さんかく窓の外側は夜の紹介:2020年日本映画。ヤマシタトモコ原作の同名漫画を実写映画化したホラー・サスペンス映画です。岡田将生と志尊淳がダブル主演を務め、霊が見える特異体質を持つ青年と除霊師の男が手を組んで様々な依頼をこなしていく過程を描きます。
監督:森ガキ侑大 出演者:岡田将生(冷川理人)、志尊淳(三角康介)、平手友梨奈(非浦英莉可)、マキタスポーツ(非浦松男)、新納慎也(逆木一臣)、桜井ユキ(半澤冴子)、和久井映見(三角則子)、筒井道隆(石黒哲哉)、滝藤賢一(半澤日路輝)、北川景子(石井慶子)ほか
映画「さんかく窓の外側は夜」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「さんかく窓の外側は夜」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
さんかく窓の外側は夜の予告編 動画
映画「さんかく窓の外側は夜」解説
この解説記事には映画「さんかく窓の外側は夜」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
さんかく窓の外側は夜のネタバレあらすじ:起
少年時代の三角康介は同級生の少年たちから「幽霊なんているわけないだろ」とバカにされていました。三角は用水路の方を指さし、「嘘じゃないよ。本当にあそこに…」と言いますが、少年たちは三角の言うことを全く信用しませんでした。
そして現代。成人した三角(志尊淳)は書店で働いていました。幼い頃から幽霊を見ることができる特異体質の三角は、都会の横断報道でも、職場の書店で本棚を整理している時でも幽霊を見てしまい怯えました。三角は恐怖から目をそらすためにかけていた眼鏡を外すと、そこに謎の男・冷川理人(岡田将生)が現れました。
冷川は三角の胸に手を当てると、「すごい、こんなにはっきり見える。“あれ”が」と感心しました。冷川は三角形の結界を作り出し、三角と共に中に入りました。三角が書店で見た幽霊の正体は以前にここで働いていた書店員であり、いじめを苦に飛び降り自殺をしていたのです。冷川が手をかざすと書店員の幽霊は消滅していきました。
冷川は「最高だ。まさに僕の運命だ。僕の助手になってくれませんか」と三角に名刺を渡し、自分は除霊師をしていると告げました。今の倍の時給を出すと言われた三角は「僕が見たのはただの幻覚です。“あれ”が怖くてたまらない」と打ち明けると、冷川は「僕といれば怖くなくなりますよ」と語りました。
冷川の言葉を信じた三角は、早速除霊のためにとある池に入りました。三角は現れた幽霊に遭遇して驚き、危うく溺れそうになりましたが、冷川は「幽霊は滅多に危害を加えることはしない」と冷静でした。その後、三角は冷川から「子供の時から力を持っているのですか? 君に入った時に見ちゃいました」と告げられました。冷川は親も友だちも彼女もおらず、自分の仕事内容を知っている人間は誰もいないと語ると、正式な契約書にサインを求めました。三角が契約書にサインすると、腰の当たりに何やら違和感のようなものを感じました。三角の母・則子(和久井映見)は、息子の新しい仕事は何なのか尋ねてきました。
さんかく窓の外側は夜のネタバレあらすじ:承
横浜市。捜査一課の半澤日路輝刑事(滝藤賢一)らはある連続殺人事件を追っていました。同様の事件は合わせて3件発生しており、被害者は三人とも若い女性でいずれもバラバラ死体で発見されており、三人の死体はそれぞれ見つかっていない部分がありました。程なくして犯人は逮捕されたのですが、拘留中に自殺を遂げていました。
