スーサイド・スクワッドの紹介:2016年アメリカ映画。特殊能力を持った超個性的なキャラクター達の属する部隊「スーサイド・スクワッド」と、魔の力によって人類を滅脳させようとする怪物エンチャントレスとの戦いを描いた作品。史上最強に”悪かわいい”ヒロインと悪党たちの物語。彼らは正義のためではなく、自らのためだけに戦います。スーサイド・スクワッドはDCヒーローが集結する「ジャスティス・リーグ」(DCエクステンテッド・ユニバース)シリーズの番外編で、「スーパーマン~マン・オブ・スティール」「バットマンvsスーパーマン~ジャスティスの誕生」からの続きです。DCコミックスに登場するたくさんの悪役が危険な任務に挑む決死部隊“スーサイド・スクワッド”を結成。悪vs悪の戦いを繰り広げるアクション映画です。
監督:デヴィッド・エアー 出演:ウィル・スミス(デッドショット(フロイド・ロートン))、ジャレッド・レトー(ジョーカー)、マーゴット・ロビー(ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル))、ほか
映画「スーサイドスクワッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スーサイドスクワッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スーサイドスクワッドの予告編 動画
映画「スーサイドスクワッド」解説
この解説記事には映画「スーサイドスクワッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スーサイド・スクワッドについて
「スーサイド・スクワッド」は直訳すると「自殺団(部隊)」ですが、映画の字幕では「決死部隊」になってました。第2次大戦中のアメリカの話は映画本編でも出てきますが、他国だと、ナチスドイツや旧ソ連でも死刑を待つだけの殺人者や重犯罪人のみで構成された犯罪者部隊は存在していました。特に旧ソ連が1945年8月8日から9月2日まで満州で、日本人を虐殺しまくったのが、この犯罪者部隊と言われています。また、アメリカ国内でも家族を人質に取られた在米日系人だけで構成された第442連隊戦闘団は欧州戦線で戦い、戦後もっとも勲章をもらった(1万8千個)部隊となり、欧米人が忍者好きなのは彼らの功績のおかげとも言われています。こんな前置きを書いたのは、デビィッド・エアー監督は「フューリー」(2014)を作った方だからです。ナチスドイツからフランスを解放したアメリカ兵が、ナチスより略奪・強姦をしていたということを隠さず、映画にした監督が悪人で構成された決死部隊をどう描いたのかという点で、ハリウッド映画でよくある、USA(アメリカ万歳)展開にはなりません。でも、マーヴェルの「デッドプール」よりは上品なので、それほど残虐なシーンはありません。
スーサイド・スクワッドの出演者
ウィル・スミス(デッドショット/フロイド・ロートン)
ジャレッド・レトー(ジョーカー)
マーゴット・ロビー(ハーレイ・クイン/ハーリーン・クインゼル)
ジョエル・キナマン(リック・フラッグ大佐)
ヴィオラ・デイヴィス(アマンダ・ウォーラー)
ジェイ・ヘルナンデス(エル・ディアブロ/チャト・サンタナ)
アドウェール・アキノエ=アグバエ(キラー・クロック/ウェイロン・ジョーンズ)
カーラ・デルヴィーニュ(エンチャントレス/ジューン・ムーン)
福原かれん(カタナ/タツ・ヤマシロ)
アダム・ビーチ(スリップノット/クリストファー・ワイス)
ほか
詳細あらすじ解説
スーサイドスクワッドのネタバレあらすじ1:犯罪者部隊ができるまで
スーパーマンが死に、国葬が行なわれた後、アメリカは、新たな国防問題に直面していた。それは、第2のスーパーマン(厳密に言えば、ゾット将軍のような地球侵略を企む存在)が現れたら、どう対抗するかということであった。それに対して、妙案を持つ黒人女性がいた。彼女の地位は政府組織ARGUS(アーガス)のトップで、アマンダ・ウォーラーといった。彼女は、精神的にも肉体的にも物凄くタフで、そして善悪の感情や良識が欠落していた。それは、悪魔のわるだくみに近いものでした。同僚?にレストランで、プレゼンをはじめます。見せたのは犯罪者のファイルでした。実は彼女の計画を進めるために、とある湿地帯の秘密刑務所に彼らを逮捕し、収容しているのでした。
スーサイドスクワッドのネタバレあらすじ2:デットショットの場合
まず1人目は、デッドショット。金さえ払えば絶対仕留める百発百中のスナイパーです。デッドショットが証人喚問に出ようとしているチンピラを狙撃しようとしていますが、まだ契約金が入金されていません。後10秒で建物の中に入ってしまいます。依頼者が漸く入金しましたが、さらに吊り上げます。結局、2万ドルが20万ドルになり、建物の中にチンピラは入ってしまいましたが、まだ扉はしまっていません。デッドショットは跳弾で、男を無事、暗殺しました。最大射程距離が4kmと、ゴルゴ13の2kmを上回る2倍の能力です。さらにスカウターのような彼を警官や軍隊でもとらえることは通常はできません。そこで、悪魔の知恵を持つアマンダは言いました。「奴の弱点を利用することにしたの。」「どうやって?」