ゾンビの紹介:1978年アメリカ,イタリア映画。突然降り注いだ宇宙からの怪光線によって死者たちが蘇り、生きた人間の生き血を求めて動き出す。無駄な争いを続ける生存者たちに希望はあるのだろうか。
監督 :ジョージ・A・ロメロ 出演:スティーブン(デビッド・エムゲ)、フラン(ゲイラン・ロス)、ロジャー(スコット・H・ラインガー)、ピーター(ケン・フォリー)、暴走族のリーダー(トム・サヴィーニ)ほか
映画「ゾンビ(1978年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゾンビ(1978年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゾンビの予告編 動画
映画「ゾンビ(1978年)」解説
この解説記事には映画「ゾンビ(1978年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゾンビのネタバレあらすじ1
突然、死者が蘇り生きた人間に襲い掛かる事態が発生します。フランが努めるテレビ局では無駄な議論の様子が放送され続けています。そこへ彼女の同僚で恋人のスティーブンが現れ、彼はこのままここにいては助かる道はない、ヘリで逃げようと持ち掛けます。フランは迷いますがもうすぐ放送は終わりだとつげる一人のカメラマンの言葉を聞き、スティーブンについていくことを決めます。一方、スティーブンはSWAT隊員の友人、ロジャーにも同じ話をしていました。
ゾンビのネタバレあらすじ2
その頃ロジャーはあるアパートで立て篭もりしている犯人の現場に派遣されていました。そのアパートでも死者が例外なく死者が蘇り、事態は収拾がつかなくなっていました。その様を見てロジャーはスティーブンの誘いを受けることを決断、そのことを隊員仲間のピーターにも話しました。かくして4人はヘリで死者の溢れる町を脱出します。しかし、どこに行っても状況は同様です。地上では自警団が結成され死者たちと戦っていましたが、とても勝ち目がありません。4人はヘリの中でこのまま飛び続けているわけにはいかない、食料や寝床も必要だと少しずつ焦りが見えています。
ゾンビのネタバレあらすじ3
そんな中、あるショッピングモールが目に飛び込んできます。当面の食料は確保できる、そう考えた4人は店内に死者を追い出す作戦を決行します。何とかそれは成功しましたが、その際にロジャーが死者に噛まれてしまい日に日に弱っていきます。ロジャーは死の間際、自分は決して蘇ることはない、そうならないよう努力する、そう言い残します。しかし、それもむなしくロジャーは蘇り、ピーターは悲しみをこらえて銃の引き金を引きます。その後、しばらくは平穏な日々を送る3人ですが、当然助けが来るわけでもなく、またテレビ放送もストップしてしまい、外の様子はわからなくなっていました。
ゾンビのネタバレあらすじ4
そんなある日、とある暴走族にモールにいることが知られてしまいます。彼らは塞いでいた入り口をやぶり、モール内に入ると略奪の限りを尽くします。しかし、彼らもまた死者たちの襲撃を受け、あるものは喰われ、残った者はモールから去っていきます。そんな中、彼らを追い払うべく戦っていたスティーブンが銃弾を受け、エレベーター内に閉じ込められてしまいます。そこへ大量の死者が押し寄せ、ついにスティーブンも歩く死者となってしまいます。スティーブンは生前の記憶からか死者たちを連れてピーターたちの隠れている部屋へとやってきます。
ゾンビの結末
部屋にやってきたスティーブンを一撃で仕留めたピーターはフランにヘリで逃げろと支持し、自身は自決しようとしています。と次の瞬間ピーターの中に生きようとする意志が湧いてきます。既にヘリを準備していたフランのところに間一髪間に合い、二人は飛び去って行きます。燃料の残りはあと僅かではあったが、ピーターは何とかなるさと淡い希望を口にします。その後、モール内は何の目的もなくただふらふらと彷徨い続ける死者たちが溢れかえる世界へと戻っていくのでありました。
以上、映画「ゾンビ」のあらすじと結末でした。
宇宙からの光線によって死者が蘇り生きた人間の肉を喰らおうとする。4人の男女(男3人女1人)なんとかゾンビから逃れショッピングモールにたてこもるのだが…彼らは生き残ることができるのか。筆者が幼少時代にTV放映されたものをビデオに録画し繰り返し観た記憶がある。
その当時はホラー映画とは認識せずどちらかといえばアクション映画を観る感覚で接していたようだ。何故かといえばその4人の男女がゾンビを銃などで撃ち殺すシーンが印象に残っていたからだ。