ホワット・ライズ・ビニースの紹介:2000年アメリカ映画。ノーマンとクレア夫妻は、子供の独立を機に、夫婦水入らずの生活を楽しむため湖畔の邸宅へ引っ越しましたが、クレアはその直後から隣人の不振な行動に不安を覚えます。でも、本当の恐怖は、自分の家の中に潜んでいたのでした。
監督:ロバート・ゼメキス 出演:ハリソン・フォード(ノーマン・スペンサー)、ミシェル・ファイファー(クレア・スペンサー)、ダイアナ・スカーウィッド、ジョー・モートン、ミランダ・オットー、ほか
映画「ホワット・ライズ・ビニース」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホワット・ライズ・ビニース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホワット・ライズ・ビニースの予告編 動画
映画「ホワット・ライズ・ビニース」解説
この解説記事には映画「ホワット・ライズ・ビニース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホワット・ライズ・ビニースのネタバレあらすじ:起
ノーマン(ハリソン・フォード)とクレア(ミシェル・ファイファー)の夫妻は、子供の独立を機に、夫婦水入らずの生活を楽しむため湖畔の邸宅へ引っ越しましたが、クレアはその直後から隣人の不審な行動に不安を覚えます。しかし、本当の恐怖は自分の家の中に潜んでいたのでした。
数学者のノーマンとその美しい妻クレアは、人もうらやむほど仲睦まじい夫婦です。クレアは、子供を連れての再婚でしたが、娘・ケイトリン(キャサリン・タウン)の大学進学により、夫婦水入らずの生活を送ることになり、新しい生活の場所に選んだのは、ノーマンの父親が遺した湖畔の邸宅でした。
ホワット・ライズ・ビニースのネタバレあらすじ:承
美しい自然に囲まれた邸宅で、チェロを弾いたり、ガーデニングに精をだしたり、新しい生活を満喫するクレア。しかし、多忙なノーマンは不在がちなため、大きな屋敷に1人残されることも多い彼女の周りに、奇妙な現象が起こり始めます。
テレビやラジオが勝手に動き出したり、バスルームに女性が写ったりと、1人でいるはずの屋敷の中に、明らかに人の気配を感じるのです。さらに、隣りの家にも怪しい様子が漂います。夜中に悲鳴や怒号が聞こえて、女性が飛び出す様子が見えたりしますが、翌日に隣人に問いただすと「何もなかった」と、ひた隠しにします。
ノーマンに何度も相談しますが、全く取り合ってくれません。クレアはその態度に何か不自然な空気を感じます。
ホワット・ライズ・ビニースのネタバレあらすじ:転
実は、ノーマンは教え子の女性・マディソン(アンバー・ヴァレッタ)と過去に関係を持っていて、別れ話を持ち出した際に、クレアに二人の関係をばらすと脅されていたのでした。そしてノーマンはマディソンを殺害して湖に沈めるという恐ろしい行動を取っていたのです。
屋敷の中におこる不思議な出来事は、クレアに自分の死の真相を知らせる為にマディソンの霊が引き起こしていたのでした。
ホワット・ライズ・ビニースの結末
問い詰めるクレアに、最初は笑って否定するノーマンでしたが、次第に問い詰められた彼は、ついに愛するクレアまで手にかけようとするのでした。
必死の抵抗も虚しく、車ごと湖に沈められそうになるクレアですが、そこにマディソンの霊があらわれ、ノーマンを湖の底に引きずり込んでいき、クレアは九死に一生を得ます。
クレアは、ノーマンのもう一つの面を知ってしまったことと彼の死、浮気相手の女性の霊に命を救われたことなど、複雑な思いを胸に抱えながら、マディソンの墓を訪れるのでした。
以上、映画「ホワット・ライズ・ビニース」のあらすじと結末でした。
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