「彼に情報を流したの」デッドショットことフロイド・ロートンには離婚した酒乱の妻と娘がいました。そして、娘に会うことだけが楽しみだったのです。クリスマスの日、久々と娘に再開し、プレゼントを渡し、母親の役目を果たそうとしない妻と暮らすのをやめて、一緒に暮らそうと言うのですが娘ゾーイは言います。「ママが人殺しとだけは暮らしちゃダメだって」 「違う違う。ママは嘘を言ってるんだって。話し合おう」 しかし、幸せな瞬間は唐突に終わります。黒いスーツのコウモリ男が舞い降りたのです。そう、バットマンです。ここはニューヨークではなく、ゴッサムシティなのです。バットマンことブルース・ウェインも幼き日のクリスマスに両親を殺され、井戸に落ちて、コウモリに襲われ、トラウマになっているので、デッドショットの娘にも同じ目に合わせたくありません。なので、発砲しようとするデッドショットに珍しく呼びかけます。割と悪人に対して容赦ない人なのに。「よせ。子どもの前で争いたくない」それでも、デッドショットは打とうとします。でも、娘のゾーイが割って入りました。そして泣きながら言うのです。「パパやめて」デッドショットは観念します。後ろにはパトカーから警官が降りて、駆け寄ってきます。
スーサイドスクワッドのネタバレあらすじ3:ハーレクインの場合
アマンダの会話は続きます。2人目は、元精神科医で、現在はジョーカーの愛人であるハーレクイン(道化師)です。トランプのジョーカーもピエロですね。ジョーカーはかつて、バットマンの相棒であるロビンを殺し、その罪でアーカム・アライサムに収監されていました。その時、精神鑑定したのが、ハーリーン・クインゼル博士でした。眼鏡で髪を後ろに束ね、白衣でした。でも、悪のカリスマにはかなわず、ストックホルム症候群のような洗脳に近い恋に落ちたのです。恋は盲目です。ジョーカーに「マイハニー、マシンガンが欲しい」と言われれば、あっさり用意し、パンダの着ぐるみほか、奇妙な部下たちが突入してきて、脱獄を成功させてしまいます。それどころか、協力者のはずのクインゼル博士を手術台に固定し、彼女に電流を流します。それがジョーカー流のお礼、いたぶりでした。クインゼル博士は、うっとり陶酔しています。その後、ジョーカーとハーレクインは町中を紫のランボルギーニで走り回ります。それを邪魔する黒いコウモリが追いかけてきました。バットマンです。バットモービルから飛び移り、カウンタックの屋根の上に飛び乗りました。ハーレクインは慌てず、マシンガンを取り出し、屋根に向けて発砲します。しかし、それは、前方から目をそらさすための罠でした。運転するジョーカーが気づいた時は前方には土手があり、飛び越えて、川が迫っています。ハーレクインは叫びます。「助けて。私、泳げなーい!」 バットマンも飛び込みます。ジョーカーはフロントガラスを割って逃げていました。ハーレクインは置き去りにされ、おぼれて失神していました。バットマンは助けて、息をしてないので人工呼吸しました。しかし、蘇生したハーレクインは目覚めると同時にバットマンの首目がけて切りつけました。防刃スーツでなければ、バットマンも危なかったかもしれません。
スーサイドスクワッドのネタバレあらすじ4:残りのメンバーの場合
オーストラリアで強盗をしていたのですが、アメリカにまで足を延ばしていたようです。ダイヤを掃除機で吸い込み、宝石強盗は成功したのですが、相方が「山分けだ」といって無防備な背中をさらして歩きだした時、ブーメランで頭を打ち砕きました。「やらねーよ」しかし、そこに電光の速さで現れたヒーローが登場し、目にもとまらぬ速さで、気絶させたのです。フラッシュです。「オーストラリアからご苦労様」他にも色々いました。数十人を焼き殺したエル・ディアボロ。皮膚がワニ皮になってしまったキラー・クロックは下水道で潜んでいるところをバットマンにやられました。そして、魔女。元々、考古学者のジューン・ムーン博士が縦穴に落ちてしまい、偶然、呪術の人形みたいなものの首を折ってしまい、それにより、封印されていた魔女の魂を飲みこみ、憑依されてしまいます。「エンチャントレス」と唱えると魔女の姿になり、超常的な能力を使えるようになるのです。でも変身すると、ムーン博士に魔女を制御することが出来ません。そこでアマンダは、同じ洞窟を見つけて、そこで、魔女エンチャントレスの心臓を発見したのです。アマンダは、その心臓を特殊なアタッシュケースに入れて脅かすのです。それだけではありません。ジューン・ムーン博士が湿原で怯えているところを助けたリチャード・フラグ大佐に護衛につけさせたのです。ムーン博士が彼を必要とし、リック大佐もまた彼女を愛してしまったのです。アマンダは心臓と恋心で、魔女を操作するのです。
スーサイドスクワッドのネタバレあらすじ5:独房の犯罪者たち
