映画「アイス・エイジ3」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アイス・エイジ3 ティラノのおとしものの紹介：2009年アメリカ映画。「アイス・エイジ」シリーズの第3作品目に当たる本作は、3Dデジタル技術を新たに取り入れ、前作の「アイス・エイジ2」を超える興行収入を叩き出した。マニーとエリーとの間に出来た子供や、ティラノサウルスの家族を通して、子供が生まれることの素晴らしさや、子供を守る母親の強さを描写しており、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメント性の高い作品に仕上がっている。
監督：カルロス・サルダーニャ 声の出演：レイ・ロマーノ/山寺宏一(マニー)、ジョン・レグイザモ/太田光(シド)、デニス・リアリー/竹中直人(ディエゴ)、クイーン・ラティファ/豊口めぐみ(エリー)、サイモン・ペグ/岩崎ひろし(バック) ほか
この解説記事には映画「アイス・エイジ3」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マリー(声：レイ・ロマーノ/山寺宏一)は、エリー(声：クイーン・ラティファ/豊口めぐみ)のお腹の中にいる子供が生まれてくることが楽しみで仕方ありません。そんなマニーは、生まれてくる子供のために遊び場を作ります。一方、ディエゴ(声：デニス・リアリー/竹中直人)は獲物を追いかける能力が落ちていることを自覚し、群れを離れることを決意します。ある時、シド(声：ジョン・レグイザモ/太田光)は地下の氷に落ち、そこでティラノサウルスの卵を見つけます。置き去りになった3つの卵を見て、彼らの親になろうと決めたシドは卵を地上へ運び出します。
次の日、シドが目を覚ますと、卵から3頭の子供が孵っていました。シドは喜び子供たちと遊びますが、マニーが作った遊び場を誤って開けてしまい、ティラノと群れの子供たちはそこで遊び始めます。しかし、ティラノたちは群れの子供を食べようとし、更に遊び場をめちゃくちゃにしてしまったことでマニーの激しい怒りを買います。その時、子供たちを探していたティラノサウルスの母親が現れ、子供たちとシドを家に連れて行ってしまいます。マニーたちはシドを助けるために、ティラノの後を追いかけます。
マニーたちは、地下に広がる恐竜たちの楽園にたどり着き、そこでイタチのバック(声：サイモン・ペグ/岩崎ひろし)と出会い、案内役が必要だと考えた一行は、バックと共に行動します。一方のシドは、ティラノの母親に食べられそうになりますが、子供たちが反対したことで難を逃れ、次第に母親の優しさにも気付くのでした。エリーは旅の途中で産気づきますが、その場所は小型の肉色恐竜の住処でした。マニーはディエゴと力を合わせて恐竜からエリーを守り、そして彼女は元気な女の子を出産します。マニーとエリーは生まれた子供に、2匹の間の合言葉である「ピーチ」と名付けるのでした。ティラノたちとはぐれてしまったシドは、恐竜たちが恐れ、バックの永遠のライバルである超大型恐竜のルーディーに襲われ、溶岩の滝に落ちそうになってしまいます。もうダメかと思ったその時、翼竜に乗ったバックとフクロネズミの兄弟に間一髪で助けられ、シドはマニーたちとの再会を果たします。
地上へ帰ろうとする一行ですが、そこにルーディーが現れます。バックは自らおとりになり、マニーたちを逃がそうとしますが、マニー、ディエゴ、シドの3匹はバックを助けに向かいます。奮闘する中でシドはルーディーに食べられそうになってしまいますが、そこへティラノたちがやって来てシドを救い、ルーディーを退治します。シドは、ティラノの母親に礼を言い、子供たちと別れを告げるのでした。バックはマニーたちに地上で共に暮らそうと誘われますが、ルーディーが生きていることを知ったことで失った生きがいを再び取り戻し、地下の世界に残ります。ディエゴは群れを離れることをやめ、ピーチの子守をすることになり、地下の世界ではバックが見事にルーディーを乗りこなしているのでした。
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