半澤は冷川の事務所「物件鑑定・特殊清掃会社」を訪れ、事件の概略を説明しました。被害者三人の死体にはそれぞれまだ発見されていない部分があり、それらを合わせるとちょうど一人分の人間ができあがるというのです。半澤は冷川に残りの死体の部分を探してほしいと依頼しました。
冷川と三角は犯人の住んでいたアパートに入りました。三角が眼鏡を外すと部屋の片隅に犯人の幽霊がおり、冷川は三角を三角形の結界の中に入れると犯人の幽霊の意識を読み取りました。それによると犯人は被害者女性を車のトランクに押し込んで拉致、部屋で首を絞めて殺害すると風呂場で死体を解体しました。そして犯人は廃ビルで死体の部分を繋ぎ合わせていました。冷川が手をかざすと、犯人の幽霊は消滅しました。
同じ頃。女子高生の非浦英莉可(平手友梨奈)は通りすがりの通行人・石井慶子(北川景子)に横浜駅までの道を案内してもらっていました。英莉可は「これからお前を呪い殺す。お前は呪われて死ぬ…」と強く念じて、その直後に慶子はトラックに轢かれて死亡しました。
冷川、三角、半澤は廃ビルの場所を突き止め、その中へと立ち入りました。途中、三角の目には大量の蛾が飛んできて、三角は怖気づいてしまいますが、半澤には蛾など全く見えていませんでした。冷川は「あの人(半澤)は見たものしか信じない。信じない物は作用しない」と三角に教えました。とある部屋に入った冷川は三角に「何かいますね」と告げました。半澤が部屋に入ると、冷川と三角が揃って指さした方向に繋ぎ合わされた一人分の死体が置かれており、そのそばには犯人の幽霊がいました。半澤は死体がなぜか腐敗していないことに疑問を感じました。犯人の幽霊は「“ヒウラエリカ”に騙された」と呟きました。
その夜、三角と冷川は焼き肉屋で夕食を共にしました。三角は“ヒウラエリカ”とは誰だろうと言うと、冷川は「犯人は操られていた。つぎはぎの死体は呪いの藁人形のようなもので穢れが必要だ。“ヒウラエリカ”は遠隔操作で呪いを行なっている」と推理を述べました。三角はその推理を半澤に言わないのかと問うと、冷川は「それは僕らの仕事じゃない。“三角くん、具合悪そうだね”と言うと具合が悪く感じるように、“言霊”と言って言葉が呪いになる。SNSの“ウザイ”や“死ね”も同じ。いちいち祓っていたらきりがない」と答えました。
翌日、三角が冷川の事務所にいるところに半澤が訪ねてきました。半澤からなぜ冷川の助手になったのかと訪ねられた三角は「“運命”だと言われた」と答えました。三角は「依頼は多くないけど、呪いまで広げたら、幽霊より人間の方が怖い」と話すと、半澤は「当たり前だ」と返しました。三角は「気になっていることがある」と“ヒウラエリカ”の件について尋ねてみましたが、半澤はその人物は知らないと答えました。そこに冷川が外出から戻ってきて、半澤は次の依頼をしました。
同じ頃、英莉可はあの廃ビルにいました。廃ビルは立ち入り禁止のテープが貼られ、中のつぎはぎの死体は運び出されていました。英莉可は地面に手を触れ、その場に三角という男がいたことを知りました。
冷川と三角は半澤に連れられ、都心の雑居ビルが立ち並ぶ路地に向かいました。半澤はとある雑居ビルで車を止め、このビルでは半年前から失踪者が何人も出ていると話しました。失踪者はいずれもこのビルを最後に足取りが途絶えており、冷川は三角形の結界を作ると半澤に中に入るよう指示しました。冷川と三角はこのビルを調べることにしましたが、そこには非常に強い意志の力を放つ英莉可の姿がありました。冷川はここが故意に作られたポイントであることを見抜き、三角に結界に戻るよう指示しましたが、三角は気を失ってしまいました。
三角は少年時代のことを思い出していました。三角が用水路で幽霊を見た日、いじめっ子たちは三角の警告を無視して用水路で遊んでいました。三角は冷川の事務所で目を覚ましました。
さんかく窓の外側は夜のネタバレあらすじ:転