デッドショットは、独房の中でサンドバックを叩いています。看守長のグリッグスが直接食事を運びます。何だか分からない混ぜ肉のようです。グリッグスが説明します。ネズミの糞と爪が入ってるそうです。デッドショットは、ここを出たら、真っ先に殺してやる、と宣言します。グリッグスは鼻で笑い、椅子に縛りつけ拷問をしました。腹部を蹴ったり、殴りつけ数人の看守が全身を痛めつけます。グリッグスはニヤニヤと笑って見つめています。ハーレクインは、檻の中で生活していました。でもシーツをハンモック代わりにして、ストレッチをしています。この時、かかっている曲が、「ユー・ドント・オウン・ミー」で、女性の自立を歌った曲だそうで、ジョーカーに心奪われているハーレクインと真逆の曲です。皮肉でしょうか?武装した看守が檻の周りを囲み、グリッグスが近づきます。元精神科医のため、彼女の口車で何人かの看守が洗脳されたようです。でもグリッグスには利きません。あっさり、硬くて太い檻の鉄格子に高圧電流を流します。ハーレクインは倒れますが、ジョーカーのことを思い出しました。ハーレクインは、クラブで、ポールダンスをしていました。ジョーカーはモンスターTとVIPルームで飲んでいます。そして、モンスターTは言いました。(アンタの女、最高のビッチだぜ)それに怒ったのか、気に入ったのか分かりませんが、ジョーカーは「ハーレクインを抱かせてやる」と言います。モンスターTは断ります。「いいよ、アンタの女だ」「はーい、プリンちゃん(ジョーカーのこと)」「おまえは、今からこいつの女だ」「分かったわ。ハーイ、好きにしていいわよ。」ジョーカーは口元を手で隠し、その手の甲には歯をむき出しにした笑い口が書かれていました。寝取られ願望でもあるのでしょうか。怖くなったモンスターTは「もういい。やめてくれ。アンタはジョーカーの女だ」失望したジョーカーは「クイーンが気に入らないか。なら、もうお前もいいよ」モンスターTは、あっという間に蜂の巣にされました。記憶がフラッシュバックし、起き上がり、再度、鉄格子に頭をぶつけ、泣きながら眠りにつきました。再び目覚めると、車いすに乗せられ、拘束され、鼻からバリウム(もしくは流動食)を注入されてました。苺やチョコなど味は選べるようです。
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ6:タスクフォースX
一方、アマンダは、犯罪者部隊設立の提案をしに、アメリカ軍や情報部首脳部を相手にプレゼンをはじめていました。一緒にいるのはムーン博士とリック大佐でした。CIA長官は魔女をバカにしています。手品かマジックと鼻で笑っています。アマンダは、第2次大戦中に、アメリカ軍とマフィアの間に取引があったことを説明します。ムーン博士は「私には無理です」と言いますが、アマンダに「やるのよ」と凄まれ、唱えます。「エンチャントレス」 次の瞬間、肌が浅黒く変わり、左には三日月、黒いビキニと全身を鎖に縛られたようなドレスになり、黒い煙を出しながら、瞬間移動します。一瞬消えたかと思うと次の瞬間、何やらファイルを机の上に置きました。アマンダは言いました。「テヘランの極秘文書です」アメリカからイランまで移動し、軍事機密を持ち帰ってきたのです。ARGUSの秘密部隊タスクフォースXが承認され、アマンダが犯罪者たちを管理することが認められました。でも、魔女エンチャトレスは、人間に使われるのは気に入りません。アマンダを襲おうとしますが、アタッシュケースを開き、心臓に針を突き刺しました。次の瞬間、ムーン博士に戻りました。胸を抑えています。リック大佐が慌ててかけよります。部隊設立が決まったので、アマンダは他の隊員を改めてスカウトに向かいます。まずはデッドショット。彼を収監所から連れ出し、机に様々な終期を並べました。でも、銃を使うためには手錠を外す必要があります。そして、外されたデッドショットがまずしたのは、看守長のグリッグスに銃を突きつけることでした。当然、他の看守が銃を突きつけます。デッドショットは涼しい顔です。グリッグスは「だから嫌だったんだ」と言います。デッドショットは「まー、こーなることを考えていない訳がねーよな。だから弾を抜いているか、撃針を抜いてるか、細工をしてるに違いない。」アマンダは「そーよ、だから撃ちなさい」とか言っています。でも、銃器を使い慣れてる者なら、弾が込められているかどうかは重さで分かります。でも空砲の可能性もあるため、デッドショットは空に向かって発砲してみました。普通に弾は出ました。グリッグスは「ふざけるなよ、てめー」と悪態をついてます。アマンダは、腕前が見たいだけなので、それが的だろうと人間だろうと、どっちでもよかったのかもしれません。デッドショットは改めて、交渉することにしました。リック大佐に要求をします。娘ゾーイの親権をデッドショットに与え、ゾーイに高等教育を与えること。そして、週1で、ソーイに会わせること。有名大学に行かせること。落ちそうな時は、白人の使う卑怯な手で合格させること。でも、リックはメモを取りません。「今のはアンタの上司に言ったんだ」それでは、本番です。とりあえず腕前を見せなければいけません。標的は5つ。鉄板でできているようです。でも、どれも眉間うちです。数発ではへこむだけでしたが、数十発、同じところに撃てば貫通します。その上、マシンガンで撃ち始めると、穴は熱で、どんどん大きくなりました。デッドショットならぬヘッドショットで、野球のボール大の穴が標的全てに開きました。次に、アマンダが現れたのは、ハーレクインのところでした。アマンダが階下に降りてくる時、ハーレクインは質問しました。「悪魔?」アマンダは答えます。「かもね?」筒状の土管のような独房の中には、エル・ディアボロがいました。「帰ってくれ。俺じゃない」アマンダはスマホで、数十人を焼き殺した時のエル・ディアボロの動画を見せます。「あなたよ」動画のディアボロは、焼き殺した後、炎で王冠を作っていました。独房のディアボロは拒絶を表し、「帰ってくれ」と、炎で「BYE」と作り、膝を抱え、体育座りで顔をうずめてしまいました。リックはキラークロックの独房の前にいました。キラークロックは聞きます「怖くないのか?」リックは言います。というのも、水没しているからです。「なぜ、こんなとこにいるんだ?」「案外悪くない」
