THE BATMAN ザ・バットマンの予告編 動画
映画「THE BATMAN ザ・バットマン」解説
この解説記事には映画「THE BATMAN ザ・バットマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
THE BATMAN ザ・バットマンのネタバレあらすじ：起
ゴッサム・シティの億万長者ブルース・ウェインは、幼いころに目の前で両親のトーマスとマーサを強盗に殺害されてしまいました。それ以来執事のアルフレッドに育てられ、青年となった今はバットマンとしてゴッサム・シティのジェームズ・ゴードン警部補に協力し、犯罪の解決に尽力していました。
しかし、ゴッサム・シティは犯罪が増えるばかり。
そんな中、自身をリドラーと名乗る連続無差別殺人犯が現れ、ドン・ミッチェル市長を殺害。ゴードンはバットマンを呼び調査を進めると、市長のスキャンダルが公になりました。市長の遺体のそばには、バットマンに宛てられたリドラーからのカードが置かれていました。そこには謎かけが書かれていました。
ピート・サベージ本部長はバットマンの捜査協力を良く思っていませんでしたが、そんな本部長はリドラーの次の犠牲者となってしまいました。やはり現場にはバットマンへのメッセージ。謎かけを解いていくと、ゴッサム・シティのマフィア、カーマイン・ファルコーネの手下ペンギンことオズが仕切るナイトクラブ、アイスバーグ・ラウンジへたどりつきました。
THE BATMAN ザ・バットマンのネタバレあらすじ：承
バットマンはペンギンに市長の愛人について尋ねましたが非協力的な態度を取られてしまいます。しかし、ここで働くセリーナを怪しんだバットマン。彼女をつけていくと、アニカという女性とつながっていることが分かりました。さらにセリーナは市長に取り上げられていたアニカのパスポートを奪い返すため市長宅へ強盗に入ります。
しかしアニカも行方不明になってしまいました。
そこでバットマンはセリーナに近づき、アニカ探しを協力することと交換にペンギンのクラブにいたギル・コルソン検事から情報を聞き出すことを依頼。検事だけではなく、殺されたサベージ本部長もカーマイン・ファルコーネとつながっていたことが分かりました。
リドラーの次の標的はコルソン検事でした。
市長の追悼式に爆弾を付けられた検事が送り込まれました。検事の手には着信音が鳴り響くスマートフォン。現場にバットマンが到着し、検事が電話に出ると声の主はリドラーでした。リドラーは検事に3つの質問を与えました。
しかし検事は3つ目の「薬物“ドロップ”の大がかりな取引を仕組んだサル・マローニの逮捕のために、情報を提供した者の名前を明かせ」という質問に答えようとせず、爆弾は起動。検事は命を落としてしました。
ペンギンが情報提供者だと疑ったバットマンとゴードンは彼を追い、ドロップの製造工場にたどり着きました。
しかし、ここへセリーナもやってきます。彼女は車に積まれていたペンギンらの大金を盗み出そうとして、アニカの遺体を見つけてしまいます。大混乱となり、その場から逃げ出したペンギンをバットマンが追いましたが、彼は情報提供者ではありませんでした。
THE BATMAN ザ・バットマンのネタバレあらすじ：転
その後、バットマンとゴードンはリドラーが残した謎かけを手掛かりに、今は廃墟となったブルースの父トーマスが経営していた孤児院に関係があることが分かりました。
しかし、次はウェインが標的にされていることを知り、急いで自宅へ戻りますが、リドラーからの小包が爆発したことで、アルフレッドは大けがを負ってしまいます。
リドラーはトーマス・ウェインのスキャンダルを公にしました。
トーマスは巨額の資金を投じてゴッサム孤児院をリニューアルする予定でしたが、市長選の直前に凶弾に倒れてしまいました。しかしその前に、トーマスは妻マーサの過去を公表するとゆすりをかけてきたジャーナリストをファルコーネに依頼して始末したというものでした。
ウェインの姿でファルコーネに会いに行き、本人から直接父に関することを聞き、動揺を隠せずにいました。その後、アルフレッドに真実を確認し一部事実ではありましたが、殺害はファルコーネの独断だったことが明かされます。ファルコーネは通報しようとしたトーマスを口封じのために夫婦共々殺害したのでした。
THE BATMAN ザ・バットマンの結末
セリーナはバットマンに、自らをファルコーネの娘であることを告白しました。セリーナはただ血がつながっているだけの父親だったファルコーネを心から憎んでいました。
そして、アニカが殺害されたのも、ファルコーネが情報提供者であることを知ってしまったからでした。
バットマンとゴードンはファルコーネを捕まえようと動きますが、リドラーによって既に射殺されてしまいました。警察はリドラーらしき男を追って、法医学会計士エドワード・ナッシュトンを逮捕しました。
ナッシュトンはバットマンに、自分は誰からも認められない哀れな孤児だったこと、そして同じ孤児でありながら世間の同情を集めていたブルース・ウェインに強い嫉妬心を抱いていたことなどを打ち明けました。しかしその一方で、悪と戦うバットマンに羨望の目を向けていました。そしてその歪んだ憧れは、正義を求め腐敗した者を始末する方向へと向かっていったのでした。
話しながらも違和感を抱いたバットマンはナッシュトンのアパートを捜査しました。すると、ゴッサム・シティのいたるところに自動車爆弾を仕掛けていることが判明します。
爆弾はゴッサム・シティを囲む防波堤を破壊。洪水が起きたことで市民は逃げまどい、ベラ・リアル市長候補が講演する屋内アリーナに逃げ込みますが、そこには武装したリドラーの支持者たちが待ち構えていました。しかしバットマンが現れリドラー軍を撃破。セリーナやゴードンも駆け付け、リドラーの計画は失敗に終わりました。
セリーナは街を出ていきました。
バットマンは彼女を見送ると、ゴッサム・シティ復興のために力を尽くすのでした。
以上、映画「THE BATMAN－ザ・バットマン－」のあらすじと結末でした。
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