三角は事務所近くの公園で半澤と会いました。半澤刑事は“ヒウラエリカ”について調べてくれていましたが、全国に13人いる“ヒウラエリカ”はいずれも犯罪歴や事件との関わりのある者はいなかったということでした。半澤は三角に「冷川に呑み込まれるな」と忠告して立ち去っていきました。その直後、三角の隣にはいつの間にか英莉可が座っていました。英莉可は「あなたね。あなたの顔は知られている」と言うと、三角はまたしても意識を失いました。
三角は事務所で目を覚ましました。冷川は公園で倒れていた三角を連れ帰ったのだと言い、「だめですよ、簡単に人を入れたら」と忠告しました。三角が鏡で腰を見ると、そこには逆三角形の黒い痣がついていました。冷川は「君の魂はどうもオープンすぎる。他人が入って来れぬよう、僕だけのものにしようと思ったんだ」と三角と契約した理由を述べました。
冷川は「それよりも」と三角に先日立ち入った雑居ビルの間取りを見せ、「穢れを貯める“貯金箱”として適切だ。私も同じことをやろうと思っていた。今は片づけだが、汚しと片づけをやれば経済的だ」と語りました。三角は冷川が“ヒウラエリカ”を放置していたのは金儲けのためだったのかと憤り、「人が死んでいるのに何とも思わないのですか? 俺も金儲けの道具の1つですか? あんた、本当はどんな人間なんですか?」と問いながら身体に手を触れました。
三角は冷川の心の中を覗いていました。少年時代の冷川は白い服を着ており、六角形の大きな部屋に閉じ籠って万華鏡を眺めながら鼻歌を歌っていました。冷川は「そんなの、した僕にだって分からない」と答えました。三角は冷川に仕事を辞めることを告げ、事務所を後にしました。
その頃、警察では大物政治家の日向利治代議士の周辺で、この1年で不審死を遂げた者が9人もいることが問題になっていました。9人とも日向に不利益をもたらす立場の者たちであり、いずれも事故や自殺で死亡しており事件性は見当たりませんでした。先日英莉可が呪い殺した石川慶子は弁護士であり、この9人の関係者のひとりでした。
三角は警察署で半澤に会い、冷川の事務所を辞めたことを伝えました。半澤は冷川の知られざる過去について語り始めました。半澤はこれまで数多くの凄惨な現場に立ち会ってきましたが、中でも一番凄惨だったのは今から15年前に宗教団体「掌光会」の教団内部で発生した集団殺人事件だというのです。
通報を受けて現場に急行した半澤は、無数の信者たちの屍の中に唯一生き残った少年の姿を発見しました。この少年は信者の病を治すほどの特殊な能力を持っており、教団では神の子“大掌様”として崇められていまいた。この少年こそが冷川であり、冷川はその能力がゆえに幼少期から母親と隔離されて育てられたのです。冷川はまともな教育を受けなかったので善悪の基準が分かっておらず、警察に保護された時にはひどく混乱して一切の記憶を失っていたというのです。
帰宅した半澤は、妻の冴子(桜井ユキ)から宝くじを買ったと言われました。冴子は「当たっていると信じる」と願っており、その言葉に半澤は冷川が「信じる力が人を呪うのを見た。あなたは信じないので力が及ばない。あなたは僕を信じないでいて下さい」と言っていたのを思い出しました。
英莉可は父・松男(マキタスポーツ)と共に、石黒哲哉(筒井道隆)という男が教祖をしている宗教団体「神話の光」に入信していました。英莉可は松男と共に「神話の光」の集会に顔を出しますが、石黒のことが気に入らない英莉可は帰ろうとしました。松男は「先生の前であんな態度取るんじゃない。罰が当たるぞ」と注意しますが、英莉可は「罰? どんな?」と意にも介しませんでした。その時、英莉可は自分が鼻血を出していることに気づきました。英莉可の付き人・逆木一臣(新納慎也)が英莉可に「どうしました?」と声をかけましたが、英莉可は「何でもない」と答えるのみでした。