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ7:闇の胎動
その夜、リックとムーン博士が一緒のベッドで寝ていると、急に起き上がったムーン博士が「エンチャントレス」と唱えます。リックが気づいて、銃口を突きつけた時には姿を消してました。魔女エンチャントレスは、剣か杖のような土器を折ります。地下鉄のトイレで、スキンヘッドの黒人の会社員が鏡を望みこむと、土器の中から出てきた黒い煙が、スキンヘッドの黒人に乗り移りました。エンチャントレスは、呼びかけます。『弟よ、人間は敵だ』「姉さん、何があった?」『今や人間は我らを崇めない。かつては我らを神としてあがめていたのに。6千年経つと、今や機械が神だ。』「どうすればいい?」『私は心臓を取られている。お前は騒ぎを起こしてくれ』そう言い残すとリックのいる寝室にエンチャントレスは戻り、ムーン博士に戻りました。リック大佐はジューンの無事だけを喜び、その夜のことは何も報告しませんでした。後から起こることを考えれば、報告しておくべきだったのです。地下鉄では、弟と呼ばれる存在に乗り移られた黒人男性が、顔色を悪くして、フラフラと歩き、倒れてしまいました。駅員が近寄ろうとしますが、痙攣する黒人男性と一緒にホームに落ちてしまいました。助けようとする男性も巻き込まれます。昆虫のような足が生え、3人の男性は融合してしまいます。オレンジに発光して、黒い鉄のような外骨格を身にまとい、立ち上がりますが電車が突っ込んできました。でも、反対に電車は左右に両断されてしまったのです。タスクフォースXが結成されてから初の任務が下りました。現場に向かったのはリック大佐とムーン博士です。ムーン博士は嫌な予感がしてました。だから、リックにやめるよう頼むのですが、口が勝手に動いていました。「エンチャントレス」。リックは説明します。地下鉄で暴れる怪物の真下に爆弾をセットするのです。2秒後に爆発するようになっています。エンチャントレスは消えました。リックは置き去りにされたのです。何とか、爆弾を停止し、アマンダに連絡します。「エンチャントレスに逃げられた」と。アマンダは即座に心臓を取り出し、針で何度も突き刺しますがエンチャントレスは弟からパワーをもらい、生き永らえていまいました。灰褐色の肌はムーン博士本来の白い肌になり、ドレスもパワーアップし、額の三日月は、そのままですが、頭の飾りも太陽いや満月のようになり、肩からローブを伸ばし、常に風でも受けてるかのようにたなびいています。被害はグランドクロス駅だけでなく、空港にも被害が出て、怪我人搬送のヘリで埋め尽くされています。その頃、ジョーカーは、漸く、ハーレクインのいるベール・レイヴ刑務所を突き止めていました。笑いながら部屋に倒れ込みます。ジョーカーの周りにはナイフや銃、手榴弾が彼を囲むように並べてあり、さらにベビー服も幾つか並べてあります。この後、カジノで負けが込み、チンピラの1万ドル(100万円)の借金をジョーカーが立て替えてやるのですが、これが何を意味するのか分かりません。一見、関係ないように見えるからです。でも別シリーズの伏線かもしれません。
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ8:決死部隊の結成
アマンダは迷わず、残りのタスクフォースXつまり、現在、湿地のベール・レイヴ刑務所に収監している5人を使うことにしました。全員をまず、独房から連れ出さなければいけません。催眠ガスを打ち込み、無力化してから、車いすに縛り付けて、運び出します。キラークロックは
麻酔銃を撃ちこまれ、一人だけ拘束具を着せられ、厳重に運び出されます。外に出た時、ハーレクインは、ある看守からピンク色のスマホを渡されます。「アンタ、見ない顔ね」「Jからだ。」「アンタ、イカれてるわ」「俺のどこがイカれてるんだ? クイン」笑いながら、ハーレクインは答えません。帽子をかぶって、顔がよく見えないけれど、ひょっとすると先ほどの1万ドルのチンピラだったのかもしれません。その頃ジョーカーは部下を引き連れ、どこかの検問(研究所?)破りをしてました。目的は、何らかの銃のようです。注射器のような形状をしています。男は研究者のようで、シャンプーハットをかぶっています。男の妻を人質にとり、スマホの妻は、「あなた、言う通りにして」というので、言われるまま、ロックを外し、ジョーカーを中にいれてしまいました。そして、目的の銃を手に入れたのです。同じ頃、リックが、ジョーカーが奪った注射銃の説明をしながら、5人の犯罪者の首元に打っています。「これは、ナノ爆弾だ。逃げると手榴弾サイズの爆発を起こす。つまり、首と胴がオサラバになる」リックの横には目と鼻を白い仮面、額には赤い日の丸がある女性剣士(忍者?)カタナが控えてます。ヘリから、スリップノットが降りてきます。既に着替えています。解放した途端、連れてきた女性警備員が殴られます。先に汚く罵っていたのでどっちもどっちです。