タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON’T PASS ME BY-の紹介:1987年日本映画。TVアニメ「タッチ」の劇場版3部作の完結編となります。入院した西尾監督の代理の監督として明青学園に来た柏葉英二郎は、就任早々から部員に猛練習を課します。柏葉英二郎の目的は、かつて汚名を着せられ退部させられた明青学園野球部への復讐でしたが、達也達は、その猛練習に耐えてレベルアップし、夏の甲子園予選を順調に勝ち進んでいきます。そして、昨年敗れた新田明男擁する強豪須見工との決勝戦が始まります。
監督:永丘昭典 出演:上杉達也(三ツ矢雄二)、浅倉南(日高のり子)、柏葉英二郎(田中秀幸)、新田明男(井上和彦)、柏葉英一郎(内海賢二)、原田正平(銀河万丈)、柏葉 令子(高島雅羅)
映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
タッチ3 君が通り過ぎたあとにの予告編 動画
映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」解説
この解説記事には映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
タッチ3 君が通り過ぎたあとにのネタバレあらすじ:起
浅倉南は、野球部のマネージャーに専念するため、新体操をやめることを校長に直談判しました。1人いた野球部のマネージャーがやめ、西尾監督も入院したためですが、校長は、西尾監督の代理の監督が見つかった、と言いました。
そのころ、グラウンドに1人の男がやってきました。男は、柏葉英二郎と名乗り、今日から監督となることを宣言しました。その夜、西尾を見舞いに行った達也達は、西尾から柏葉が真面目でやさしい人物と聞きましたが、実際は、部員達に容赦のない猛練習を課すなど、西尾の話とは程遠い人物像でした。
また、校長が西尾を見舞いに行ったときも達也達と同様の話を聞かされましたが、西尾は、その人物の名を柏葉英一郎と言いました。
タッチ3 君が通り過ぎたあとにのネタバレあらすじ:承
南の家でやっている喫茶店「南風」に原田がやってきて、柏葉英二郎は、明青学園野球部に在籍していた当時に暴力事件を起こし退部させられたことから、監督を引き受けたのは、当時の復讐のためではないか、と言いました。その後も柏葉英二郎のシゴキともいえる猛練習は続き、部員たちはボロボロになっていきました。
ある日、柏葉英二郎がいない時に、グラウンドに男が訪ねてきました。その男は、柏葉英一郎と名乗り、西尾が入院した事を知りませんでした。西尾が、柏葉英一郎と間違えて柏葉英二郎に代理監督を依頼したことが明白となり、南は、柏葉英二郎の明青学園野球部に対する復讐を心配しますが、達也は、南に同調しませんでした。
タッチ3 君が通り過ぎたあとにのネタバレあらすじ:転
夏の甲子園予選が始まりますが、明青学園の初戦は、控えの佐々木を先発させる柏葉英二郎の不可解な采配により、コールド負け寸前から逆転勝ちするといった薄氷の勝利でした。
ある日、明青学園に女性がやってきました。女性は、柏葉令子と名乗り、柏葉英一郎の妻で柏葉兄弟の幼馴染でしたが、令子は、柏葉英二郎は訳もなく暴力を振るう男ではない、と言いました。その後、明青学園は、猛練習の成果もあり順調に予選を勝ち進んでいました。
そんな時、柏葉英二郎に柏葉英一郎と勘違いして声をかける人達がいましたが、その人達は、明青学園野球部OBで、かつて柏葉英二郎に暴力事件の汚名を着せて野球部から追い出した張本人でした。柏葉英二郎は、そのOB達に、監督になったのは野球部に復讐をするためだ、といいました。
タッチ3 君が通り過ぎたあとにの結末
決勝戦の相手は、昨年敗れた新田明男擁する強豪須見工で、明青学園は苦戦を強いられます。リードされ敗色濃厚となった明青学園でしたが、それまで何も指示しなかった柏葉英二郎が細かく指示を出したことで同点に追いつきます。
その後、達也が、柏葉英二郎の指示を無視して新田と勝負しホームランを打たれますが、相手のエラーで追いつき延長戦に入ります。そして、明青学園がリードして迎えた10回裏、須見工は新田へ打席が回ります。先ほどホームランを打たれた達也でしたが、またも新田へ勝負を挑みます。
そして、限界を迎えた達也が放った渾身のストレートに、新田のバットが空を切って三振となったことで、明青学園は須見工に勝利し甲子園初出場を決めました。
勝利に沸くベンチから姿を消した柏葉英一郎に通路で会った南は、柏葉英一郎から「復讐は終わった」と言われました。
以上、映画「タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON’T PASS ME BY-」のあらすじと結末でした。
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