半澤は冴子の運転する車で上司の昇進祝いの席に向かいました。途中で例の雑居ビルの前を歩く女子高生の姿を見た半澤は、以前に三角から“ヒウラエリカ”は女子高生だと聞いていたことから不審に思い、冴子に先に行ってくれと言うと女子高生に「“ヒウラエリカ”さんだね」と声をかけました。この女子高生、英莉可こそが“ヒウラエリカ”本人であり、この男はどこまで知っているのかと怪しんだ英莉可は半澤に呪いをかけましたが、呪いを信じない半澤には全く通用しませんでした。ところがその時、そこに冴子が現れ、英莉可は代わりに冴子に呪いをかけると、迎えに来た逆木の車で立ち去りました。その際、英莉可は目から黒い血を出して倒れました。
半澤の自宅に呼び出された冷川と三角は、呪いで目から血を流している冴子の姿を目の当たりにしました。冷川は冴子には非常に強い呪いがかけられており、無理に引き剥がすのは危険だと判断しました。三角はどうにかして冴子を助けるべきだと冷川を説得しますが、冷川は「今まで人を助けて良かったことが少なかった」と消極的でした。その後、半澤宅を出た冷川と三角は待ち伏せしていた逆木たちに拉致され、その際に三角は殴られて気絶しました。
さんかく窓の外側は夜の結末
三角が目を覚ますと、自分と冷川が連れて行かれた先は英莉可のところであることに気付きました。英莉可は目から血を流しており、冷川は「自家中毒だ。人を呪うと自分に跳ね返る。自業自得だ」と言い放ちました。三角は英莉可を助ければ冴子の呪いが解けるかもしれないと冷川を説得、引き受けることにした冷川は逆木を部屋の外に出すと、三角と共に英莉可の意識の中に潜入しました。
英莉可は幼かった頃、公園のブランコで遊んでいたところに幽霊が「入れて」と声をかけてきました。英莉可が「いいよ」と受け入れると、幽霊は英莉可の中に入っていきました。その頃、街では連続通り魔殺人事件が発生しており、英莉可も通り魔に狙われましたが、英莉可の母は我が子を庇って通り魔に殺されました。英莉可が通り魔を睨みつけると、通り魔は呪いをかけられ、目から血を流してに倒れました。このことを知った松男は英莉可を「神話の光」に入信させ、「先生(石黒)のために力を使いなさい」と命じました。石黒は実はかつての「掌光会」教祖であり、冷川に信者にかけられた呪いを解くよう命じていました。冷川が手をかざすと、信者の呪いが解けたのです。
三角は目覚めた英莉可に冴子の呪いを解いてくれるよう頼みましたが、英莉可は“貯金箱”の力を使ったから無理だと断りました。“貯金箱”を作ったのは石黒であり、英莉可が穢れの力を貯め込んだというのです。冷川は過去の自分の件と英莉可の件はいずれも石黒が関わっていることに気付いていましたが、石黒の存在を知っているのかと問う英莉可に対しては「覚えていない」とうそぶき、「この件は僕の手には負えません」と手を引こうとしました。冷川の意識を読んでいた三角はそれでも問題を解決すべきだと食い下がりました。
症状が悪化した冴子は呪いが解けぬまま入院を余儀なくされました。半澤は「どんなに心を砕いても、救えない事がある。気にするな」と三角を慰めました。三角は問題を解決すべく単身で雑居ビルへ入ろうとすると、そこに英莉可が現れて三角を引き留めました。三角は「“貯金箱”をぶっ壊す」と決意を語ると、英莉可は「呪いをかける時、わざと“ヒウラエリカ”と名乗った。誰かが気付いてくれるかもしれないと思っていた。あなたたちに会えて嬉しかった」と協力することを約束しました。英莉可は「私が“貯金箱”の入口を開いて入れてあげる」と言い、二人は雑居ビルの中に入っていきました。
