マクマホン・ファイルの紹介:2020年アメリカ映画。記者のエレナ・マクマホンは、アメリカ政府の陰謀を暴くべく奮闘しますが、上からの圧力により思うようにいきません。そんな中、父親リチャードの仕事を引き受けることで陰謀を暴こうともがきます。主演は『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイ。『永遠の門 ゴッホの見た未来』で高い評価を得たウィレム・デフォーを父親役に向かえ、豪華俳優人が揃っている映画です。
監督:ディー・リース 出演:アン・ハサウェイ(エレナ・マクマホン)、ベン・アフレック(トリート・モリソン)、ウィレム・デフォー(リチャード・マクマホン)、ロージー・ペレス(アルマ)、エディ・ガテギ(ジョーンズ)、トビー・ジョーンズ(ポール)、カルロス・リール(エッパーソン)、ほか
映画「マクマホン・ファイル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マクマホン・ファイル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マクマホン・ファイルの予告編 動画
映画「マクマホン・ファイル」解説
この解説記事には映画「マクマホン・ファイル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マクマホン・ファイルのネタバレあらすじ:起
1982年、記者のエレナ・マクマホン(アン・ハサウェイ)は、モソテの大虐殺についてサンサルバドルで現地調査を行っていました。そこには多くの死体であふれ、虐殺が行われていた証拠が残っていました。
そこでアメリカ製の銃弾を見つけ、この中南米の争いにアメリカ政府がかんでいるのではないかとエレナは疑います。しかし、それをよく思っていないものたちから襲撃に遭い、アルマ(ロージー・ペレス)とともに命からがらジェット機に乗ってアメリカへと逃げることに成功します。
マクマホン・ファイルのネタバレあらすじ:承
2年後、サンサルバドルを取材してから仕事一筋のエレナは、モソテの大虐殺について記事にしたいと奮闘していましたが、上からの圧力もあり選挙調査にまわされてしまいます。結果、エレナの取材が封印されてしまいました。エレナの努力でサンサルバドルを取材できたので諦めきれません。
そんな中、20年前に出ていってしまった父親リチャード(ウィレム・デフォー)と再会します。リチャードは責任感のなさそうな頼りないいでたちです。エレナはリチャードのせいで苦労をしましたが、その分責任感のある強い女性へと育ちました。
エレナは娘が一人おり、自分と同じような経験をさせてはいけないと思いつつ、離婚を経験し、現在は子供を寮に入れて仕事を優先しています。父親と酒を交わしながら、彼が危ない仕事をして借金を抱えていることをエレナは知ります。
マクマホン・ファイルのネタバレあらすじ:転
エレナは選挙調査を不服に思いながらも、アルマから、その仕事から中南米に対するアメリカ政府の陰謀が分かるかもしれないとのアドバイスをもらって前向きに捉えます。政府関係者のパーティーに出席した後、エレナがホテルに戻ると「首を突っ込むな」というメッセージとともに写真がベッドの上に置いてありました。差出人は不明です。
その後、リチャードが入院しているとの知らせを受け病院へ向かうと、彼は頭がおかしい人のように混乱しています。そしてリチャードはエレナにキティのところに行ってほしいと頼みます。それから、明日飛行機に乗って支払いを受け取ってきてほしいとも告げます。エレナは何のための支払いかわかりませんでしたが、確実に危ない仕事をさせられると悟ります。そして、自分の知りたかったアメリカ政府と中南米の関係が分かるかも知れないという期待も胸に抱きます。
マクマホン・ファイルの結末
エレナは出国手続きをしないまま、アメリカを飛び立ちニカラグアへと向かいます。その飛行機に積まれたのは大量の武器でした。エレナはそのための支払いをまかされたのです。しかし、約束の額の支払いはされず、エレナが担当者と金の交渉をしている間に飛行機は飛び立ってしまいました。エレナは取り残されてしまいます。エレナは雇い人からの連絡を受けて、帰りの飛行機のチケットを手配してくれるとのことでした。
翌朝、何者かからチケットが届けられましたが、それは偽パスポートでメリーズ・マイヤーという偽名が使われていました。結局エレナはアメリカに戻れず、アンディグアに滞在することになります。アルマに父親の様子を見に行ってほしいと頼みますが、アルマからリチャードの姿がないとの知らせを受けます。エレンが新聞を見ると、リチャードが死去したとの情報が載っていました。
そんな中、政府関係者のモリソン(ベン・アフレック)が手を差し出してくれます。エレナは完全に信用してしまいましたが、モリソンは黒幕で、エレンは彼に撃ち殺されてしまいます。全ての罪の主犯格としてエレナは報道され、真実はもみ消されてしまいました。
以上、映画「マクマホン・ファイル」のあらすじと結末でした。
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