役者はそろいました。全員、囚人服のままです。リック大佐は、自分をイラつかせても、逃げてもナノ爆弾を起動させると言います。デッドショットは「決死部隊(スーサイド・スクワッド)かよ」とつぶやきました。6人は不承不承、うなづき、ダラダラと着替え始めます。部隊の今回の任務は要人救出です。ハーレクインの着替えケースの中にはジョーカーからのメッセージが書かれてました。「隙を見て助けてやる」。ジョーカーを意味するプリンという首輪も入っています。ハーレクインが下着姿になり、彼女がTシャツを着替えてる隙に全員が彼女の着替えを見つめました。全員、男の子ですw 着替え終わったハーレクインは照れもせず「何よ」と可愛く凄みます。凍っていた男性諸君はようやく動き出します。武器もあります。ハーレクインの武器はハンマーとバットです。髪型はツインテールに。デッドショットもスカウターにスナイパーライフルを装着します。ハーレクインに「ダサイ」と言われて「撃ち殺すぞ」と言い返します。チーム仲は最悪です。寄せ集めの一匹狼の犯罪者たちにチームワークという概念はありません。全員ヘリに乗り込みリック大佐はデッドショットに向かって、「金で動く貴様のような奴が一番最初に逃げる。賭けてもいい。」スナイパーは通常の兵隊に忌み嫌われています。安全圏で狙い撃つからです。傭兵ならなおさらです。狙撃手は、捕虜になれず、大抵私刑(リンチ)で殺されます。それは、わざと致命傷を与えず、助けに来た救助者をさらに撃つからです。
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ9:戦闘開始
さて、現場にヘリが向かいます。現場は地下鉄から広がり、ゴッサムの町中に広がりつつありました。その騒動の真ん中では、エンチャントレスが何やら儀式をしています。何やら兵器のようですが、巨大な歯車が宙に浮き、雲や煙、雷が発生しています。そして、そこに捕まっている正規軍の1人がキスをされ、血液が沸騰したのか、黒く泡立つ肌のグロテスクな、のっぺら坊の奇怪な軍団が町に向かっていきます。さて、決死部隊のヘリは飛行中、爆発します。何やらクレーンかはしご車にぶつかったのか、RPGで狙われたのか分かりません。現場に転がりながら不時着します。機体全体は爆発しませんでしたので、ハーレクインは「あー楽しかった」と余裕の表情で、出てきて、現場の緊張は解けます。ウサマ・ビン・ラディンの暗殺時もヘリ2台のうち、1台は壁に激突して爆発してるので、特殊任務にトラブルやアクシデントはつきもののようです。さて、街中には徒歩で向かいます。最後尾のキャプテン・ブーメランがスリップノットに話しかけます。「首の爆弾、本当だと思うか? 俺はハッタリと思うがね。俺は逃げるが、お前さんはどうする?」そう言うや否や、行動を開始します。しかし、カタナはキャプテン・ブーメランの行動はお見通しでした。彼女は犯罪者ではなく、自らの意志で部隊に加わっています。ブーメランの首元に刀を突きつけます。でもブーメランはカタナを口説こうとしていました。一方、スリップノットは彼の得意なロープ術で上に逃げます。でも、リック大佐は「バカが」と言って、リモコンを押したのです。爆発しました。首だけがボトと落ち、上では頭をなくした身体だけがロープにぶら下がっています。「肝に銘じたか。爆弾はいつでも爆殺させられる。」そんなことを言ってると、ハーレクインは、ショーウインドーをバットで叩き割り、中のネックレスを盗ってました。リック大佐は言います。「何をしている?」 「だって私、悪党だもん」 一方、デッドショットは、子供用のコートを見つめました。娘ゾーイに似合うでしょう。別に盗りたかったわけでなく、ゾーイのことを思い出してただけかもしれません。救出現場近くになると、突然、変な泡がついた黒いヘルメットをかぶった集団が現れました。襲ってきたら、襲い返すだけです。撃ち殴り、ぶっ叩きます。でも、変な手ごたえです。ガラスのように、砕けて、血や内臓が飛び散らないのです。人間ではないようです。「何だ、こいつら宇宙人か?」そんなことを言っていると、リック大佐がさらわれそうになってます。ハーレクインは言いました。「チャンス逃げよう」デッドショットは言い返します。「アホか、助けないと爆弾を押されちまうぞ」2人は渋々助けます。そして、助けた後で、デッドショットはリック大佐に言ってやりました。「逃げずに助けたやったぞ」でも1人だけ、戦わずに傍観しているものがいました。エル・ディアボロです。彼だけ、自分の力を殺しに2度と使わないと誓っていたのです。あらかた片付きました。キャプテン・ブーメランは物色していました。ウサギのぬいぐるみを拾ってコートの中にしまい込み、腕時計を奪います。リック大佐は「略奪はやめろ」と言います。デッドショットは、質問します。「こいつらは何だ? 3000ドル(30万円)の腕時計をしてるぞ」ハーレクインは言います。「元人間? ゾンビ」リック大佐は言います。「元ゴッサム市民だ。もう元には戻せない」「なら殺してあげるのが慈悲ってことね。」アマンダにも報告が来てました。「エンチャントレスは、老人や女子供まで兵隊にしています。」
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ10:最上階の要人