“貯金箱”部屋の中には呪いの言葉が書き込まれたいくつもの赤い糸が張り巡らされいました。英莉可は自ら糸に巻き込まれることで貯金箱のり口を開き、三角は奥へと進んでいくと部屋に閉じ込められていた穢れが一斉に外に解き放たれました。冴子の見舞いをしていた半澤の元に同僚から電話があり、雑居ビルの周辺では通り魔などの不可解な事件が多発していると知らされました。半澤は三角たちが雑居ビルの呪いを解こうとしていると気づき、雑居ビルに向かうと、そこには冷川の姿がありました。冷川は半澤に、ビルに押し寄せようとしているヤクザ連中を食い止めるよう頼むと、ビルの中へ入っていきました。
三角は少年時代のことを思い出していました。あの日、用水路の中に入ったいじめっ子たちの一人が行方不明になり、寒河は助けを求める声を聞いて向かおうとするも幽霊が怖くて前に進めなかったのです。それでも部屋の中を突き進んでいた三角でしたが、遂に限界に達して倒れそうになりました。そこに冷川が現れて三角を助け、英莉可ももう限界なので撤退しようと呼びかけました。
その時、三角は糸に万華鏡が絡まっているのを発見しました。三角が万華鏡を手に取ると、冷川は口から血を吐いて倒れました。この万華鏡は冷川が母から誕生日に買ってもらったものであり、冷川は全ての記憶を取り戻しました。「全て自分が何をされて、何をした、どう思っていたか。自分が苦しかったから、壊した…」
少年時代、冷川は母から引き離され、“神の子”としてもてはやされていました。冷川は石黒から、穢れを集めれば呪いをかけることも解くこともできると教えられていました。ある時、教団から逃げ出した冷川は信者だった母に助けを求めましたが拒まれていたのです。教団に戻った冷川は信者たちに呪いをかけ、その結果信者たちは互いに殺し合いを始めたのです。母は目の前で他の信者に殴り殺され、冷川は衝撃のあまり母の返り血を浴びた万華鏡を落としました。石黒は万華鏡を拾い上げると教団から姿を消しました。
三角は半澤が冷川を保護したことを思い出し、冷川の記憶の中に入りました。少年時代の冷川の姿を見つけた三角は「俺も子供の頃から何で他人と違うのかと思っていた。変な力が消えればいいと思っていた。でも、こんな俺たちでも何かできると俺は思うんだ。それを教えてくれたのは冷川さん、あなたなんだ」と語りかけました。三角は冷川が教団から食べることを禁じられていた肉を食べたくないかと声をかけ、食べたいと素直に答えた冷川少年は「「これは運命?」と尋ねました。三角は「そう、運命。俺と一緒にいれば怖くないですよ」と冷川少年の手を取りました…。
雑居ビルの前では半澤の応援要請を受けた警官たちがヤクザたちを取り押さえていました。冴子は呪いが解けました。やがて朝になり、三角は冷川に万華鏡を渡しました。冷川はこの万華鏡を手に取っている時が唯一の安らぎだったと語り、英莉可は三角に「ありがとう」と礼を言いました。その後、三角は則子に自分には幽霊が見えることを打ち明け、則子は「びっくりしたけど、私より目がよかった、それだけのことでしょ」と答えました。
冷川は事務所で三角との契約書を破り捨てました。三角は横断歩道で幽霊を見かけましたが、もう目を逸らすことはありませんでした。三角は雑踏の中に冷川の姿を見つけました。その頃、学校で授業を受けていた英莉可は、腕に黒い筋がかかっていることに気づきました…。
以上、映画「さんかく窓の外側は夜」のあらすじと結末でした。
出演者の面々が豪華ですね。
もっと上映時間が長くできるなら、この出演者で内容濃くできたのかなと思います。
映画を見てから原作を読んでみたのですが、能力を使うシーンなど、漫画特有の表現をうまく考えて実写化させたなと思います。
あまりホラーホラーはしていないけれど、グロが苦手な人はすこし注意ですね。