映画「スターウォーズ４ 新たなる希望」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スターウォーズ エピソード4 新たなる希望の紹介：1977年アメリカ映画。スターウォーズシリーズ1作目で最初に公開されたスターウォーズです。時系列ではスターウォーズ4（エピソード4）番目です。かつて銀河を統一していた共和国が崩壊し、新たに誕生した「銀河帝国」により圧力的に支配されている世界。自由を求め結集された反乱同盟軍と、共和国時代に存在していた「ジェダイの騎士」の末裔であるルーク・スカイウォーカーが、銀河帝国に戦いを挑んでいく。
監督：ジョージ・ルーカス 出演： マーク・ハミル（ルーク・スカイウォーカー）、ハリソン・フォード（ハン・ソロ）、キャリー・フィッシャー（レイア）、アレック・ギネス（オビ＝ワン・ケノービ）、ピーター・カッシング（モフ・ターキン）、アンソニー・ダニエルズ（Ｃ-３ＰＯ）、ケニー・ベイカー（Ｒ２Ｄ２）、ピーター・メイヒュー（チューバッカ）、デヴィッド・プラウズ（ダース・ベイダー）ほか
この解説記事には映画「スターウォーズ４ 新たなる希望」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
銀河を暴力で支配している帝国軍の最強兵器、「デス・スター」の設計図を盗んだ反乱同盟軍の船が、帝国軍の戦艦に捕まってしまう。船に乗っていた同盟軍の指導者であるレイア・オーガナは、間一髪の所でデス・スターの設計図をドロイドのR２-D2に隠し、人間型ドロイドのC-3POと共に砂漠の惑星「タトゥイーン」に逃す。
このタトゥイーンには、かつて銀河にフォースとバランスをもたらしていた「ジェダイの騎士」の生き残りであるオビ＝ワン・ケノービが、帝国軍から逃れ隠居していた。彼は同じくこの惑星で暮らしていたジェダイの騎士の末裔であるルーク・スカイウォーカーを見守っていた。R2-D2の到着と、レイア・オーガナからの助けのメッセージを受け、ルークと共に反乱軍に加わることを決意。凄腕パイロットであるという密輸業者ハン・ソロとチューバッカの船に乗り、帝国の追撃を交わしつつ反乱軍の拠点の一つであるレイア姫の星オルデランに向かう。
だがオルデランは、既に破壊されていた。デス・スターは惑星一つを破壊できる程の力を持っており、レイア・オーガナや反乱軍への見せしめとして破壊されたのだ。オビ＝ワンとルークを乗せた船はそうとも知らず、かつてコルサントがあった座標に到着するも、付近にいたデス・スターに拿捕されてしまう。上手く船内に隠れていた彼らは見つかることなく、敵兵に紛れてデス・スター内に侵入し、捕えられていたレイア・オーガナの救出と脱出に成功する。しかしオビ＝ワンは、そこで対峙したかつての弟子であり、ジェダイの騎士を裏切り「シスの暗黒強」に身を落としたダース・ヴェイダーに殺されてしまう。オビ＝ワンを無くし失意に陥ったルークだが、レイアの励ましを受け、反乱軍の秘密基地がある衛星ヤヴィン４に到着する。
ヤヴィン４ではデス・スターの設計図を基に暴かれた弱点を突き、デス・スターを破壊する作戦が練られた。元々タトゥイーンでも凄腕パイロットであったルークは作戦に参加するが、ハン・ソロはレイアから受け取った謝礼を手に、作戦に加担することなく姿を消してしまう。一方のデス・スターでも、「わざと」ルーク達を逃がしたことで判明した反乱軍の基地であるヤヴィン４を一撃で葬るべく、ヤヴィン４へと近づいていた。
30機程の小型戦闘機でデス・スターに乗り込んだ反乱軍だが、凄腕のパイロットでもあるダース・ヴェイダーの猛攻もあり、次々と散っていく。ついに残るはルークを含めた三機だけになり、他の二機も戦線離脱。ルーク一人だけになってしまった。ダース・ヴェイダーにロックオンされ、撃ち落とされようとした瞬間、突如として現れたハン・ソロの船がダース・ヴェイダーと彼の護衛機を撃退、その一瞬を突き、ルークはデス・スターの弱点部にミサイルを発射。見事命中し、デス・スターは木端微塵に吹き飛んだ。勝利に沸くルーク達の背後では、生き残ったダース・ヴェイダーが逃げていく後ろ姿があった。基地に戻ったルークとハン・ソロは、デス・スター破壊を称えられ、レイア・オーガナと反乱軍の最高指導者達からメダルを贈呈され、大いに祝福された。
以上、スターウォーズ エピソード4 新たなる希望のネタバレあらすじと結末でした。
◆スターウォーズ エピソード1／ファントム・メナス1999年公開
◆スターウォーズ エピソード2／クローンの攻撃2002年公開
◆スターウォーズ エピソード3／シスの復讐2005年公開
◆ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー2016年公開（スピンオフ：エピソード4の約10年前が舞台）
◆ローグワン／スターウォーズストーリー2016年公開（スピンオフ：エピソード4の10分前までの物語）
◆スターウォーズ エピソード4／新たなる希望1977年公開。日本では1978年に公開され、その後6部作のエピソード4とされ、副題『新たなる希望』がつけられる。
◆スターウォーズ エピソード5／帝国の逆襲1980年公開
◆スターウォーズ エピソード6／ジェダイの帰還1983年公開。『スターウォーズ ジェダイの復讐』として公開。邦題はその後『ジェダイの帰還』に変更されている。
◆スターウォーズ／フォースの覚醒(エピソード7)2015年12月18日公開。
◆スター・ウォーズ／最後のジェダイ（エピソード8）2017年12月15日公開
◆スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け（エピソード9・完結編）2019年12月20日公開
映画公開時、それまでのＳＦ映画にはなかった圧倒的なスケール感と撮影技術、魅力的な登場人物たち、一瞬も目を離せないストーリー展開などに、まさに衝撃を受けました。
その後、続編が発表され、この公開第１作は「エピソード４」とされましたが、ジョージ・ルーカス監督は当初からエピソード６までの構想があったそうです。どのエピソードも素晴らしい作品には間違いないのですが、まさに時代の幕開けを目の当たりにした感動は今も忘れられません。