好きでもないくせに の紹介:2016年日本映画。写真週刊誌FLASHのグラビア連載が反響を呼んだ“謎の聖女”・璃子の初主演作品となるドラマ映画です。好きでもない男と寝ることができるものの、本当に好きな男とはできない女の複雑な心情を、璃子の体当たり演技とともに描きます。
監督:吉田浩太 出演者:璃子(沢石琴子)、根岸拓哉(川野陸)、川村亮介(剛田元気)、神戸浩、藤田朋子ほか
映画「好きでもないくせに」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「好きでもないくせに」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
好きでもないくせに の予告編 動画
映画「好きでもないくせに」解説
この解説記事には映画「好きでもないくせに」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
好きでもないくせに のネタバレあらすじ:起
とあるキャバクラで働く沢石琴子(璃子)は入店から5年でナンバーワンに登り詰めたキャバ嬢で、“聖女”というニックネームで売れっ子として君臨していました。そんな琴子は昼間は売れないモデルというもうひとつの顔を持っていました。琴子は将来モデルとして大成したいという夢を持っており、生活費のためにやむなくキャバクラで働いているのです。そんなある日、琴子は同じキャバクラで働くボーイの剛田元気(川村亮介)に誘われて合コンに共同幹事として参加、そこで知り合った人気モデルの川野陸(根岸拓哉)に一目惚れしましたが、陸はすぐにあっさりと帰ってしまいました。
好きでもないくせに のネタバレあらすじ:承
結局合コンの席に最後まで残ったのは元気と琴子のみでした。陸は元気の大学時代の後輩だったのです。琴子は酔った勢いで元気と寝てしまい、また好きでもない男と行為をしてしまったと落ち込みました。後日、琴子は何と陸からデートに誘われました。同じモデル稼業をしているということもあって陸は琴子に興味を持ったのです。琴子は陸と飲みに行き、そのまま陸の部屋に行って彼にキスをされ、互いに好意を伝えあいました。琴子は陸とベッドに入りましたが、いざという時になって琴子は「あなたとはできない。好きな人とはできない。したら体だけになる。したらすぐあきられる」といってを拒否しました。
好きでもないくせに のネタバレあらすじ:転
陸はすっかり呆れ果ててしまい、琴子は結局何もせぬまま部屋を後にしました。琴子は本当に好きな人とは行為が出来ない女なのです。琴子はこのことを元気に打ち明けましたが、琴子を自分のものにしたい元気は、陸はセックス大好きのゲス野郎だとその本性を暴露しました。琴子は相変わらず元気のことは好きでなかったのですが、最後に1回だけと行為に及びました。琴子は陸とLINEでやり取りしているうちに、薄々陸の本性に気付いていきました。元気の忠告通り、陸は女遊びが激しく周囲には何人のもセフレを囲っていました。陸にとっては琴子もまた単なる遊びの対象でしかなく、ただ体のみが目当てであり恋愛感情などこれっぽっちも抱いていなかったのです。怒った元気は陸に詰め寄り、琴子への想いを打ち明けたうえで二度と琴子に関わるなと忠告しました。
好きでもないくせに の結末
陸は琴子に詰め寄り、なぜ元気と寝たのかと問いました。琴子は陸の女癖の悪さを知りつつも、それでも好きだから付き合ってほしいと懇願しました。陸の口から発せられたのは、「俺は付き合いたくない。ただセックスしたいだけ」という発言でした。琴子は陸とホテルに入り、初めての行為に及びましたが、琴子との行為に大満足してまたやろうという陸を「だめだよ。私を好きでもないくせに」と振り払った琴子はそのまま去っていきました。やがて陸はその本性がSNSなどで暴露されて人気はガタ落ち、正反対に次々と大きな仕事が舞い込み、モデルとしてブレイクの兆しを見せ始めた琴子は元気の感謝の気持ちを伝えました。
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