映画X-MEN2のネタバレあらすじ紹介:2003年アメリカ映画。人気シリーズX-MEN2作目の映画。新しいミュータントの出現に、記憶を取り戻せなかったウルヴァリン、そしてミュータント全抹殺をもくろむ者が現れたりと盛沢山の第二弾です。様々なミュータントの能力も見所の作品です。
監督:ブライアン・シンガー 出演:パトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX)、ヒュー・ジャックマン(ローガン / ウルヴァリン)、アンナ・パキン(マリー・ダンキャント / ローグ)、ファムケ・ヤンセン(ジーン・グレイ)、ジェームズ・マースデン(スコット・サマーズ / サイクロップス)、ハル・ベリー(オロロ・マンロー / ストーム)、イアン・マッケラン(エリック・レーンシャー / マグニートー)、ショーン・アシュモア(ボビー・ドレイク / アイスマン)、アーロン・スタンフォード / ジョン・アラダイス(パイロ)、レベッカ・ローミン=ステイモス / レイブン・ダークホルム(ミスティーク)ほか
映画「X-MEN2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「X-MEN2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画X-MEN2(エックスメン2)の予告動画
映画「X-MEN2」解説
この解説記事には映画「X-MEN2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
X-MEN2のネタバレあらすじ:起
ある日瞬間移動の能力を持つミュータントがホワイトハウスを襲撃する事件が発生する。それを知ったプロフェッサーXはジーンとストームに彼の保護を任命する。その頃アメリカのミュータント対策本部では顧問のストライカーを呼び出し、プロフェッサーXの学園を襲撃する計画を立てていた。金属を操るマグニートはプラスチック製の特殊牢に入れられていた。面会に訪れたプロフェッサーX、サイクロップスと、ストライカーが偶然出会い、ストライカーは自分の秘書に彼らを襲撃させ、護衛と二人を拘束する。そしてマグニートにミュータント抹殺の計画を伝える。
X-MEN2のネタバレあらすじ:承
学園にはアルカリ湖で情報が得られなかったウルヴァリンが帰還していた。再会を祝うのもつかの間、出掛けるストームたちに子守を頼まれる。しかしその夜ストライカーの襲撃にあう。裏道を使い逃げ出す子供達、ウルヴァリンもローグ、アイスマン、パウロの4人で逃げ出したが数人の子供が捕まってしまった。行き先に戸惑う四人だったが、ストーム達の行き先であり、アイスマンの実家があるマンハッタンへと向かう事にする。同じ頃、マグニートはミスティークの協力を得て、見事脱獄に成功する。
X-MEN2のネタバレあらすじ:転
アイスマンの実家でやっとストーム達と連絡が取れたウルヴァリンだったが、ミュー単であることが知れて、警察沙汰になり、助けを求める。到着したストーム達には瞬間移動能力者が同乗していた。一度学園に戻ろうとした一同だったが、飛行機から警告、そしてミサイルを放たれてしまう。1個はジーンの念動力で回避できたものの被爆、落下する期待を受けたのはマグニートだった。そこで一同はマグニートからストライカーの陰謀を聞く。ストライカー打倒で団結した一同は彼が本拠地としているアルカリ湖を目指す。
X-MEN2の結末
ストライカーの計画とは幻覚を見せるミュータントを利用し、プロフェッサーXを操り、自身が作った「セレブロ」で全ミュータントを絶滅させることだった。アルカリ湖で子供たちを救出し、セレブロを止めることが出来たストーム達。そして自身の過去にストライカーが関連している事を知ったウルヴァリンは彼を問い詰めたたが、その時ダムが崩壊し、脱出を余儀なくされた。何とか飛行機まで辿り着いた一同だが、エンジンがかからず、危機にさらされた。その時ジーンが一人外に残り、強力な能力を発揮し、飛行機を浮遊させ、そのまま濁流に飲まれてしまった。そいてジーンは行方不明となる。同じ頃、マグニートの考えに賛同していたパウロは、彼と共に行動する事を決意する。
以上、映画XMEN2のあらすじと結末でした。
X-MEN(エックスメン)シリーズのあらすじ
X-MEN 旧シリーズ
X-MEN(X-メン)(2000年)
X-MEN2(2003年)
X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年)
X-MEN 新シリーズ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年)
X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)
X-MEN:アポカリプス(2016年)
X-MEN:ダークフェニックス(2019年)
X-MEN スピンオフシリーズ
ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年)
ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)
デッドプール(2016年)
LOGAN/ローガン(2017年)
デッドプール2(2018年)
X-MEN2はX-MEN1作目に続いておもしろかった。ジーンがウルヴァリンにころっと寝返ったりしなかった所が良い。ちゃんとサイクロップス一筋だった彼女には好感が持てる。人種差別についてちょっと考えさせられる部分もある。この映画X-MEN2でいうミュータントは、結局白人にとっての黒人だったり、ドイツ人にとってのユダヤ人だったり、果ては健常者にとっての障害者(この呼称は好まないがあえて)だったりするのだろう。人類が一番苦手なことは共存するという事だ(=だから異端とする者を排除しようとして戦争が起こる)という台詞が印象的だった。まぁ、かと言ってX-MEN2が変に説教くさい映画になっていないところが良い。ここは娯楽映画として割り切って作ったのが正解だろう。ただ、ミスティークについて少々謎が多い。なぜX-MEN1作目の終わりでウルヴァリンは彼女にとどめを刺さなかったのか?今回ジーンの姿に変身してウルヴァリンを誘惑したのは何故か?X-MEN1作目で殺されかけた復讐? それとも逆にとどめを刺さなかった彼に恋心を抱いたとか?X-MEN3で明かされたりするならかなり秀逸な伏線だが・・・その線は無さそうな気も。今回X-MEN2ではマグニートーと一時的に手を組む形になるわけだが、それがまた意外でおもしろかった。最終的にはまたX-MEN3で敵対していく形になるんだろうけど、こういう運びは単なる悪党として彼らを描くのではなく、人間味があって良い。そしてやはり、相変わらずウルヴァリンは素敵。