要人が潜伏しているビルに近づきました。リック大佐は救助ヘリが到着してから突入する予定でしたがデッドショットが『行くぞ』といって勝手に突っ込んでいきました。他のメンバーもついて行きます。リック大佐も仕方なくついて行きます。キャプテン・ブーメランはフロントの全建物の監視カメラのモニターにご満悦でしたが、そこで見ていても救出作戦は進みません。ハーレクインはいち早くエレベーターを見つけて、さっさと乗り込んで、先に上に行ってしまいました。プリンちゃんこと、ジョーカーのメールを見つつ、ハーレクインになった日のことを思い出してました。ジョーカーは言います。「俺のために死ねるか?」「YES」「即答かよ。質問が悪かった。俺に全てを捧げられるか」「YES」「俺のように白い肌になれるか。」ジョーカーの白い肌は化粧ではなく、別の悪党に化学薬液に落とされた後遺症だったのです。でも、ハーリーン・クインゼル博士は迷わず、眼鏡を外し、薬液槽に落ちて行きました。ジョーカーも飛びこみます。2人は抱き合い、キスをしました。周りには服や化粧の色が溶けだしています。そして、ハーレクインになったのです。感傷にふけっている場合ではありませんでした。最上階に近づくと言うことは、敵もVIPを狙っているので、戦闘の確率が高くなると言うことです。ハーレクインは迷わず戦います。一方、階下では、働かないディアボロにデッドショットが「腰抜け」と発破をかけました。ディアボロは「俺の力が見たいか」といって、両手から火炎放射をはじめ、その階のみならず、上の方まで燃やしてしまい、ほぼ制圧完了しました。丁度、その階についたハーレクインは「やる時はやるのね。キュート」とか言ってます。そして、またリック大佐がさらわれそうになるので、全員でスクラムを組み、ガードします。リック大佐が自分も戦おうとしますが「迷惑だ、お姫様。引っ込んでろ」と言われてしまいました。色々あって、最上階につきVIPルームにつきます。リック大佐は「全員、顔を見たら腰を抜かすから、そこで待機していろ」と指示します。そこにいたのはアマンダでした。デッドショットも入ってきました。まさか、アンタだったとはね。アンタだったのが分かっていたら、助けになんてこなかった。」そんな憎まれ口を叩いてると、アマンダは残りの部下を射殺してしまいました。アマンダの失態を知っているものがいては、今度に都合が悪いからです。流石のデッドショットもリック大佐に「アンタの上司マジか? 味方殺しちまったぞ」残りのメンバーの前にも顔を表しました。全員アマンダを殺したそうに睨みます。でも爆弾のリモコンをチラつかされては、抑えるしかありません。でも、キラークロックは彼女が気に入ったようです。I LOVE YOU(イイ女だぜ)とか言ってます、屋上には迎えのヘリが来ていました。でも様子が変です。ハーレクインはメールを受信しました。
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ11:ジョーカー死す?
「迎えに来たぜ、クイン。Jより」。ヘリの後尾からマシンガンを発砲しているのはジョーカーでした。ハーレクインはヘリに駆け寄ります。アマンダは、リモコンのボタンを押しましたが起動しません。既にハーレクインの体内のナノ爆弾の起爆受信装置を無効化されていたのです。ハーレクインを紐にぶら下げたヘリは上昇し、飛び立ちます。残る5人は助かりませんが、いい気味だと笑います。でも、アマンダは言いました。「デッドショット、打ち殺しなさい。娘と一緒に暮らしたくないの?」「彼女には気の毒だが死んでもらおう」デッドショットは迷わずに狙います。ハーレクインと目があいましたが、撃ちました。彼女の身体がピクンと跳ねて、ロープから両手を離し力なく上半身が崩れ落ちます。でも足はしっかり引っかけていました。そう言えば、ポールダンスが得意でした。ハーレクインは生きていて、上半身を腹筋で元の位置に戻し、両手でロープを掴み、登り始めました。「残念、外れた」デッドショットの射程距離は最大4km。まだ、その射程内のはずですが、デッドショットは撃つ気をなくしたようです。アマンダは、諦めません。「ヘリを撃墜しなさい」登り終えたハーレクインはジョーカーと再会のキスを交わしますが、ジョーカーは言います。「クイン、あのビルに飛び移れ」その時、ミサイルの接近を知らせる警告音が聞こえます。ジョーカーはハーレクインを突き落としました。ビルの最上階近くだったので、前転を繰り返し、5点着地で転がりながら、ハーレクインは、無事着地に成功しますが、ジョーカーの乗ったヘリはビルにぶつかり、爆発しました。ハーレクインは急いで、へりの不時着現場まで、駆けおりますがヘリは燃え尽きていて生存者はありませんでした。雨が降り出していました。ハーレクインの化粧も落ち、Tシャツは透けています。泣いてたのかもしれませんが雨で分かりません。一方、最上階ではアマンダ達をヘリが迎えに来ました。でも乗るのはアマンダだけです。「次の迎えを待ちなさい」リック大佐を含む、残り4人の犯罪者にそう言ったのがバチが当たったのかもしれません。地上では、エンチャントレスが「ヘリを打ち落としなさい」と命令をしました。アマンダの乗ったヘリは、フレアと言われる赤外線探知避けにミサイルを発射しながら飛びますが、誘導弾を使わないミサイルを使えばいいだけです。ヘリは落ちました。でもアマンダはまだ生きてました。