ボス・ベイビーの紹介:2017年アメリカ映画。アメリカは愛犬社会で、犬は赤ちゃんのように愛されています。ティムは7歳の少年、パパとママと幸せに暮らし、いろいろなキャラクターに変身できます。ある日、弟として生まれた見かけは赤ちゃんでも年上のボスのように振る舞うボス・ベイビーが誕生、そこにはペット会社とベイビー会社の熾烈なライバル戦争がありました。激しい企業競争のためティムのパパとママは危険にさらされます。二人を救おうとするティムはどうなるのでしょうか?『ボス・ベイビー』は赤ちゃんと少年を主人公にしたかなり笑える映画です。
監督:トム・マクグラス 声優:ボス・ベイビー(ムロツヨシ)、ティム(芳根京子)、パパ(石田明)、ママ(乙葉)、フランシス(山寺宏一)、他
映画「ボス・ベイビー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボス・ベイビー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ボス・ベイビーの予告編 動画
映画「ボス・ベイビー」解説
この解説記事には映画「ボス・ベイビー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボス・ベイビーのネタバレあらすじ:起・ボス・ベイビーの登場と謎の使命
ティム(芳根京子)は7歳の少年、パパのテッド(石田明)とママのジャニス(乙葉)が大好きで幸せな毎日ですが、忍者や海賊などのキャラクターに変身できる能力をもっています。ティムの両親はパピー社(ペット用品会社 Puppyは子犬の事)で働いています。その一方でベイビー社は赤ちゃんを製造する会社、子犬が赤ちゃん以上に愛されていることに脅威を感じます。ベイビー社で一人の無愛想な赤ちゃん(ムロツヨシ)が選ばれネクタイにカバンと大人のようなかっこをさせられます。ある日、パパとママがその赤ちゃんを家に連れてきます。弟が生まれたと言う両親ですが、なぜか大人のような赤ちゃんにティムは驚きます。そしてパパとママが赤ちゃんをティム以上に大事にすることに嫉妬します。赤ちゃんはボス・ベイビーと名乗り始めます。ティムはボス・ベイビーの行動を不審に思い彼の部屋に忍び込むと、ボス・ベイビーは大人の声で商談らしきものをしていました。ティムを見つけたボス・ベイビーは、自分には任務があるのだとティムを脅します。ティムは別の日に忍者になり、ボス・ベイビーのプレゼンに忍び込みます。ボス・ベイビーは部下の5人の赤ちゃんに子犬は赤ちゃん以上に愛されている、これはベイビー社にとり脅威である。パピー社は新しい素晴らしい犬をラスベガスのイベントで発表しようとしている。その犬の秘密を突き止めるのが使命とプレゼンします。
ボス・ベイビーのネタバレあらすじ:承・ボス・ベイビーとティムの協力
ボス・ベイビーのプレゼンをテープに録音したティムはパパとママに聞かせようとします。ボス・ベイビーはティムを見つけ追いかけます。裏庭へ逃げたティムはボス・ベイビーと他の赤ちゃんから逃げパパの部屋につきます。パパの部屋にいたのはボス・ベイビーでした。ボス・ベイビーはティムの大好きなぬいぐるみを壊すと言って脅します。そこへパパとママが現れ、兄弟喧嘩と思いテイムを外出禁止にします。ボス・ベイビーは外出禁止のティムの部屋に行き、事情を説明します。ベイビー社ではボス・ベイビー以外にも多くの赤ちゃんボスがいて、秘密のミルクを飲むといつまでも赤ちゃんでいられるといいます。女の子の赤ちゃんのビッグ・ボス・ベイビーがリーダー、ボス・ベイビーは彼女からパピー社の企業秘密をもってくるようにいわれて、成功すればベイビー社で出世すること、失敗するとティムと永遠に暮らさなければならない事情を説明します。ティムはボス・ベイビーと一緒に暮らしたくないためボス・ベイビーに協力します。ティムはボス・ベイビーと仲良くしパパとママから外出禁止がとかれます。子供をパピー社に連れて行っていい日に、パパとママ、ティムとボス・ベイビーはパピー社に行きます。ティムとボス・ベイビーは、パピー社の文書から企業秘密を探します。ついに企業秘密が書かれた文書を見つけたティムとボス・ベイビー、パピー社のユージンに見つかります。ユージンはティムとボス・ベイビーをパピー社の社長のフランシスの前に連れて行きます。
