映画「ユニコーン・ストア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ユニコーン・ストアの紹介：2017年アメリカ映画。ユニコーンが大好きなアーティスト志望だったキットが、ある日突然ユニコーンのお世話をしてみないかと誘われます。彼女は世話係になるために奮闘をします。監督と主人公を務めたのが、アカデミー賞主演女優賞獲得した、ブリー・ラーソンです。
監督：ブリー・ラーソン 出演：ブリー・ラーソン（キット）、サミュエル・Ｌ・ジャクソン（セールスマン）、ママドゥ・アティエ（ヴァージル）、ジョン・キューザック（キットの母）、ブラッドリー･ウィットフォード（キットの父）、ほか
この解説記事には映画「ユニコーン・ストア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キットは絵を描くことが好きで、芸術大学に通っていましたが辞めてしまい、実家に戻ることになりました。キットは大人になった今でも、ユニコーンやキラキラしたファンシーなものが好きでした。それもあってか、両親からはハレモノを扱うように接しられていました。一日中家でテレビを見てごろごろしていると、人材派遣会社のCMが目にとまり、家族との食事会の時にやけくそになって、人材派遣会社に登録すると宣言をします。
その勢いで、子供の頃からあるおもちゃや服をしまい、翌朝、社会人らしい服装で職場へと向かいます。その姿を見て両親は大喜びでした。職場に行くと、コピー係を命じられ、副社長のゲイリーにはランチに誘われます。ゲイリーはこのまま派遣社員でいいのか？とキットに詰め寄ります。もうすぐ掃除機のプレゼンがあるから、それに参加してはどうかと提案され、キットは承諾をします。
休憩しているところに、キット宛に謎の招待状が届き、ストアという店に招待されます。仕事の帰りに行ってみると、そこにはキット好みのファンシーな内装のお店がありました。セールスマンによると、ここはユニコーンが過ごすための店であり、キットはユニコーンの世話係の候補に挙がったのだそう。世話係になるためには、ふさわしい人だと認められなければなりません。キットはユニコーンに会いたいがために頑張ることにします。
まずはユニコーンの家を作ることを命じられました。さっそく、実家の裏庭にユニコーン小屋を建てることにします。工具店に行って、ヴァージルという黒人男性に手伝ってもらうように頼み込みます。ヴァージルは大工に詳しくありませんでしたが、YouTubeを見ながら制作していきます。次に、ユニコーンのための干草を求めて、キットはヴァージルとともに出かけます。干草を手に入れたキットは、干草を赤や緑に染めていきます。ここ最近のキットの不審な行動に両親は心配し、キットと喧嘩になってしまいました。
ストアに行って、次のステップを要求すると、そんなネガティブな環境にユニコーンは連れていけないと、セールスマンに怒鳴られてしまいます。キットはユニコーンのために両親と仲直りしようとキャンプに出かけます。そこでキットはみんなの前でユニコーンを飼うと宣言をします。それによってまた、両親と喧嘩になります。お互いに言いたいことは言い切ったのか、喧嘩のあとは和やかな関係が築かれました。
その日の夜に、キットは掃除機のプレゼンのアイディアが浮かび、夢中でその準備に取り掛かります。翌日、プレゼンのために用意した派手な衣装で出勤をします。セールスマンからユニコーンが届いたとの連絡が入りました。その勢いでプレゼンに挑み、会議室をラメまみれにして、周りの人々を唖然とさせてしまいます。プレゼンは失敗に終わり、キットは仕事をやめました。
ヴァージルにユニコーンの世話係に任命されたことを説明しましたが、信じてくれませんでした、そこで、ヴァージルをストアに連れて行くと、そこはもぬけの殻になっていました。キットはヴァージルに告白されるも、信じてくれなかったので冷たい態度をとって、その場を後にします。
翌朝、ヴァージルがユニコーン小屋でキットをまっていました。その小屋にはキットの子供の頃からの作品が飾られておりキットは感動しました。すると、セールスマンから、ユニコーン到着したとの連絡がありました。ストアに行くと、本物のユニコーンがおり、キットはユニコーンに感謝を伝えます。そして、ユニコーンの世話係を辞退すると、涙を流しながらユニコーンに伝えました。ヴァージルが迎えに来てくれていて、二人は手をつなぎながらストアを後にするのでした。
以上、映画「ユニコーン・ストア」のあらすじと結末でした。
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