバーナバスに言われた通りに仲間の動物達を集めて連れていきます。バーナバスの狙いはファーマーズマーケットでドライフルーツを独り占めにするつもりでした。そのためにたくさんの人手が必要だったのです。
バーナバスはピーターを上手く言いくるめて手伝わせていました。そして計画は実行され、上手くいきかけますが、最後の所で失敗してしまいます。
ファーマーズマーケットにはトマトを出店するマクレガーもやってきていました。それでも大量のドライフルーツを手に入れて逃げ出すバーナバス達、ピーターは連れてきた仲間が置き去りにされ次々と捕まっていくことに気づきます。
しかしバーナバスは知らぬ顔です。ピーターはここで初めて自分が騙されていた事を知りました。
バーナバスの誘いを振り切り、自分が間違っていた事に気づいたピーターは、車から飛び出し仲間の元へ向かいます。しかし仲間達はすでに捕まった後でした。
途方に暮れるピーターにマクレガーが近づきます。ピーターはマクレガーに初めて人間の言葉で語りかけました。「失敗ばかりの自分だけど、挽回するチャンスが欲しいんだ。助けてくれ。」驚いたマクレガーでしたが、素直にピーターの力になりたいと思ったのです。
仲違いばかりだった2人、ようやく誤解が解けて仲直りが出来ました。2人はビアの元に向かい、協力を募ります。そして3人で仲間たちを助けに行きます。
空を飛んだり、ボートをぶっ飛ばし、激しいカーチェイスの末、どうにか仲間たちを救出したピーターたち。奪われたドライフルーツもバーナバスから奪い返し、元の店に戻しました。
バーナバス一味はそのまま捕らえられて檻の中に入れられます。一件落着し、ピーターは「ごめんよ」とベンジャミンに謝ります。ベンジャミンも謝罪を受け入れて仲直りし、湖水地方の我が家に帰ります。
その後、ビアとマクレガーの間に子供が生まれます。「妹だよ」そう声をかけられたピーターは、恥ずかしそうにしています。新しい家族の誕生を誰もが喜ぶのでした。
以上、映画「ピーターラビット2／バーナバスの誘惑」のあらすじと結末でした。
イギリスの大人気ピーターラビットが待たしても実写化され本作のシリーズ2が公開されています。前回に引き続きやんちゃんな主人公が今回は大都会ロンドンに行くという展開が見所です。100年以上も愛されているキャラクターで親子でも楽しめる映画としておすすめです。