ボス・ベイビーのネタバレあらすじ:転・フランシスの野望を防ぐためラスベカスへ
社長フランシスは自分の生涯を話します。昔はベイビー社の選ばれた赤ちゃんの一人であったが、年をとりその地位をビッグ・ボス・ベイビーに奪われた。フランシスはベイビー社への復讐のためパピー社を設立し、子犬の人気を赤ちゃん以上にしたい。子犬の成長を止め、いつまでもかわいい子犬のままにするベイビー社の秘密のミルクがほしい、秘密のミルクを使い永遠の子犬を作り、ロケットで打ち上げ世界中にばらまく、という野望を話します。フランシスとユージンはボス・ベイビーとティムから秘密のミルクを奪います。パパとママはフランシスとラスベガスで永遠の子犬を発表するため出発します。家ではティムとボス・ベイビーはユージンに監視されます。ティムとボス・ベイビーはフランシスの野望を止めるため家を逃げ出しラスベガスへ行きます。追いかけるユージンにボス・ベイビーは他の赤ちゃんを使いユージンを倒します。飛行場についたティムとボス・ベイビーはフランシスとパパ、ママを見つけますが、飛行機の中に逃げられます。ティムはボス・ベイビーと喧嘩をしますが、フランシスの野望を止めるためボス・ベイビーと仲直りします。ティムとボス・ベイビーはなぜか飛行場に現れたエルビス・プレスリー(1950-1970年代のアメリカの人気歌手)の飛行機を使いラスベガスに向かいます。しかし、飛行機の中にはプレスリーに変装したユージンがいました。
ボス・ベイビーの結末:ラスベカスの戦いと幸せな家庭
ラス・ベガスについたティムとボス・ベイビーはパピー社のイベント会場へ向かいます。パピー社のイベント会場ではフランシスがパパとママと秘密のミルクで作られた永遠の子犬を発表するところでした。フランシスはたくさんの永遠の子犬を乗せたロケットを打ち上げ世界中にばらまこうとします。ティムとボス・ベイビーが現れるとフランシスはパパとママを箱に閉じ込めてしまいます。ティムとボス・ベイビーはパパとママを救いに向かい、ロケットの打ち上げをやめさせようとします。二人をユージンが追いかけます。なんとか、パパとママの閉じ込められた箱についた2名、そこでフランシスが現れます。ティムとボス・ベイビーはカリブの海賊になりフランシスを倒します。永遠の子犬はロケットから開放されます。フランシスは秘密のミルクのタンクに入れられ、赤ちゃんに戻りユージンにつれさられます。ティムとボス・ベイビーは家に帰り別れます。ベイビー社へ戻ったボス・ベイビーは出世し、壁に写真が飾られます。ティムはボス・ベイビーにおもちゃを送ります。パパとママは新しい赤ちゃんセオドアを連れてきます。幸せな家庭が戻りました。数十年後、ティムは娘がいました。昔の話を娘に聞かせるティムにセオドアおじさんもいました。ティムの娘は生まれた弟に会いますが、なぜか黒いスーツにネクタイ、まるでボス・ベイビーのようでした。
以上『ボス・ベイビー』のあらすじと結末でした。
「ボス・ベイビー」感想・レビュー
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とても面白かったです!最初に見たときは、赤ちゃんより子犬の方が人気あるという事を知り、それを利用してボスベイビーを追い出すと思いましたが、子犬の会社の秘密を明かさないとティムと永遠に暮らすという理由でボスベイビーと協力して、ティムと一緒に探検するところがとても良かったです!また、ごっこ遊びが好きなティムが、いろいろなごっこ遊びをする所も良かったと思います!あと、最後のシーンのまた赤ちゃんが戻ってくるシーンには、とても感動しました!小さい子供も楽しめる映画なので、オススメの作品です。
最初はどのような内容かまったく分からずに見に行きましたが、予想外の展開に最後までドキドキハラハラでした。赤ちゃんが生まれたことで上の子に対する愛情が薄くなるということや、子供よりもペットに愛情を注いでしまうなど、家族に対しての大切さを考えさせられる内容ばかりでした。最後にボスベイビーがまたティムのところに戻ってくるというハッピーエンドでほっとしました。