白蛇:縁起の紹介:2019年中国, アメリカ映画。中国の4大民話である「白蛇伝」を中国とアメリカの共同製作で完成させたアニメーション作品。人間と妖怪が織り成す愛の姿を描いています。最先端の3DCGアニメーションから描かれる景色の美しさに惹きつけられます。
監督:ウォン・カホン チャオ・ジー 声優:三森すずこ(ハク)、佐久間大介(セン)、佐倉綾音(セイ)、悠木碧(宝青坊の主)、柴田秀勝(国師)、本田貴子(ジャボ)、ほか
映画「白蛇:縁起」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「白蛇:縁起」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「白蛇:縁起」解説
この解説記事には映画「白蛇:縁起」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
白蛇:縁起のネタバレあらすじ:起
白蛇のハクは長い修行の末、若い女性に変身することができるようになりました。ハクを姉のように慕うセイもまた人間に変身できました。ある日、セイから渡されたカンザシを握ると、一気に何かを思い出したのです。
それは500年前の話、蛇が国師の命令で狩られていました。ハクは国師の家に忍び込み国師を狙いますが、弟子の道士に阻まれてしまいます。道士との激しい戦いで気絶してしまったハクは記憶を失い、水に沈んでしまいます。
目覚めたハクは蛇狩りの村の老女の部屋に寝かされていることに気づきました。老女は漁師の若者がハクを助けたと言います。しばらく村に滞在したハクは、漁師をしているセンと出会います。自分を助けてくれたセンを待っていたハク、センはハクを一目見てその美しさに一目惚れしてしまいます。
白蛇:縁起のネタバレあらすじ:承
ハクもまたセンに好感を持ち始めました。そんなある日、ハクが倒れていたという場所へ、センに連れて行ってもらったハクは、ほんの少し記憶が戻ります。仙術をかけて空を飛び自然と良いムードになる二人、しかし岩場に刺さったカンザシを見つけたハクは、またもや気絶してしまうのでした。
国師の兵士に見つかってしまいますが、センが助けます。カンザシに何か秘密があるのではと考えた二人は、カンザシが作られたとされる宝青房という工房に行くことにします。
センとハクが一緒にいるところを、セイは見ていました。セイが師匠であるジャボに報告すると、3日以内にハクとカンザシを取り戻すよう命じられました。
宝青房に向かう道中で蛇の妖怪に襲われてしまいます。戦うハクでしたが、途中で下半身の変身が解けてしまい、センに正体がバレてしまいます。ハクの正体を知ってもなお、センは今までと変わらない態度でいてくれたので、ハクは安心します。
宝青房に到着した二人。ここでは若い女性が主をしていますが、彼女はキツネの妖怪が変身したものでした。主はカンザシを受け取ると、このカンザシが力を与えてくれる代わりに記憶を失うことがあると話します。主はカンザシの所有者の手がかりとして、ジャボのウロコを渡しました。
セイがハクの前に現れました。ハクの記憶がまた少し戻ります。妹分と会えたことを喜ぶハクでしたが、セイはセンを受け入れようとしません。センに攻撃を仕掛けようとしたセイを止めようとして足場を崩し、修行をした寺院に落ちたハクは、記憶を完全に取り戻します。
白蛇:縁起のネタバレあらすじ:転
自らの運命を思い出したハク、センはそれすらも受け入れてくれました。ハクはセンとキスをして、やがて結ばれます。
一旦セイの元に戻ったハク、また戻ると言ってハグをしてわかれます。セイはハクの気持ちを取り戻そうと必死でした。ジャボに3日以内にハクを連れ戻さないと命を落とす術をかけられていたのです。
一方で、センは宝青房に再び向かっていました。主にハクと一緒にいる方法を聞き、それが妖怪になること、そのために人間の生気が必要だということを聞きます。センはハクといたいため、契約を結びました。
目覚めたセンは妖怪になっていました。喜んだセンは帰りますが、村が蛇に襲われていることを知ります。襲っていたのは蛇になったハクでした。ハクはセンが妖怪になったのを見て驚き、去っていきます。セイもセンにハクの容姿だけに惹かれてるのだと話し、去っていきます。
白蛇:縁起の結末
村に国師がやってきました。国師は妖怪になったセンを捕らえようとしますが、センは自分なら蛇をどうにかできると伝えると、解放されます。センがハクとセイを説得していると、国師がやってきます。ハクとセイの力を奪おうと襲いかかってきました。
やがてセイがカンザシで国師を刺し、ジャボが国師の力を奪うと、今度はジャボがカンザシの使い道を誤ったとセイを責めはじめました。ハクはジャボと戦うことになります。
村が蛇に襲われていました。センは村人を守り蛇と戦います。しかし、センはハクを守ろうとした際に受けた傷が致命傷となり、亡くなってしまいました。ショックを受けたハク、カンザシを使い魂を引き戻そうとしますが、もうどうにも出来ませんでした。
500年後、カンザシを手にして記憶を取り戻したハクはセイに、500年たった今もセンを思い続けていると話します。ハクは、輪廻転生して生まれ変わったセンを探すのだと話します。
とある人間の村で、落としたカンザシを拾ったのがセンの生まれ変わりでした。見覚えがあり「どこかでお会いしませんでしたか?」と話す生まれ変わりの男に、ハクは「少し長くなりますが…」と語り始めるのでした。
以上、映画「白蛇:縁起」のあらすじと結末でした。
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