アサルトライフルでの連射による抵抗もむなしく、捕まってしまいました。エンチャントレスの狙いは心臓でした。自分の心臓を取り返し、完全態になり、アマンダの知識で、最終兵器も完成しました。どうやら、地球上、少なくともアメリカ全土の軍事基地や軍事衛星に雷を放射し、破壊する兵器のようです。たとえ秘密の基地であろうと、アマンダは全ての位置を知っています。だから、アメリカの国防は、大損害を受けたのです。ヘリの爆発を見たリック大佐ほか4人の犯罪者たちも不時着地点に駆けつけますが、既にさらわれた後でした。途中で、ジョーカーの乗っていたヘリに座っていたハーレクインも合流します。「皆お久しぶり。」リック大佐は「彼女を取り返すぞ」と言いますが、デッドショットは、あるファイルを見つけました。それは、アマンダがタスクフォースXのプレゼンをしていた時に使っていた極秘ファイルです。それには、デッドショットのことはもちろん、リック大佐やエンチャントレスのことも載っていました。
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ12:解散そして再結成
リック大佐に投げつけます。バットマンに捕まったのも、アマンダが情報をリークしたせいだし、今回の事件もリック大佐とアマンダが原因でした。「俺は飲みに行く。(起爆ボタンを)押したきゃ勝手にしろ」「私も飲みに行く」「俺もだ」「じゃーな。」カタナも呆れて、消えてしまいます。悪党は常に命を狙われています。失敗は自分の責任です。彼らにも仁義というか流儀があります。他人を脅かしてまで失敗を隠ぺいしようとする卑怯な腰抜け野郎に関わる気はありません。バーには、誰もいません。避難したか、エンチャントレスの兵にされたのでしょう。貸しきりです。「殺人鬼で盗人の俺達に」とデッドショットは乾杯をしようとしますが、カタナは「私は盗人じゃない」といって、乾杯と断りました。残りで乾杯します。それそれ、今後どうするか話し合います。でも、犯罪自慢になりました。ふと、それまで黙っていたエル・ディアボロが語りだします。「お前ら、女子供を殺したことあるか?」流石に他のメンバーにはありませんでした。「俺はある。しかも女房と実の子供だ」エル・ディアボロには、かつて妻子がいました。でも、彼が殺しで稼いだことを女房のグレイスに大金でバレたのです。そして、人殺しをなじられたことでカッとなり、次、正気を取り戻した時は、家は燃え、抱いていたグレイスは燃え尽きてしまいました。バーの雰囲気は最悪です。「どいつもこいつもまともじゃないわね。特にアンタは外見も化け物」キラークロックは言い返します。「俺は気に入ってるぜ」そこにリック大佐が入ってきました。ハーレクインは言います。「呼んでないけど」リック大佐は殊勝な態度で「助けてくれ」と言います。「断る」「俺のファイルも見たのか?」「ああ」エンチャントレスに憑依されたムーン博士だけでも助けたいと頼むのでした。愛するジョーカーを失ったハーレクインは、まだ助けられる恋人がいるのは羨ましくもあり、デッドショットも、リックが隠していた娘ゾーイからの手紙をもらったことで、自分が見捨てられてなかったことを知り、宇宙人である魔女と戦うことは聖書で語り継がれるくらい立派なことと納得し、助けに行きます。残りの男どもは、座ったままです。でも、ハーレクインの「ほら行くよ。暇なんでしょ?」の一言で重い腰をあげました。どっちにしても、魔女を倒さない限り、彼らとて危険です。社会がまともだからこそ、彼らも悪人をやっていられるのです。決死部隊は再結成されました。
スーサイド・スクワッドのネタバレあらすじ13:悪人達の願い
作戦前に、カタナは日本刀に話しかけていました。切った人間の魂を喰らう妖刀のようです。カタナは夫を切った刀で戦う戦士でした。キャプテン・ブーメランは言います。「女は狂ってる位が丁度いい」 そう言いながら、ハーレクインを見つめます。着替えをしていたキラークロックですが、彼は脱いでワニ肌でいる方がちょうしよさそうです。作戦は、エンチャントレスがいる祭壇の真下にある地下鉄に残してきた爆弾を再起動させるだけです。リック大佐の部下たちだけで、再起動させるはずでしたが、地下鉄は水没してました。ワニ男のキラークロックも志願します。断ろうとしますが、「俺は誰の命令も聞かない」リックの部下たちはアクアラングをつけ潜水具で潜っていきます。キラークロックは素潜りです。地下で、キラークロックが爆弾の再起動作業をしている間、リック大佐たちは陽動かつムーン博士の救出もしくは、魔女殺害を狙うしかありません。でも、エンチャントレスは接近に気づいていました。彼女は問います。「アマンダもいないのに 何故、私を倒そうとする。お前たちは利用されてただけだ。私はお前たちの願いを知っている」次の瞬間、幻覚を見せられました。デッドショットは娘ゾーイと再び暮らす夢。ハーレクインは元のハーリーン・クインデルとして、頭にカーラーを巻き、2人の子供に恵まれ、ジョーカーは、肌色の皮膚で会社員になっていました。エル・ディアボロは焼き殺した妻グレイスと3人の子供と仲良く暮らしています。リック大佐はムーン博士と幸せです。でも、彼が救おうとしているムーン博士は、現在エンチャントレスになっているのです。彼が騙されるわけがありません。皆、目を覚ませ。ハーレクインは「ダーリンが会社員」とまだ夢を見てるようですが、今は今でイイと割り切ったようです。でも、敵は、エンチャントレスだけでなく、身長が3mはある弟もいました。
