映画「ニルスのふしぎな旅（実写版・前編）」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ニルスのふしぎな旅 前編の紹介：2011年ドイツ, スウェーデン映画。スウェーデンの作家であるセルマ・ラーゲルレーヴが執筆した児童文学を実写映画化したものの前編。少年ニルスはある日、妖精のトムテに出会う。トムテに自分のいたずらの後始末をさせようとしたニルスは、魔法をかけられ体が小さくなってしまう。
監督：ディルク・リゲル 出演：ユストゥス・カメラー（ニルス・ホルガション）、パウリーネ・ルヌヴィエ（オーサ・ベルグレン）、セシリア・ユング（セルマ・ラーゲルレーヴ ）、ハンス・ツィシュラー（コボル）、ほか
この解説記事には映画「ニルスのふしぎな旅（実写版・前編）」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニルスは農場に住む怠けたイタズラっ子で、唯一の友達であるオーサを除いて周りからも嫌われていました。そんなニルスはある日家の妖精であるトムテに魔法をかけられて小さい姿になってしまい、飼っているガチョウのモルテンが逃げ出そうとしたので慌てて背中を掴んだらそのままニルスはモルテンと一緒に飛んでいきました。
モルテンは途中でガンと合流しました。ガンらはラップランドを目指していました。しかしそのガンのアッカ隊長はニルスがいることに気づき、人間はごめんだと言いニルスとモルテンを追い出しました。二人は落ち込みましたが、唯一頼れるのはお互いだということもあり段々と友情が芽生え始めました。そのころニルスの両親はニルスはガチョウを追いかけて家出をしただけだと思っていました。
ニルスはどうすれば元の姿に戻れるのか悩みます。そんなニルスにアッカ隊長は、心を入れ替えなければ元には戻れないと悟し、ニルスはどうすれば良いのか考えます。そしてガンの仲間のために何ができるのかを考えることにしました。そして夜に見張りをしたり、キツネからガンたちとモルテンを守ったりすることにより少しづつガンたちに仲間として認められていきました。
そしてオーサがニルスを心配し始めます。そんなオーサの頭の上にモルテンに乗って飛んでいたニルスの靴が落ちました。そしてオーサはニルスが小さくなったことに気づきました。その頃トムテも窮地に立たされていました。人間のサイズを変えることは規則違反のため妖精の資格を剥奪されようとしていました。しかし夏の終わりまでにニルスを元に戻せば剥奪しないと言われました。その時、キツネはアッカ隊長にニルスを引き渡してくれればガンを狙わないと取引を持ち出していましたが、アッカ隊長は仲間を思って行動してくれたニルスを売ったりしないと断りました。しかしキツネは以前ニルスがガンらの居場所を教えてくれたと言い出します。それは以前ニルスがキツネに食べられそうになり命と引き換えに教えてしまったのでした。そんなニルスにガンたちは怒りました。
ニルスのふしぎな旅（実写版・後編）に続きます。
この映画の感想を投稿する