映画「龍が如く 劇場版」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
龍が如く 劇場版の紹介：2007年日本映画。伝説のヤクザ桐生一馬が刑務所から出所すると同時に、桐生の親分の風間が行方不明になり、東城会の100億円が消えました。東城会内部の覇権争いに巻き込まれた桐生は命を狙われるハメになりましたが…というプレイステーションの人気ゲームの映画化作品です。
監督：三池崇史 出演者：北村一輝（桐生一馬）、岸谷五朗（真島吾朗）、塩谷瞬（悟）、サエコ（唯）、夏緒（澤村遥）、加藤晴彦（一輝）、高岡早紀（澤村由美/美月）、哀川翔（野口刑事）、コン・ユ（朴）、松重豊（伊達真）、田口トモロヲ（理髪店店主）、真木蔵人（錦山彰）、荒川良々（武器屋）ほか
この解説記事には映画「龍が如く 劇場版」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
歓楽街の神室町は今日も人が多く集まり活気に溢れていました。その街に伝説の極道 桐生一馬（北村一輝）が出所して帰って来ました。桐生は遥（夏緒）という女の子を連れ、女の子の母親の美月（高岡早紀）を探していました。しかし桐生の出所に兄貴分の真島（岸谷五朗）は子分たちに桐生を探せと必死になっていました。そして一軒の店で桐生を見つけますが、桐生によって子分たちは倒されました。その時店にいた若者カップルの唯（サエコ）と悟（塩谷瞬）はレジの金を盗んで逃走しました。
一方、銀行に今西（遠藤憲一）と中西（ムロツヨシ）という強盗が入っていましたが、銀行に金が無い事に腹を立て、職員を人質にとり立てこもりました。実はヤクザの東城会と政治家の神宮（名越稔洋）が組んで100億円を各銀行に分散して預金していたものが、誰かに引き出されたことにより現金不足になっていました。野口刑事（哀川翔）たちは犯人の監視の出来る場所で待機していました。すると隣の理髪店の店主が色々と差し入れを持って来ました。
東城会の真島は100億の金の行方は桐生が知っていると考え、真島自ら子分を従え、街を探しました。桐生はホストクラブの一輝（加藤晴彦）の店に行き、事情を聞きました。カップルの唯と悟は次々と店を襲い金を強奪していました。
そのころ理髪店の店主（田口トモロヲ）を訪ね、韓国から朴という男（コン・ユ）がやって来ました。理髪店の店主も朴も韓国の工作員でした。朴は東城会の100億の金は神宮が持っていると信じていました。紹介された武器屋で武器を調達し、情報を得るとミレミアムタワーに神宮がいるとの情報を聞き狙撃するために近くのビルに上りました。
同じ時、唯と悟も銃を買いに来ていました。銃を買った唯と悟はヤクザを狙っていると勘違いされ、襲われそうになりますが、悟が思わず発砲した時、ビルの上から朴がヤクザを射殺しました。すると後を若いヤクザが追ってきました。唯はこの男に金を借りて、借金が知らぬ間に増えていました。唯とヤクザは同時撃ちになり、二人は倒れました。
桐生も武器屋に行き、色々情報を取りました。桐生は自分の親分の風間（塩見三省）と、自分の女だった由美（高岡早紀）の行方も探していました。由美がソープにいるという情報を聞きつけた桐生は桃源郷というソープに入りました。すると真島が待ち構えていました。
銃撃を繰り返し真島との勝負となりました。遥を2階に行かせ、銃を持って桐生は子分たちを射殺すると2階に上がりました。真島も2階に上がって来て決闘となりました。真島にとどめを刺されようとした時、背後から風間が真島を射殺しました。風間は錦山（真木蔵人）に監禁されていたと言います。錦山は同じ東城会ながら、100億円を奪って東城会のトップを取ろうと狙っていました。
風間からミレニアムタワーに行けと言われ、遥と向かっている時、桐生は撃たれ、遥はさらわれました。そのころ悟は血まみれの唯を背負って街を歩いていました。
闇医者の手当てを受け、桐生はミレニアムタワーに入りました。そこで待っていたのは錦山と子分達でした。傷を負った桐生を錦山が容赦なく打ちのめしました。遂に桐生が倒れ、もうダメかと思われた時、スタミナドリンクを飲み干し、復活した桐生は子分もろとも錦山を倒しました。
階段から由美が降りてきました。由美を見た遥は「お母さん」と言いました。由美と美月は同じ人物でした。そして神宮を殺すために100億円を引き出したと由美が言いました。手に爆弾を持った由美は、神宮が来たら、金も私も神宮も吹っ飛ばすと言い、桐生と遥に逃げろと言いました。神宮の乗ったヘリがミレニアムタワーに近づきました。朴が神宮を狙っていました。ビルの屋上に降りる体勢になった時、朴が神宮の頭を撃ち抜きました。ヘリはビルにぶつかり墜落すると同時に、由美の爆弾が爆発しました。夜の神室町にお札が降って来るのでした。
この映画の感想を投稿する