としまえんの紹介:2018年日本映画。老舗遊園地としまえんを舞台に、都市伝説の『としまえんの呪い』を実践した仲のいい女子大生5人組が、一人ずつ姿を消していくという、元NGT48の北原里英が主演したジャパニーズホラー映画です。撮影には『としまえん』が全面協力し、実際の都市伝説の噂も背景にして怖さを演出しています。
監督:高橋浩 出演者:北原里英(辻本早希)、小島藤子(香西杏樹)、浅川梨奈(横峰千秋)、松田るか(佐藤亜美)、さいとうなり(樋口かや)、小宮有紗(小林由香)ほか
映画「としまえん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「としまえん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
としまえんの予告編 動画
映画「としまえん」解説
この解説記事には映画「としまえん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画としまえんのネタバレあらすじ:起
ユッチ、チャム、アイコの3人は『としまえんの呪い』を検証する動画を実況で配信していました。『としまえんの呪い』とは『古い洋館で扉を叩くと秘密の場所に連れて行かれる』『お化け屋敷で返事をしたら秘密の場所に連れて行かれる』『鏡の部屋で秘密の鏡を見たら秘密の場所に連れて行かれる』の三つで、呪いを解くには『メリーゴーランドに乗ること』でした。
やがてユッチが洋館の扉を叩きます。「何も起こらないぞ!」と言うヨッチでしたが、やがてチャムが扉の中に引きこまれ、アイコも消えました。そしてユッチもどこかの部屋の中に引き込まれ動画は終わりました。
留学することになった大学生の早希(北原里英)は、幼馴染の由香(小宮有紗)の家の前を通りかかると、由香の両親がいます。由香は高校時代に行方不明になり、両親も引っ越ししていました。由香の母は「家が売れないから掃除に来た」と言って早希に、由香の思い出の品を渡します。
その後、同級生の杏樹(小島藤子)、千秋(浅川梨奈)、亜美(松田るか)、かや(さいとうなり)の4人がお別れ会をやってくれるカフェに行きます。そこで早希は「由香の両親に会って、色々もらっちゃった」と言って取り出すと、『としまえん』の入場券がありました。期限が明日だったことから、5人でとしまえんに行くことになります。その後5人で由香の家に向かいますが、家には誰もいません。
映画としまえんのネタバレあらすじ:承
その夜、早希は幼い頃由香と『としまえん』で遊んだ夢を見ました。翌日『としまえん』で楽しんでいた5人でしたが、亜美が『としまえんの呪い』の話をはじめます。すると千秋が3つの呪いを説明し始めます。杏樹がやってみようと言って、早希に『叩いて!』と言いました。怖がる早希の横からかやが扉を叩きます。すると従業員の老人が出てきて5人は驚きます。
怖くて泣きだした亜美を笑っていると、かやがいなくなります。そして亜美のバックの中に、血の付いた紙が入っていました。何だろうと言いながら確認せず捨てて、かやを探します。早希に、かやから電話が掛かってきます。かやは『早希助けて』と繰り返しています。
そのころ、かやは高校にいました。教室には高校時代の5人と由香がいます。再びかやから電話がかかり『お化け屋敷に来て!」と言うかやの声に、4人はお化け屋敷に向かいます。すでに営業時間は終わっていましたが、4人はお化け屋敷に入ります。進んでいくと、かやがいました。
かやは「扉を叩いちゃダメ」と何度も繰り返して言った後、飛び出します。一人だけ別の場所にいた亜美は母に電話をします。「亜美」と呼ぶ声に答えて進むと、高校の教室に着きました。そこでは高校時代の杏樹、千秋、亜美、かやが由香をのけ者にしています。亜美はお化け屋敷で返事をしたため、ここに飛ばされたのです。
映画としまえんのネタバレあらすじ:転
千秋は、かやと亜美がいなくなったことから「としまえんの呪い」をしきりに繰り返します。すると杏樹が『鏡の部屋』へ行こうと言い、早希と嫌がる千秋を連れて入ります。すると亜美がいました。杏樹は由香を見ました。そして「さっきのは由香、としまえんの呪いは本当?、なんで由香がいるの?」と言います。千秋が「由香もやったから」と言います。
それは3年前、高校時代に由香も一緒に6人で『としまえん』に行った日の事でした。ひと通りアトラクションを終えて休んでいると、杏樹が「何か面白い事ないの?」と聞きだします。千秋が「としまえんの呪い」と言ってユッチらの動画を見せました。それを見た杏樹は由香に「としまえんの呪いを、スマホで動画を撮りながらやってこい」と命令します。すると由香は洋館の扉に行って、動画を撮りながら扉を叩きました。
話し終わった千秋と杏樹が言い争いになります。その後、暗くなったため3人は逃げようとしますが、『としまえん』の周りは崖になり孤立して逃げれませんでした。千秋はこっそりスマホで呪いを解く方法を見ています。メリーゴーランドに乗ると助かるという画面を見ていると、由香に襲われました。千秋を探していた杏樹と早希が、千秋のスマホを見つけ、撮影した動画を見ていると、千秋は「メリーゴーランドに乗れば助かる」としきりに言っていました。
映画としまえんの結末
杏樹と早希はメリーゴーランドに向かいます。そして鍵を回してスイッチを入れますが、電源が入りません。園内の地図を見つけた二人は、制御盤のある機械室の場所を見つけ、向かいます。
制御盤を探していると、小さい部屋を見つけます。床には「助けて、あいつらのせい、絶対許さない」などと怨みがたくさん書かれていました。そして隅には白骨化した両親の遺体がありました。そして自分たちの映っていた写真が落ちていて、いなくなった人たちは写真の顔が歪んでいました。
そこへ由香がやって来ます。二人は逃げますが杏樹が引き込まれました。早希もドアを閉められ閉じ込められます。早希は高校時代、由香が子供時代に二人で行った写真を見せ「また一緒に行こう!」と言っていたことを思い出しました。そして落ちていた写真を見ると自分の顔が歪んでいます。
今度は自分の番だと分かった早希は、電源を入れてメリーゴーランドに乗りますが、すぐ電源が落ちます。近づいてきた由香が何か落とします。それは血の付いた幼い早希と由香がとしまえんで写した写真でした。それは亜美のバックに入れられていたものでした。
そして由香が早希の腕をつかむと、早希はとしまえんの医務室で目覚めます。管理人が「メリーゴーランドの前で倒れていたのよ」と言います。その時、早希は高校時代に来たとしまえんの事をはっきり思い出しました。杏樹に「としまえんの呪いをやれ」と言われた由香は、杏樹が助けてくれると思っていました。しかし杏樹が「やってみれば!皆が喜ぶよ」と言った事から早希に裏切られ『としまえんの呪い』を実行したのでした。そして医務室に由香がやって来ます。
以上、映画「としまえん」のあらすじと結末でした。
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