ワウンズ: 呪われたメッセージの紹介:2019年イギリス映画。バーテンダーとして働くウィルは、バーで常連同士の喧嘩が始まりどうにか収めた後、片付け中に黄色いカバーのスマホを拾います。これは大学生風の若者グループがケンカを撮影していたものでした。スマホの中にはスナッフめいた画像や動画がたくさんあり、ギャレットという名からメッセージが頻繁に届いていました。恋人キャリーの警察に届けてという言葉をウィルが無視してスマホを持っていると、ウィルの身の回りに不穏な出来事が次々起こりはじめ…。NETFLIX配信の心理を揺さぶるホラー映画です。衝撃的なラストを迎えることから評価が分かれる作品です。
監督:ババク・アンバリ 出演者:アーミー・ハマー(ウィル)、ダコタ・ジョンソン(キャリー)、サジ・ビーツ(アリシア)、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ(エリック)、カール・グルスマン( ジェフリー)ほか
映画「ワウンズ: 呪われたメッセージ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワウンズ: 呪われたメッセージ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワウンズ: 呪われたメッセージの予告編 動画
映画「ワウンズ: 呪われたメッセージ」解説
この解説記事には映画「ワウンズ: 呪われたメッセージ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワウンズ: 呪われたメッセージのネタバレあらすじ:起
田舎町のバーでバーテンダーをするウィル(アーミー・ハマー)。今日も常連のアリシア(サジ・ビーツ)が彼氏のジェフリー(カール・グルスマン)と来ています。大学生らしきグループが入って来て年齢確認をするウィルは、グループに酒を出します。少しして入ってきたエリック(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)が、店内で喧嘩を始めます。エリックは倒され、顔を何度も殴られました。
この様子を若者グループが動画に収めていました。ジェフリーらが止めに入り、その場は収めます。後片付けをするウィルは、若者が落とした黄色のカバーのスマホを見つけます。ウィルはスマホをポケットに入れて自宅に戻りました。ギャレットという名から頻繁にメッセージの入るスマホのロックを、表面の汚れ具合から読み解いて解除し、「落とした携帯を拾っている」とメッセージを送ります。
ウィルは大学生のキャリー(ダコタ・ジョンソン)と同棲中で、翌朝、昨夜の出来事をキャリーに話します。キャリーは「スマホを警察に届けた方がいい」と言います。キャリーを大学まで送ったウィルは、店に立ち寄ってオーナーのロジーに「スマホを探しに誰か来なかったか?」と聞きますが、ロジーは「来ない」と言いました。
ウィルはエリックの様子を見に行きます。エリックの頬が裂け、口の中が見えていました。「病院に行け」と言うウィルに、「大丈夫だ」とエリックが答えます。このころウィルをつけまわす黒い車がありました。
ワウンズ: 呪われたメッセージのネタバレあらすじ:承
ウィルが自宅でゲームをしていると、ギャレットから黄色いスマホに、エリックの傷を心配するメッセージが届きます。こっちの問いかけには何も答えないギャレットに対し、ウィルは「失せろ」と返事を返します。
その後、スマホの中身が気になったウィルがアルバムを見ると、殺された人の死体や、生首が映った動画がありました。色々見ているとキャリーが帰って来ます。キャリーは「警察に届けてないの!」と責め立て、画像や動画を見ます。そして「そのギャレットに電話すれば」と言うと、ウィルは電話をかけます。
電話の向こうから異様な音が聞こえ、ウィルは苦しみました。ウィルが「警察のドゥエルに届ける」と言って車に乗りこみ、走り出します。途中でギャレットから「電話ありがとう、後ろにいる」というメッセージが来ます。
後ろに黒い車がいるのを見て驚いたウィルは、気が動転しスマホを外に投げ捨てます。その後、落ち着きスマホを探しますが見つからず、スマホ無しで警察署に行きドウエルに状況を話しました。しかし証拠品のスマホがない為、警察側は事情を聴いただけで終わります。
ワウンズ: 呪われたメッセージのネタバレあらすじ:転
店に出たウィルは、「ジェフリーと距離を置いているから一人で来た」と言うアリシアを誘い、店が終わった後、遊びます。そしてアリシアの体を求めました。しかしアリシアは抵抗し「私にはジェフリーがいる、あなたにもキャリーがいる」と言って許しませんでした。アリシアを自宅に送った際、ウィルは「キャリーは僕を愛していない」と言います。
翌日、店で働いていても気持ちの落ち着かないウィル、するとスマホに何かの画像が送られてきます。ウィルは自宅に戻りました。キャリーはパソコンの前で異様な画面を見ていました。「君が送ったの?」と聞くウィルに、キャリーが「私じゃない」と言ったものの、様子がおかしいと感じます。
翌日、キャリーが大学へ行っている間に、キャリーの執筆文を読みながら気になる言葉を調べ、ギャレットという名前との関係性を見ていきます。すると『傷の翻訳者』という言葉から『グノーシスの生贄』にたどり着きます。しかしウィルにはこの意味がよくわかりませんでした。
ワウンズ: 呪われたメッセージの結末
翌日、アリシアとジェフリーが店に来ます。ジェフリーは出来事をアリシアから聞いたようで、ウィルに突っかかってきます。ビール瓶を割って出て行った二人の後片付けをするウィルのスマホに、キャリーを覗く画像が送られてきました。
急いで帰ったウィルは「誰かいたのか?」とキャリーに聞くと「知らない」と言います。その時、ウィルに非通知で電話がかかり、出るとあの異様な音が聞こえます。するとキャリーが倒れたため、風呂に入れたあと寝かしつけます。
翌朝、ウィルはキャリーに別れ話をします。キャリーがすんなり受け入れると、ウィルは激怒しました。そしてアリシアにも無視され、荒れるウィルは店に行ってもオーナーのロジーに暴言を吐き、バーを辞めました。
ウィルはエリックの部屋に向かいます。部屋中ハエとゴキブリだらけの中、エリックはベッドで寝ていました。「大丈夫だ」と言ったエリックでしたが、突然「出て聞け」と怒鳴りはじめます。そして黄色いスマホをエリックの部屋から見つけます。
スマホにギャレットから電話がかかった時、エリックは「奴らに脅されている」と言って苦しむのでした。
以上、映画「ワウンズ: 呪われたメッセージ」のあらすじと結末でした。
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