スーサイド・スクワッドの結末1:最終決戦
エンチャントレスの弟は、オレンジのエネルギー体の身体に黒い金属の外骨格なので銃弾は利きません。カタナの日本刀も利きません。だから、エル・ディアボロが本気になりました。炎を身にまとい、巨大化して攻撃しますが利きません。それどころか力負けします。でも、何かのはずみで切れました。炎の化身のような南米の神(ケツァルコアトル?)のような神と化しました。それで、いい所まで追い詰めたのですが、後1歩のところで力尽きてしまいました。ですが、キラークロックから爆弾設置官僚の連絡が来ました。エル・ディアボロは最後の力を振り絞り地下鉄の駅の柱まで押しこめました。「今だ、押せ」。リック大佐は迷いましたが、もう、あの化け物を倒すには、この瞬間しかないと覚悟を決め、押すのです。駅ごと2人は吹っ飛びました。エンチャントレスは弟の死を嘆きます。それだけに手が付けられません。地下からキラークロックが這いあがってきました。全員で銃弾を撃ち込みますが、効きません。キラークロックは殴りかかりますが利きません。全員が一丸となるしかありません。エンチャントレスは最後通告をします。「お前たちはよく頑張った。だから最後の機会を与えてやろう。今膝まづけば、何でも願いをかなえてやろう。」それに折れたのはハーレクインでした。「本当に何でも願いをかなえてくれるの? じゃあ、プリンちゃんを生き返らせて」でも、それはハーレクインの作戦でした。最初から足元のナイフを拾うために膝まづいたのです。「仲間をイジメてんじゃねーよ」 切りつけられたエンチャントレスがひるんだ隙にキラークロックがダイナマイトの束を投げます。そしてデッドショットが、それを撃ちました。その爆発により最終兵器は止まり、エンチャントレスも傷つき、灰褐色の元の魔女に戻りました。キャプテン・ブーメランは隙間にはいった時計を拾おうとしてましたが、横にエンチャントレスの心臓を見つけて、リック大佐に渡しました。リック大佐は「心臓を潰されたくなかったら、ジューンを戻せ」でもエンチャントレスは、ムーン博士と完全に同化し、分離できないと言います。そして「潰す度胸もないくせに」と挑発します。リックは、苦悩の末、心臓を両手で潰しました。全ては終わりました。リックは立ち去ろうとしますが、デッドショットが呼び止めます。「彼女はいいのか?」エンチャントレスの顔をパックのようにはがし、ムーン博士が目を覚ましました。リックは抱きより、熱い抱擁とキスを交わします。今度こそ終わり…ではありませんでした。アマンダが生きていたのです。そして爆弾をチラつかせます。デッドショットは言います。「アンタの尻拭いのついでに世界も救ってやったぜ」「そうね、報酬は首の爆弾を外す。それでどう?」「それだけ?」「それじゃ、追加報酬を出すわ」「ハイハイハイ、私はエスプレッソマシン」「娘の親権それに教育…」キャプテン・ブーメランは空気を読めないことを言いますが、却下されます。
スーサイド・スクワッドの結末2:エピローグ
数日後、マンションの一室でデッドショットは、娘ゾーイに数学を教えます。三角関数のようです。ゾーイは言います。「パパが標的の頭をビルから狙うように計算すればいいのね」「そうだな。他、風や重力も考えなきゃいけないがな」リック大佐が看守を連れて待っていました。手錠をかけようとしますが、リックは止めます。「フロイド、済まないが時間だ。」デッドショットの本名はフロード・ロートンです。ゾーイは言います。「パパ、また会える」「ああ、また1週間後にな」キャプテン・ブーメランは女看守に一方的に話しかけ、扉を閉められてました。キラークロックは独房の中の湿原の池の中で潜っています。何故か、ビートルズの「Mother」がかかっています。ハーレクインは檻の中でエスプレッソを楽しんでました。でも煙幕が撃ち込まれ、武装した兵隊が突入していました。でも、その武装した兵隊にはよく見ると「JOKER」と書かれています。マシンガンを鍵穴にブチ込み、マスクを外して、言いました。「迎えに来たよ。クイン」ハーレクインは抱きつきました。
エンドロール途中に、アマンダは、ある人物に会ってました。ブルース・ウェインです。彼女は3人の人物の情報を要求していました。「それ、どうするの?」「友達を作るんだ」「私は恐怖で彼らを縛り、あなたは友情で仲間作りか」「そうそう、君の組織、早々に解散するんだな。出なければ、私達がぶっ潰す。」(アマンダは、この後3作の出演が決定しています。)正直、正義のデッドプールより、お行儀のよい犯罪者決死部隊の話なので、ジョーカーやハーレクインの狂気が好きな人には物足りなくて酷評されてるそうですが、導入編としては初心者に優しい映画でした。エンドロール終了後、2017年夏、映画「ワンダーウーマン」公開決定と出ます。
以上、映画スーサイド・スクワッドの詳細あらすじ解説でした。
「スーサイドスクワッド」感想・レビュー
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ジョーカーをもっと出してほしかったですね…
どんな状況であれ ハーレイ如きにヤられやしないがな バットマンは ダークナイトのヘボとは違う